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【トリテ】ルール紹介『thirty-one』【ゲムチャレ2022】


はじめに

EatGoodGamesはゲムマ2023春にて新作『thirty-one(サーティ・ワン)』を販売します。割とゲーマー向けに作ったゲームであるため、この記事ではゲーマー向けの説明をします。
※記事の最後にルール全文へのリンクがあります。

こんな方におすすめ

・テキストや末節のルールでなく、根本にメスを入れたトリテをお探しの方
・ビッド式でない難しめのトリテを探している方
・トリテやゲムチャレ作品を一通りコンプしている方

ゲームの特長

・31スート31ランク全31枚(ゲムチャレ2022作品)
・31日変わるプレイ感

31スート31ランク全31枚

秘訣はカード構成とフォローシステムです。

カード31

カードにはピンクで6種の数字が書かれており、1つを代表してメインスート兼ランク、他をサブスートと呼びます(図1)。これらはドブル(キッズ)の様に「どの2枚でも1組だけ重複」します(図2)。また「自分のランクをサブスートに持っているカードのランク」が逆引き数としてグレーで記載されています(図3)。(図3の例ではカード9のサブスートに31があるのでカード31の逆引き数に9があり、カード31のサブスートに17があるのでカード17の逆引き数に31があります。カード9とカード17は重複している数字が共にサブスートである19なので特に逆引き数の関係にはありません。なおカード19の逆引き数には9と17両方が載っています。)

そして「リードカードのメインスートをサブスートに持っているカード」がフォローしていると見做します。リード以降はマストフォローで出していきますが、カード構成の特性上フォローは一方通行となることにご注意下さい(図4、5)。

ここだけ聞くとちょっと複雑ですが「リードカードの逆引き数に載っているランクのカード」がリードカードをフォローできるカードになるので、出されたリードカードの逆引き数と手札を見比べればフォローカードの有無を確認できます。また、自分がリードカードを出す際も逆引き数を見ればフォローされるカードのランクを確認することができます。

31日変わるプレイ感

秘訣は切り札と目標点システムです。
サーティ・ワンでは「プレイ日の数字をサブスートに持っているカード」が切り札となります。更に勝者が「ゲーム終了時に累計得点がプレイ日の数字に近い人」になります。
これにより月初はトリックをあまり取りたくない、月末は積極的に取りたい、中旬はその中間といったプレイ感になり、各フェーズ内でも切り札の割当がガラッと変わります。

トリテとしては珍しくフォロー内から切り札が飛んできたり、むしろ非切り札のフォローに切り札をマストフォローで出させられるなども起き得ます。

販売情報

ゲムマ2日目5/14(日) 日イ33kurumariブースにて委託販売します。 
 プレイ人数:2 ~ 6 人
 プレイ時間:15 分
 対象年齢:10 歳以上
 内容物:カード31枚 / カード一覧表1枚 / 説明書1部
 販売価格:1100 円(税込)ゲムマ価格:1000 円(税込)

Boothからもお買い求め頂けます(送料など別途掛かります)。

カードセットとしても

数字だけで作ったドブルライクなカードとして必要十分なカードデザインとしたので、もしゲームがお気に召さなくてもこのカードを利用して色々な遊び方が考えられると思います。

ルール全文

海外有志の方より、ルールの英語版を作成頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。Ryan さんありがとうございます。

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