横国お笑いサークルわかば夏合宿2024
このサークルに入った理由
なんとなく2020年の高3の時にお笑いサークルに入りたいなと思ったのが全ての始まりである。コロナで最後の高校生活全てが台無しになり、最後の体育祭が60年ぶりぐらいに中止になり、本当にイベントも行事も何もなくてなんでこの学校にいるのかもよくわからない時期だった。そしてあんま勉強しなかったので、浪人することになる。2021年も最悪な毎日で、どこか頭の片隅に「大学落ちたら、親になんて言えばわからないだろうな」という考えがあり、常に休まらない日々だった。全然楽しいことがなくてなんで生きてるのかがわからなくてもうあの生活に2度と戻りたくないと思っている。今めちゃくちゃ楽しいが、本当にあの時はこの生活が一生続くかもと思っていた。本当にこの2年間は終わりが見えなくてきつかった。そして浪人も終わりかけている時にあったのが、M-1 2021である。途中からリアタイした上に、何回もYouTubeで見た。予備校でご飯を食べてる時、トイレに行ってる時(そのせいでトイレに長居してしまった。待ってる人ごめんなさい！)真空ジェシカとランジャタイは本当にたくさん見た。ランジャタイの猫ちゃんが耳から入り込んで、人間の体を操るネタは死ぬほど見た。このときまで、浪人時は大学生活のことについて何も考えていなかったのだが、どこの大学行ってもお笑いサークルは入ろうと決意した。結局第一志望だった一橋には落ちて、横国に行くことになったので、横国のお笑いサークルをネットで調べたら、あって嬉しかった記憶がある。
2022サークル夏合宿(1年)
9/1から3にかけて、34人で静岡県の伊東というとこに2泊3日で行った。同じ部屋は、みとけんさん(4年)と神近さん(2年)だった気がする。とんでもない部屋割り。合宿の参加希望を聞かれた7月上旬くらいには、正直まだあんまりサークルの先輩とか同期たちと仲良くなかったので、これで2泊3日行って果たして楽しいのかという不安があって最初は不参加にしようと思っていた。ただ、割と少人数のサークルでみんなとすぐ仲良くできそうだなと思い、結局は合宿に参加した。そしたら、先輩たちのおかげで本当に楽しくて、そこからこのサークルのことが好きになった。シャッフルコンビは、当時2年の裏方の女子(2022年しかサークルにいない)と3年のこにかんさんである。トリオでやったのだがこにかんさんが盛り上げてくれて本当に楽しかった。ここでサークルの先輩とかなり喋ることができて、わかばを続けるモチベに繋がったと思う。実はこの合宿は4年以外は初めての合宿だったらしい。1年の時から合宿ができて本当に良かったと思う。
2023サークル夏合宿(2年)
9/4から6にかけて、ごんべえという千葉県の南房総市の宿に50人で行った。そのうち23人が1年というとんでもない合宿だった。初めてこんだけの人数でやった。新歓が始まる直前にアンケートがあって、それで他の選択肢が気が乗らなかったので、なんとなく合宿係に投票したのは覚えている。初めて運営として合宿に参加した。合宿を取りまとめてくれたのはサー長の白木(3年)である。まず6月の終わりごろに千葉県の南房総市の宿二つに下見に行った。白木、江端(俺)、あつを(2年)、J(2年)の4人で行った。1個目に行ったのは甚五郎という宿である。高身長爆乳スタイルめちゃいい50代のおばさんが宿を案内してくれた。(後に俺と白木とJはこの人のことをグラマラスグランマと呼んでいる。)2つ目はごんべえである。ここがめちゃくちゃワクワクした。特に男子15人部屋がえげつないぐらい輝いて見えた。あと女将さんが本当に優しくて、ここに決めた。合宿の運営は白木、松戸(3年、合宿会計)、江端、Jで回した。基本的には白木が合宿前は全部やってくれた。俺が合宿前にやったのは体育館の手配ぐらいと前日キャンセルが出たので人数変更の電話を宿にいれたくらいである。合宿中は基本的に俺が全部対応した。白木は熱が出ていたらしい。マスクをつけながらの参加でとても苦しそうだった。この時シャッフルコンビは、松戸とももなり(1年演者)のトリオである。松戸と江端は普段書かないので、ももなりが書けるとわかった瞬間に、書かせることに決めた。マックに来たキムタクのネタである。ももなりとそれまでほとんど話したことがなかったが、ここで仲良くなれた。コンビ名は「サンボ見習い」サンボ見習いはバカほどでかい声でどこかの部屋で練習を行っていたので、こにかんさんがネタのほとんどを覚えていた。こにかんさんの記憶力マジえぐい。あと合宿のプチハプニングとしては4年のゆたかさんが起きているのに、3日目の朝ごはんを拒絶したことである。体調悪いんですか？と聞いても、めちゃくちゃいいと言う。ついに痺れをきらして理由を聞くと、朝勃ちしててみんなの前に恥ずかしいから出たくないと満面の笑顔で言っていた。宴会を早々に切り上げて寝まくったら元気になりすぎてこうなってしまったらしい。やかましいわ。
