見出し画像

大人の学級日誌#52 プチ「変容的学習」中・・・高い壁を乗り越える

おはようございます。今日も頭の筋肉を鍛えて行きます。
「変わらなきゃ!!」と決意するのはどんなときでしょうか。

メジロ―は遭遇した経験を乗り越え、新たなものの見方へと発展していくプロセスを扱った学習を「変容的学習」と名付けました。

本日は、「変容的学習」について学びたいと思います。

「変容的学習」が起こるのは、

「方向感覚すら失わせるようなディレンマ」(Mezirow2010)
「混乱的ディレンマ」(Mezirow1994)

に遭遇した時です。

一般的にいうと「これまでに遭遇したことのない非常に大きな心理的危機」です。

人は、そうした出来事にぶつかると、いままで自分が正しいと考えてきたこと、それに基づく行動がゆらぎます。そして、今までを捨て、新たな学習から得た考え方によって乗り越えていく学習です。

「行動を導く、より正確で理にかなった考えや意見を生み出すために、当然視している価値基準(意味体系、思考習慣、思考態度)を、より包括的で識別能力があり、開放的で、感情的に変化を受け入れ、内省的に変容するプロセス」(Mezirow2000)と定義しています。

あたらしい知識が加わったという表層的なものではなく、価値感が劇的に今本的に変化することにより新しいものの見方や、新しい価値観を獲得することを意味します。

私は今、昨年の修士論文をもとに、学会誌投稿用の論文を書いています。
書き始めて10カ月・・・未だに指導教員からokが出ていません。
指導教員からokがでないということは、まだまだ査読が通るレベルに達していないということです。

私は「プチ」変容的学習をしました。
「頑張れば論文は書ける」と思っていたのですが、これを壊します。
そして、「3年で博士修了するぞー!!」も壊します。

明日からも研究道を地道に邁進して行きます!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?