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4. 等々力の撮影ポイントはここだ!

先日ついにJリーグの再開日程が発表されました!
まずはリモートマッチ(無観客試合)とのことですが、長い長いトンネルの先にようやく光が見え、モチベーションも徐々に上がってきました。1日も早く、あの最高の週末、あの日常が戻ることを心待ちにしています。
 さて、前回は、撮影位置について少し理論的な話をしました。今回は実践的な話をしたいと思います。

撮影ポイントの多い「ホーム・Aゾーン」

僕は等々力では9割方ホーム・Aゾーンで撮影しています。ホーム・Aゾーンは撮影ポイントが複数存在し、その日のお客さんの入りや、スポンサー看板の数、天候などで最終的な位置を決めています。

撮影位置を決める上での優先順位を整理します。

1.ピッチレベルか?
2.ゴールシーンが狙えるか?
3.障害物はないか?
4.選手までの距離は近いか?

まず、1.ピッチレベルですが、これはホーム・Aゾーン1Fの最前列であれば、ほぼどこでも満たせます。2.ゴールシーンが狙えるか?これはゴールに近い位置である必要があります。センターライン付近(バックスタンド中央付近)は選手との距離が近くなり、撮影自体はしやすいのですが、シュートが常に後ろ姿となり、ゴールに迫るような迫力のあるシーンは撮れません。また、3.障害物はないか?ですがこれはゴールに近づくほど増えます。よって全ての条件を完全に満たすのは難しいですが、1.2.を必須条件とし、3.を極力満たせる場所を探すことになります。

夢の席「ピッチサイドシート」

ホーム・Aゾーンではありませんが、ひとつだけ全ての条件をクリアしている席があります。そうです。カメラ女子に人気のピッチサイドシートです。
僕もカップ戦などで数回利用したことがありますが、その条件の良さにのけぞりました。先の撮影位置の優先順位1.2.はもちろんのこと、障害物もなく、また選手までの距離も常に近く、全ての条件を満たした正に夢の席。ここの席が取れたらいい写真が撮れたも同然です。それだけにチケットの争奪戦が激しく、蚊帳の外の僕は諦めてホームAゾーンのシーズンチケットを購入しています。

知る人ぞ知る「コールマンシート」

因みピッチサイドシートは2015年の新メインスタンドが完成する前には存在しておらず、それ以前は、より近くから観戦できるコールマンシートがありました(撮影はNG)。コールマンシートは陸上トラック上に設置されたフロンターレオリジナルチェアで観戦できるシートで、試合後はそのままチェアをお持ち帰りできました。更に勝利時は選手とのハイタッチや万歳三唱など特典があり、別格とも言えるシートでした(税別8,000円)。僕は一度だけ利用したことがありますが、見事に勝利し、万歳三唱では隣にジェシが入ってくれました。お父さんのような大きな手の感触がいまだに僕の右の掌に残ってます。余談ですがジェシはとても紳士的で今でもインスタに写真をポストすると必ずDMをくれます。そしてそこにはいつもフロンターレ愛があります。直近ではこのようなメッセージを預かりました。この場を借りて共有させて頂きます。

Que saudade 💙😭🔝👏🏼
(あなたがいなくて寂しいです ※Google先生訳)

今は母国で、違う舞台でご活躍されていますが、またいつか等々力に遊びに来てくれることを願っています!


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