天丼杯 採点

採点

1.通常審査

5pt:ヴィラン
4pt:TooTsie pOp
3pt:てゆーか、みるてんって何?
2pt:正義の味方「ジャスティスマン」
1pt:メンタルチェンソー

2.天丼審査

4pt:TooTsie pOp
3pt:ヴィラン
2pt:てゆーか、みるてんって何?
1pt:正義の味方「ジャスティスマン」

コメント ※()内は作者予想

1.アツイ!(名和冬)

→出だしの「ビロウ ローン・ウッズ」が引っ掛かってしまった。ティモンズとかでも良かったのでは。佐藤蓮や五月女は上手く当てはめていると感じた。加藤廉もアリだが、個人的には佐藤賢治とかでもいいと思う。個人差はあると思うが。セリフ部分があったり早口だったりと難しい歌詞だったと思うが、上手く乗り切っているという印象だった。
天丼:安、崔というやきゅうた需要の高い選手を複数回起用していて好き。また、天丼も意義のあるポイントで効果的だった。ただ、モヤの天丼だけ使い方が違うので浮いているようにも感じた。天丼対象選手を安・崔・姜だけにしてモヤの片方は呉屋とかにした方が美しく見えるような気もする。

2.崖の上のポニョ(あゆい)

→「ペーニャ ペーニャ ホールトン」好き。「西 西 純 淳」なら松井淳じゃなくて井上純で漢字揃えてほしかったり、「福良 ムーア」は「福良 宇田」とかでより寄せてほしかったりと、まだまだ伸び代のある作品と感じた。基本は抑えているし、猛虎魂を感じられたところはすごく好き。
天丼:北條の適材適所感は気持ちいい。全体的な起用を見るに阪神ファンなのかなと予想、その上で北條が使いたかったのかなと思うので余計なお世話でしかないが、音的にも知名度的にも(画像のバリエーション的にも)大野の方が個人的に好みではある。

3.スロースターター(古川製造)

→「ここ」が金剛ではなく近藤、「こと」がコトーではなく加藤、「同情」が東條ではなく権藤なところなど、意図が気になるポイントがいくつかあった。全体を通してまとまっているが、その域を出ていないとも感じてしまった。その中で前述のような気になるポイントがあると、どうしても加点が増えず減点だけ重ねてしまうため、評価も伸びにくいのかなと思う。デイモン・マイナーやバンスロー、フリューリーのような起用は気持ちよかった。
天丼:須藤豊のフルネームで重ねていくのは上手い。ただ、そこまで難しい歌詞ではないと感じたので、須藤豊以外の部分は被りなし、少なくともサビ部分は同姓選手などを使って対比してほしかった。丹羽将弥→今井達也とか。

4.ヴィラン(ナカザシ)

→歌の癖を上手く捉えて反映させていると感じた。風間球打とか石川駿はとても気持ちいい。刻み方や子音の寄せ方も理想的で非の打ち所がほとんどない。ギラギラっぽいなと思って調べてみたらその通りだったのでおがちゃさんに歌ってもらいたい。
天丼:重ねる選手の知名度、使用意義、使う場所など何を取ってきても完璧。

5.TooTsie pOp(ウザペソ)

→また懐かしいネタを持ってきたなあと。賛否が分かれる気はするが、個人的にはこういうネタ大好き。ラップ部分も相当難しいとは思うが上手く刻んで処理していてレベルの高さを感じた。デスパイネ好き。ルーキと呂(ル)、朗希と(ロ)のような対比も素晴らしい。
天丼:ツツギョーはやりすぎだと思うが、サビを筒香だけにしつつ処理するとなると仕方ない部分もあるのかなと。腹抱えて笑わされたので選曲から含めて素晴らしかった。

6.霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔(Salita)

→統一感が意識されていると感じた。個人的に1234(ワン・ツー・スリー・フォー)のどこかに李昱鴻を入れてほしかった。全体的にまとまっているが、もう少し遊びを効かせても良かったように思う。球団で縛るとか関連のある選手を並べるとかがもっとあると加点になったと思う。こちらが気付けていないだけなのかもしれないが。
天丼:レイ以外は被らないようにしていて理想的だった。苗字or登録名にこだわらないのであればレイとマン(ブランドン・マン)の2人を重ねても良かった気はする。

7.かわE(与田)

