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燃油サーチャージが安くなる!その背景と今後の展望、eBayへの影響は?

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松方弘子・マンガ「働きマン」の主人公
クールジャパン個人貿易学院 eBay学科
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燃油サーチャージが、安くなってきています。

2022年夏ころには、運賃に対して40%近くまで

上昇していたクーリエ各社の燃油サーチャージですが

ここ半年の推移をみると、下落基調に入り、

現時点ではみると、下記の通り

DHL
 2023年5月 28.25%
 2023年6月 25.75%(予定)

Fedex
 2023年5月 24.5%

下落の方向性に入っており
eBayセラー始め、越境EC業界では

ほっと一息できるところでしょうか。

この背景には、原油価格の
下落傾向があります。

原油価格(ブレント)の推移をみると

2022年6月の120ドルをピークに
2023年5月時点で78ドル近辺まで下落しています。


(グラフは新電力ネットから引用)

上記のグラフの通り、過去の推移をみると
まだまだ下落の余地はありそうですが

それを阻もうとする勢力も存在します。

産油国各社は、2023年5月以降の減産を発表し

原油価格下落を食い止めようとしています。

需要側は下落を期待しますが
供給側である産油国は、それを阻もうとしているわけです。

今後の展開に注目したいところです。


今回は、越境ECでのコストの1つとなる
燃油サーチャージの観点から

原油価格を取り上げましたが

原油価格は、燃油サーチャージだけでなく
光熱費や、原材料価格を通じて

全体としての物価水準への影響があります。

現在日銀が継続している金融緩和も
物価のコントロールが目的ですし

その派生的な影響として円安が
続いています。

こうしてみると

原油価格が、越境ECに与える影響は
直接・間接に大きなものがありますね。

今後も注目していきたいと思います。
どうかお楽しみに!

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