乃木坂ファンの先輩から学ぼう

 アイドル杯関連記事のタイトル、思いつきません。

僕は僕を好きになる/乃木坂46

マーキ ロマン 大友 石毛 江尻 甲斐 テリー 駿太
真っ白なノートの1ページに書いてみるんだ

→シャドー。氏の強みと言えば原曲の歌い方に忠実な刻み方。その良さが冒頭から存分に発揮されている。「っ」や「ー」の処理は腕の見せ所であり、なおかつセリフ調で早口な歌詞で高難易度のはずが、それを感じさせない自然さ。グッと聴き手を惹きつける歌詞で素晴らしい滑り出しだった。

美馬 一場 吉良 伊奈 彦野 永江 小園 李承燁
今一番 嫌いな人の名前とその理由を…

→無難と言えば無難。ただ、この楽曲について言えばサビ付近のゆったりとした曲調の箇所で勝負すればいい、というかそうするしかないので無難で大正解。

リガン ベニー 平井 秋元 梵 ニューマン 伴 レモン
二番目に嫌いな人とその理由 三番目も…

→ここも順当。秋元は乃木坂要素。ただ、乃木坂関係なくても秋元でいいと思う。ニューマンもいい人選。

万波 井端 津野 平井 八木智哉 前田
あんなにいたはずの嫌いな人の名前が

→ここで初めてフルネームが出てくるが、ここも無理してねじ込むのではなく、八木智哉である必要があるから八木智哉を入れている。真に「フルネームの使い方が上手い」のはこういう埋め方だと思う。

グーリン 近本 飯田 世良 イノーア 阿部 アンダーソン
数人しか思い出せないのはなぜなんだろう?

→曲のアクセントの付け方に応じて同じ母音でも選手を使い分けていて流石。すごく細かいことを言えば「阿部 アンダーソン」を巨人で揃えるとコアな層にもより刺さるのかなと思ったり。点数に反映されるとは思えないけど。

吉良 岩見 雄平 紺田 三ツ間 新井 ポート ジャンセン
嫌いな理由ってこんなにつまらないことだっけ…

→曲全体を通して「嫌い」というフレーズが多用されている中、どこで吉良/キラを使ってどこで平井を使うのかが腕の見せ所な気がする。

藤立 原口 志手 レイ バリー
無視されたら無視してればいい

→「無視されたら/無視してればいい」と切れるので、原口が跨いでいるのが気になってしまうかも。ここは好みの問題だとは思うし、大きな減点対象にはならないはずだけども。

伊達 コーディエ 手嶌 秦 エーカー 大場 コールズ
だけど消えてしまった笑顔はどうする?

→「どうする」の処理どうする問題。理想は「~どう+する」に分けて「誰か&鶴」とかになるのだろうけど、鶴も1人しかいないし難しいところ。コールズ、ゴームズ辺りが無難かなあ。

小野寺暖 宗 嘉勢 甲斐 パセラ クラーク
その背中向けた世界は狭くなる

→「世界」、「狭くなる」と上手くサ行を合わせていて流石。「その背中」の「そ」、「せ」まで合わせるなら「ソト 瀬川」とかになるだろうけど流石にクドく映りそうなのでこのぐらいが丁度いい。

外崎 萬谷 新井 根尾 モンテ ダース ウッド フッド
友達なんかいらないって思ってたずっと (ずっと)

→「ずっと」の歌い方が「ずうっと」なところをダースを使って上手く再現している。狙ったわけではないかもだけど。

湯舟 ダイ 呉(ウー) 征矢(そや) 渡海 川邉 飯田 フォード 具(ク) 東野峻
許せない嘘や誤解が招いた孤独 (孤独)

→「孤独」に「近藤」とかを使わない辺りは大事なところ。フルネームで畳みかけているとかでない限り、「あいうえお」で子音込みの音、特にカ行、サ行などを表現するのは乖離して違和感になってしまう。フルネームゾーンだったとしても相殺されてリスクだけ残りそうなのでなるべく避けた方がいいと思う。