→直前までサビ丸ごと同じ歌詞で出すか一番のみを出すかで悩んでおり、最後の最後で足搔いてみたらどうにか母音だけは合わせられたのでこれで提出した。なので詰めが甘いところはたくさんある。
天丼:理想はエルタンケのみだったが無理があったのでギャビー・サンチェスとダーモディ、ガンケルも重ねた。元々はエルナンデス/フェルナンデスで天丼せずに作れたらなと思ってストックしていたが、いざ作り始めたらその他部分があまりにも難しくここで消化するしかなくなった。なので順位云々よりもこれを仕上げられた達成感で満足している。

8.優勝(タマノーア)

→今大会は他作品のクセが強い分、今までで一番タマノーア節が感じられなかった。それでも陳瑋を瑋で使うのはタマノーアさんすぎる。全然関係ないが途中でダイアン津田がよぎってツボってた。
天丼:重ねる中でも「伴」の対象選手が違っているなど工夫を感じた。と同時に運営に優しくないなとも思った(スライド作るの大変そうな気がしたので)。

9.Wonderful Rush(ピーチ)

→終盤のフルネームラッシュは実にワンダフルだった。テルはゲイルにしてほしかった。アンダーソンの適役感好き。
天丼:ただ選手を複数回使っているだけに感じてしまった。見せ場にしたかったのは「Dan-dan~」の部分なのかなと思うが、その他の部分での天丼起用がとても多く、抑揚がないように思えた。似たような歌詞が続いたり処理の難しい歌詞だったりで仕方ないとは思うのだけれど。

10.てゆーか、みるてんって何?(KOH)

→シンプルに曲が好き。全体を通して違和感がほとんどなく、統一感や対比を感じられていい作品だった。
天丼:シグペンを複数回使うという行為自体が過去作品との天丼になっていてこの大会にピッタリだった。シグペン、塩見、和田恋の前を椎と王で揃えているところは高評価。実は気付かずにクリス・ラルーも天丼してるっぽい。

11.メンタルチェンソー(シチテンバットー)

→統一感を出そうという意図が見えてよかった。アップテンポな曲の中にマルコ・シモンや宮城滝太など気持ちいいフルネームがハマっているところも良かった。
天丼:難しい歌詞だが天丼ポイント以外は複数回使わない理想的な天丼で良かった。選手パワー的にはノット以外マット・マートンにしても良かった気はする。

12.努努-ゆめゆめ(ごぼてん)

→鴨志田、弥太郎あたりがとても気持ちよかった。歌い方にクセがあるので「照らしてやる!」にグラシアル、「飛ばしてやる!」に戸柱を入れてもいいかも。全体を通して抑えるところは抑えている印象だが、子音のズレが気になる場面も度々あった。英語歌詞など難易度が高いためそう上手くはいかない気もするけど。
天丼:「夢」に当てられそうな選手の中で知名度・実績を加味すると雄平を重ねるのがベストという判断だと思うが、個人的には「夢」に雄平は久米や弓削と比べて乖離を感じてしまう派なので難しいところではあった。

13.正義の味方「ジャスティスマン」(のぼーる横丁)

→「本原~」ホークス縛りしているところとか細かな拘りがある作品はとても好き。ペーニャが二人ともフルネームで入っているのは珍しいし気持ち良かった。小気味良くフルネームがハマっているところも高評価。松井隆昌の適材適所感好き。
天丼:せっかく田中正義を天丼するならジャスティスも田中正義のあだ名ということにしてしまってよかったと思う。ジャスティスで使わないとしてもガルビスはちょっと弱い気がする。ソフトバンクで合わせているというのは分かるが、2回使っているし素直にダルビッシュでも良かったのでは。

14.ペプシマンのテーマ(シャドー。)

→この手の歌詞にコメント出来ることがあまりないが、言ってしまうとインパクトが薄い。選曲も起用選手も「合ってるけど…」の域を出ていない気がする。というかこれを「やきゅうた」としてどう評価していいのか分からない。
天丼:完全一致を狙いに行っている歌詞に言うのは野暮だが、ジェフ・ウィリアムスとかの方がインパクトはあると思う。

15.バクシンバクシンバクシンシン(やきふの道)

→この手の歌詞にコメント出来ることがあまりない。これを「やきゅうた」としてどう評価していいのか分からない。
天丼:完全一致を崩してでも白仁天くらい入れた方が「やきゅうた」として見れる気がする。少数派の考えだとは思うが。

総括

今回の大会はレギュレーションがレギュレーションだけにクセの強すぎる歌詞が多かった。と同時にこれだけ型の崩れた歌詞を見続けると「やきゅうた」って何なんだろうとすら思うようになった。色々と考える機会になってとてもありがたかったです。運営ありがとうございました。

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