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【育児日記】娘のために手作りエプロンを作った話

ただいま絶賛子育て中です。2歳児と4歳児が家にいます。お姉ちゃんは幼稚園に行っていますが、妹は保育園に行っていないので一日中私と一緒にいます。そんな中、寝かしつけ後にミシンでエプロンを作ることになりました。

幼稚園でエプロンと三角巾を用意してくださいと連絡が来ました。レストランごっこ遊びに必要ということで、せっかくだから作ろうかな、それとも可愛いのを買おうかな、と迷っていました。作るならどんなのがあるだろうとiPadでスカート風のエプロンの作り方を見ているとお姉ちゃんが

「これかわいい!うちにクッキーのぬのあったから、あれがいい!」

と横からやってきました。そして以前見せたクッキー柄の布の事を覚えていることに驚きました。夏休みにみんなで遊びに行ったことは忘れていたのに。(3か月前の事)

まあエプロンぐらい簡単にできるしね!と作ってあげると約束して、作り方を調べ、大体のスケジュールを考えます。使うのは木曜日で今は土曜日。5日あるなら楽勝でしょう。

土曜日
必要な布があるのを確かめる。

日曜日
夫が娘たちと買い物に行っている間にチラシをつかって型紙を作る

月曜日
寝かしつけ後に裁断をする。マジックテープがないことに気づきやる気を失う。

火曜日
午前中マジックテープを買いに行き、夜に作業しようとするも寝かしつけ寝落ち

水曜日
朝起きてお姉ちゃんが「おかあさん、エプロンできた?」と聞いてきました。エプロン用に布を切ったものが部屋の隅にそっと置かれていたのを見つけたようです。そりゃ気になるよね、なにせ明日使うのに裁断された布のままですから。

5日あるから楽勝と思っていた自分、体力が尽きて寝落ちする可能性とぎりぎりにならないとやる気が出ないことをすっかり忘れてスケジュールを立てていました。
「お姉ちゃんが幼稚園に行っている間に作っておくね!」
「わかった!」
そう言ってお姉ちゃんを送り出し、急いでミシンとアイロンを持ってきます。その間に妹には
「今日は特別に朝から動画を見てもいいです」
と言ってテレビでYouTubeを見てもらうことにしました。
「ぺんぺんみゆ!」
妹は最近お気に入りのペンギン動画が見れることにうっきうきです。

作り方は大体頭に入っていたのでひたすら縫う。
しかし裁断を適当にやってしまったので、縫うときにずれる。それが気に食わず直す。裁縫は事前の準備が8割、縫うのは2割と言います。下準備をきちんとやっておかないとかえって手間がかかるという事です。知っていたのに「縫いながら調整するからまあ行けるでしょ」と浅はかな考えで進めてしまい何度もやっている失敗です。今回は何とか頑張って仕上げます。

エプロンのスカート部分にギャザーを寄せる。ギャザーを寄せたものをウエストベルトに縫い付ける。布合わせがずれて、スカートとウエストベルトの間に穴が開いている部分を見つける…。
ギャザー寄せるときは印付けと細かい待ち針をしておいたほうがいいです。知ってます。これも何度もやっている失敗です。

きちんと裁断、印付けしてきっちり縫えた時は「私、売れるもの作れるかも!」と満足感が得られるのでおすすめです。きっちり縫えなくても完成したことによる達成感が得られるので頑張ります。

首のリボンにマジックテープを付ける。なぜか首のところにオス型とオス型を付ける。焦るときこそ付ける前にちゃんとくっつくか確認するべきです。そして在庫が無いと思ってたマジックテープ、待ち針や裁ちばさみを入れているチャック付きビニール袋の中にあったとその時気が付きました。
透明な袋で中身が見やすいし、その中のものは何度も出し入れしているのになぜ今になって気づくのか。よくある話です。


奮闘している間、妹は動画を見るのに飽きたのかおもちゃ箱からブロックやパズルを出して車を作り
「いおんにいってきまーしゅ。きりんさんもいっしょにいおんにいこ?」
と一人遊びをしてくれていました。途中おもちゃを持ってきて「おかあしゃん!これとれない!」とか「おかあしゃん!くるまできた!」と話しかけてくる時には対応し、一人遊び上手な妹に感謝して作業を進めました。

ありがたい。けどすごい罪悪感。一緒にいるのにテレビ見せて放置してる専業主婦、という状態が育児放棄と同じなのでは…と勝手に自分を悪者にしていましたがそんなことより今はエプロンを作るのです。終わった後はたっぷり一緒に遊びました。

エプロンと三角巾のほうは無駄な縫い直しもありましたが何とかお昼前には完成しました。これで約束は守られました!そして出来上がった嬉しさにそこにいた妹に着てもらいました。

かわいい。ぶかぶかだけどかわいい。自画自賛。そして親バカ。

お姉ちゃんが幼稚園から帰ってきて
「エプロンできた!?」
と言ったので完成したエプロンを見せると
「かわいいー!!!」
すごく喜んでもらえました。頑張ったかいがありました!

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早速着るというので自分で着れるようにアドバイスをしました。
「まずウエスト部分は前で止めよう。それをぐるっと後ろに持っていってから首の部分を止める。まあ出来なかったら先生にお願いすればいいよ!」
雑な説明でしたが、実際にやりながら教えてみると切れるようになりました。幼稚園児が自分で着れるように考えながら作るのも大事ですね。

スカートタイプが嬉しいのか、エプロンを付けたままくるくる回っていました。かわいい。
お姉ちゃんはドレスが好きで、ひらひらふわふわのスカートが好きです。
年長まで着れるようにちょっと大きめに作りました。頼む、着てください。
そして妹にはお姉ちゃんが2歳の時に作ったエプロンを付けました。スカートタイプではない普通のエプロンですが喜んでくれました。かわいい。

ただ妹の三角巾を作っていなかったので妹からの
「ぼうしがない!ぼうしかぶる!」
と抗議の声。仕方がないのでエプロンを入れようと思っていた巾着袋をそっとかぶせました。納得してもらえました。

そのままエプロンを付けたままおままごとを始めた二人。
シェフは二人、お客さんは母一人のレストラン。次から次へとやってくる食事に「もぐもぐおいしー!」を連発する母。

満足してもらえたようでよかったです。

そして縫物をするときは型紙、裁断、印付けが綺麗にできたらきれいに仕上がります!事前の準備ができればほぼできたようなものです!次回こそは丁寧な準備をして挑みたいと思います。


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