2024サークル夏合宿(3年)
9/1から3日にかけて、去年と同じ宿に58人で泊まった。過去最高の人数。白木から受け継ぎ、初めて自分が中心となって合宿を取り仕切った。企画は井上(3年)、ひとき(3年)が中心に考え、会計はあつを(3年)、そして保険の名簿をまとめる等の雑務は末吉(2年)。いろいろな宿を下見した結果、条件面で結局ごんべえが最高だと言うことに気づいた。あんだけ海が近くて、夜遅い時間まで騒げて、キャンセル対応も直前まで待ってくれる宿は本当にない。ただこの合宿は旅行会社がとんでもなく無能であった。二重で請求してきた上に、そのどちらも金額を間違えているとい最悪の事態だった。強気に間違ってますと言ってしまった。こういう時に後手に回ってはいけないので、毅然とした対応をとらせてもらった。連絡が5日ぐらい帰ってこないこともあるし、こちらが聞かないと重要なことも答えてくれなかったりと本当に最悪だった。このせいでかなり合宿の準備が遅れてしまい、本当にこの合宿ができるのかなとと思った。バスの配車は8/27にようやく決まった。かなりグタグタではあったが、自分が唯一合宿前に誇れるのは58人全員から金を徴収したことだと思う。あんまり金の取り立ては気持ちいいことではないが、去年の合宿は赤字だったので、今年は黒字にしようと奔走した結果全員に払ってもらうことに成功した。合宿当日になったが、行きのバスで1年の中川がとんでもなく体調を崩すという仕方ないハプニングがあり、バスを30分以上止めた。騒然とした空気の中末吉と協力して、対応できたことは本当に良かった。結局中川は元気になった。シャッフルコンビはもえ(2年女子の裏方、今年入会)だった。実は初めてのコンビである。しかも初めて裏方のみと組んだ。合宿のことをしながら、ネタも書き、なおかつ練習までしなきゃいけないのがプレッシャーだったが、そんなことはどうでも良くなるくらい楽しかった。途中ネタを練習せず雑談で1時間くらい話し込んでしまった。そのくらい話しやすかった。彼女の協力のおかげで楽しい合宿を過ごせたので感謝である。そして本番になったが、みんなめちゃくちゃ面白かった。本当にやって良かった。全員がランダムに組んだとは思えないぐらい良かった。ネタが終わったあと神近さん(4年)が俺たちシャッフルコンビできないんだぞ。もうこれで最後だぞと言いながら泣いてて、それで4年のみんなが泣き出しててめちゃくちゃ熱かった。本当に尊敬できる先輩たちが楽しめる合宿を作れた。それがものすごい嬉しい。シャッフルコンビが終わったあと実は浪人で第一志望に落ちた以来に泣いた。俺は涙が全然出なくて滅多なことで感情が揺さぶられるタイプではないが、流石に泣いてしまった。2年半ぶりに涙を止めることができなかった。1人でいろいろなことを考えていた。「俺があのとき浪人しなかったら今の同期とも会えていなかったんだ。」「コロナがなかったらお笑いサークル行きたいと思わなかったよなぁ」「あそこで一橋に落ちたからいまこの人たちと会えた。ものすごいことだ。」「この奇跡が58人分起きたから今ここでみんなと集まってバカみたいに騒げている。」「爺さんになってもこのことを思い出すんだろうなぁ」「160万をこの合宿で動かして、金銭のトラブルもなく、怪我人も出ず終われて良かった」「この努力を先輩たちがしてれたから、俺がこのサークルを1年の時楽しめたんだ」「もう4年とはごんべえ行けないんだ。」「この58人とは最後の合宿だ。」などと色々考えていたら、自然と涙が頬を伝ってきた。外で泣いていたら、4年のアキバシュウエイが泣きながら、ありがとうと言ってくれてそれが1番嬉しかったかも。本当に1年の頃から仲良くしてくれてサークルの男女学年問わず遊びに誘ってくれる。この人のおかげで遊びに居合わせて仲良くなれた人とかが本当にいっぱいいる。塩路(2年)ともハグをしてた。音楽ホールの外で泣いていたら通りかかった後輩が温かい言葉をかけてくれてそれが本当に嬉しかった。もちろん大変だったが、みんなの人生の走馬灯に出てくるような合宿が作れた気がするので、良かった。少なくとも何年、何十年後にOBOGで集まった時、合宿の話は確実にするだろう。その思い出を作る一助をすることができて幸いである。1年のことも知れてよかった。これをきっかけに俺も1年の頃わかば楽しいかもと思えたので、そう思うきっかけになってくれたらいいな。そして合宿は終了した。喪失感と満足感がすごい。夏の思い出として1番になるのは間違いない。
最後に
今までシャッフルコンビを組んでくれたこにかんさん、松戸さん、ももなり、もえはありがとう！あとみんなのおかげでとんでもなく大きい思い出ができました！これにて今年の合宿終了！来年は運営を何もせずに、プレイヤーとして楽しむぞー！！
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