バズるとは

SNS社会になった昨今で、「バズる」という単語をよく耳にするようになりました。
いわゆるバズったもの、人、音楽などはメディアで取り上げられることが増えたり、ネット上で話題になり、一見とてもいいことのように思えます。
そんな中果たしてバズるってそんなにいいものなのかと疑問を持ち始めてきています。厳密に言えば、バズることに固執する必要ってあるのかな〜ということです。

最近Twitterで「エビ中ってダンスが難しすぎるとおもう。もう少しシンプルにしないと踊れないんじゃないか」といったような意見を目にしました。
「バズる」という事を思うと確かにそうかもしれませんが、そこに焦点を合わすことで強みが消える部分もあると思います。

当初エビ中は「キレの無いダンスと不安定な歌唱力」をキャッチフレーズに活動していましたが、今はその真逆だと思います。
歌唱力に目が向けられがちですがダンスも十分なエビ中の強みであると考えます。
エビ中の凄さ、強みはそこだと思うのに「バズる」ことを優先することでエビ中の核になる部分が失われるのは勿体ないことだと考えます。
ファンはメディアの露出が増えてほしいと願っている人が大半でしょう。だから、バズって人気が出て欲しいと思う気持ちも分かります。
しかし、バズったからといって急激にテレビの露出が増えるかと言われると一概にもそうではないように思います。

TikTokなどで人気に火が着いた場合、いわゆるZ世代の目に留まることは多いですが、有名な音楽番組などに繋がるかと言われると、そうではない場合が多いように感じます。(もちろん繋がる場合もありますが)SNSなどで曲を耳にすることはあっても、テレビでのパフォーマンスに繋がるかと言われるとそうでないのが現状だと思います。
また、バズる楽曲はこれから出す曲とは限りません。昔の曲が評価されてバズることもあります(個人的にはこのパターンの方がテレビ等の露出は増えているように感じています)。

いつどこで人気に火がつくかは分かりませんし、バズったからといって色々な世代の人達に届くとも限りません。
であるならばグループが1番やりたい形で勝負している方がグループからしてもファンからしても得であるように思います。
キャッチーさなども大切ですが、結局らグループの魅力、強みを見てもらうことがいちばんバズることの近道であるように感じます。

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