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サロンオープンにあたり思うこと

ロミロミサロンをオープンしました!手探り手探りしながら、少しずつ育てていきたいと思います。

サロンをオープンするにあたり、ふと思い出したハワイの言い伝えをひとつ、ご紹介します。

昔、とても面倒くさがりな姫がいたそうです。その姫は自分の姿を小さく小さく変えることができて、村のみんなで働く時になるといつでも、小さくなって姿をくらませ、海へ遊びに行っていました。それに気づいた彼女の祖母はある日、自分の目の前でハイビスカスのレイを作るよう姫に言いました。姫はいつもさぼっていたためうまく作業ができず、誤って指を針で刺し、真っ白だったハイビスカスを血の色で染めてしまいました。せっかくのレイを台無しにしてしまった姫はそれまでの自分を深く反省し、それからは一つ一つのことに心を込めて働くようになりました。そしてその時の反省を忘れないようにという姫の想いが、今でもハイビスカスの真ん中の部分を赤く染めているそうです。

ハイビスカスは私の好きな花のひとつです。乾いてゴツゴツした枝の先についた鮮やかな花を見ると、たくましさを感じます。どんなに暑い場所でも、地面から水を吸い上げ、次々にパッと咲いては散っていく姿。この言い伝えを知ってからは余計に、その生き様に覚悟のようなものを感じ、背筋が伸びるような、励まされるような気持ちになります。

セラピストとしてお客さんをお迎えするあたり、一人一人にしっかり向き合い、一瞬一瞬を大切にしていくことを忘れないようにしたいと思います。

Mahalo🌺

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