転勤族の妻になるということ
市民権を得ているのかは定かではないが、実際に存在するのが「転勤族」だ。
またその転勤族が男性で結婚していたら「転勤族の妻」が存在する。
私自身も全国転勤が前提の仕事をしていた。
小学校の同窓会へ行けば、子供の頃私を泣かせた男子よりもはるかに良い年収をもらっていることが分かり、下克上を果たした気分になった。
毎年1〜2回は海外旅行へ行き、2ヶ月に1回は国内旅行へ行く。
そんな生活に満足していたし、自己肯定感が低い私は、同世代と比べて人一倍お金を稼ぐことで自分を認めることができ