三木 水口 テル ジョンソン 新里 倉 戸村
生きにくくしてる張本人は僕だ (僕だ)

→綺麗。「ん」の処理に忠実。

井戸 星野 ワズディン 備前 神崎 仁科 井手 キニー 島 井手
居心地の悪い視線なんか気にしないで (気にしないで)

→星野は乃木坂要素だが狙ってないはず。「気にしないで」の揃え方が芸術的すぎる。

美間 野田 蕭 ニューベリー エレラ リー 門奈 西山 生駒 今井
今の場所 受け入れればいい そんなに嫌な人はいない

→歌い方に忠実。生駒も乃木坂要素だがここも狙ってないはず。ラスサビと合わせて「宋/宣 谷 今成亮太 今井」にしても良さそう。

マント アマーン 丹波 リーチ 伴 平井 矢野 バンチ 運天 コトー 
やっとわかったんだ 一番嫌いなのは自分ってこと

→「っ」が多すぎる。が、上手くかわしている印象。度々「サビ終わりのフレーズにはインパクト」と書いているが、ここで言うインパクトは主にフルネーム/有名選手/完全一致を想定しているので、コトーは十分なフレーズだと思います。

田部(たべ) 二保 木塚 レイ 阿井 梅野 武宮 居谷 呉(オ)
誰にも気づかれない胸の叫びや痛みを

→人によっては刻みすぎと感じるかもしれないが、個人的には早口パートはこのくらい刻んでいっていいと思う。ヒップホップとか。

柿崎 原 神戸(かんべ) リック 名幸 戸羽 コラレス 難波
書き出したらなんて陳腐な言葉の羅列なんだ?

→「~したら」という歌詞を見るたびに、設楽姓が欲しくなる。コラレスは痒い所に手が届く良い選手。若干歌詞が追いにくかったが、こればかりは仕方ない。

椎木 カイリー 雄星 本多 浅井 誠 八田 モッカ
死にたい理由ってこんな些細なことだったのか?

→1番と合わせて「理由」の処理が上手い。こういう切り方はレベルの高さが滲み出ている。
「些細な」の処理は悩みどころ。個人的に最近しょっちゅう出てくるので悩ましい。

牧田 稲葉 阿南 島 久米 森井
泣きたいなら我慢しなくてもいい

→無難。偶然だとは思うが、嶋ではなく島にしたことで久米島が完成したのはクスっとなった。

マックファーデン アレン ダン・グラッデン 谷川 金久保
慰められなくたって涙は乾くよ

→無難。グラッデンはもう少し画像が豊富になって欲しいところ。

黒滝 王(ワン) オヘイダ リオス 伊良部 武田
強がりは余計な荷物になるだけだ

→スッと入ってくる歌詞で初見でも読み取りやすかったのではないかと思う。乃木坂楽曲はサビ前で急に早口になりがちなのかもしれない。

弓削 難波 清宮(きよみや) チェン デニー 鶴 遠藤 遠藤
夢なんか競い合って手にする幻想 (幻想)

→前半で鶴を使わなかった分ここで活かせている。遠藤は狙ってないはず。ネルソンもありかも?

安斉 ボーア 志田 堂上 北 石田(いした) 平井 平井
何回も明日こそって期待した未来 (未来)

→石田(イシタ)の活躍が光る。便利すぎる。志田姓ももっと増えてくれ。

二木 井出 板野 和田 デレオン 内藤 クーパー 小熊
裏切っていたのは誰でもない僕だ (僕だ)

→「和田 デレオン」が若干歌いにくいかも。「和田恋 デイモン」で良かったのでは。他で使ってたかもしれないけど。

ワード 中井 齋藤綱記 中田 井石 ソレイタ ネイラー
輪の中に入ろうとしなかった意地のせいさ (せいさ)

→石井ではなく井石なところがミソ。普段の作り方的にやらないとは思うが、「せいさ」に「ジェリー・サンズ」を入れて「さ」を合わせる案を思いついた。まあ実際にはやらないと思うけど。

