体から発信される「NGサイン」に気づくこと
ありったけの休みのため貯めこんでしまっていた読書がすこぶる進む。
普段働きすぎているからこんなに時間あって大丈夫か不安になる。
斎藤暁子さんの「HSCを守りたい」を読み始めた。
昨年クラウドファンディングで支援して届くもすべては読めていなかった。
HSPは聞いたことあるがある人もいるだろうが、HSCとはなんだろう。
本文32ページを引用すると、
HSC(Highly Sensitive Child)とは、生まれつきの繊細さや感覚の鋭さ、慎重さを持つ『とても感受性の高い”子供”』のことです。
『とても感受性の高い”人または大人”』のことはHSP(Highly Sensitive Person)と言い、いずれもアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士によって提唱された概念です。
内容はHSCの特徴から始まり、実際の事例や専門家との対談を通して、HSCならではの子育てに困っている保護者の向けたヒント集になっている。自信はHSPに該当する場合も生き方の発見があると思う。
人よりも敏感なHSCは学校という場になじみづらい(大人数が苦手、外的な刺激に敏感)ゆえに不登校になるケースもあるそう。
そこでの親の対応として、本人は行きたいと言っているけれど、体の調子が悪くなるケースの判断について、「NGサイン」を見逃さないようにして判断しましょうという内容があった。それに気づいたうえで、行く行かないの境界を判断する。
この何かがきっかけの「NGサイン」。
知っていると結構役に立つ。
自分の場合は大人数の前にしての発表やクレームの対応など、プレッシャーがかかるときに必ず腹痛がやってくる。ちょっと前までは、毎回忙しいタイミングでお腹が痛くなるなーなんてトイレに籠っていた。それは偶然ではなかったようだ。
これが分かってからは、いくつか対策を取るようにした。
・緊張が予想される前には「トレイタイム」を数分確保する
・ドキドキを緩和するために、準備を万全にしておく
・やり終わった後に休息(できれば一人)の時間を作る
相変わらずお腹の痛さは健在だが、これはサインと”知っている”だけで安心につながったりするんだ。実はね。「また来やがったなコイツめ~」なんて旧知の仲のように付き合っていける。
本の事例に書いてあったけど30歳になってそんなサインに気づく人もいるらしい。
照らし合わせたようなタイミングでやってくる体の不調はないかな?
もしからしたらそれは体は発している「NGサイン」かもしれないよ。
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