麻生 ミヤーン ペン レイ 清宮(せいみや) レイ バーン 本田 宮田     肘井 眞下 モタ
後になって冷静になれば そんなに嫌な日々だったのか

→相変わらず「っ」の処理が美しい。
あとは清宮レイ。46時間TVでティモンディのパロディやってたし実質野球選手ということで。清宮虎多朗選手の画像が無さすぎるので、久保史緒里さんにはANNとパ・リーグTVの連携で潤してもらいたい。

水口 郭 マクレーン パディーヤ カーペンター 伊達 ノット 李大浩
傷つきたくなくてバリア張ってただけ ほっといてと

→ここも歌い方に忠実で綺麗。サビ終わりに李大浩もセオリー通りで良い。

ブライト 古賀 サンタナ 野元浩輝 ゴメス 井納 堂上 海部 トーラン
辛いことがあったら 心に閉じ込めずに ノートの上 書いてごらん

→早口パート再び。それでも無理なく処理していて流石。「ごらん」が「ごーらん」と歌っているのに合わせてトーラン起用はお見事。

パットン クールボー (泰 島本 阿井)
ハッとするよ (大したことない)

→順当。泰は便利なので、久保史緒里さん以下略。

門岡 岸田 グラン 藪 リス 鉄平 嶋 王(おう)
箇条書きした不満 破り捨ててしまおう

→間奏前にふさわしいフレーズで完璧。

ミンチェ 井場 千葉 杉田 ピレラ クラーク ウィット インチェ 三家 ドーマン
人生は近すぎちゃ見えなくなる 一歩引いて見てごらん

→綺麗。ミンチェとインチェが揃ってて美しい。

東野 矢地 難波 平間 井手 小郷 源田 久古 ユウゴー
友達なんかいらないって思ってたずっと (ずっと)

→刻む中での選手起用が適切すぎる。使ってなければ周東もありかも?

ドゥール 平内 ウーゴ 矢頭 海田 マネー 飯田 高 朴(ボク) 高 頓宮
許せない嘘や誤解が招いた孤独 (孤独)

→後半になっても息切れを感じさせない。非の打ち所がない。

一輝 リグス ミッチェル 趙成珉 門倉 戸倉
生きにくくしてる張本人は僕だ (僕だ)

→趙成珉はポイント高い。綺麗に刻むコンセプトを崩すことなく綺麗にハマっていて理想的。

リード 星野 涌井 隠善 神垣(かんがき) 三嶋 井出 新美 嶋 井辺
居心地の悪い視線なんか気にしないで (気にしないで)

→ここも「気にしないで」の処理が綺麗。気にしないで読める。

今岡 定詰 伊礼 べバリン 宋(ソン) 谷 五十嵐亮太 今井
今の場所 受け入れればいい そんなに嫌な人はいない

→五十嵐亮太よりは今成亮太の方が音は近いが、知名度的にラスサビなら五十嵐も大アリ。

甲藤 阿南 丹波 櫟 伴 キラ 伊奈 野間 李杜軒 古長
やっとわかったんだ 一番嫌いなのは自分ってこと

→満を持して最後の最後に櫟やキラを起用。盛り上がりに合わせていて完璧。動画にするなら古長は画像なさすぎるので後藤で。

國場 小久保 スピリー 丸
僕は僕を好きになる

→スウィーニーではなくスピリーなところ含めて最後にふさわしい起用。大オチも完璧。

感想

 優勝していてもおかしくなかった。ここは好みの問題だと思う。刻むタイプの作詞はフルネーム主義の方の支持が得られにくくなってしまうデメリットがあるため、如何に効果的にフルネームを挟んでいくかがカギになると思うが、この作品は十分上手く使えていると感じた。強いて言えば途中で書いた案を採用していればウケは良かったかも。逆効果かもしれないが。
 発売順的に『君に叱られた』を先に作ってしまったので動画化しにくくなってしまったかもしれないが、構わずしてもらいたいところ。歌いたくないのでやるなら動画班で。と思ったが、過去の協力実績とマイナー選手の画像発掘を考えるともっと適役がいた。

 長々と講釈垂れてすみませんでした。とりあえずもう一人分記事書いてから全員分書くかどうか考えます。

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