【ネタバレ注意】シン・エヴァンゲリオン劇場版感想【ものを作るということ】

こんばんは、OneEaterです。
本当はここでは書くべきではないと思ったのですが、どうしても今思ったことを書きたくなり、
書くことにしました。
【私がものをつくるということ】


【以下ネタバレをします。ネタバレOKの場合のみスクロールしてください(物語の内容には多く触れません)】




シンエヴァンゲリオン劇場版を観てきました。
小学生の時にエヴァを知り、中学生で夢中になり、大学生で新劇場版と出会い、私は恐らく「エヴァンゲリオン」をリアルタイムで観てきた世代のうちの一人であろう。

この映画の考察や隠された謎などというものを、私は話す気はない。
なぜなら、
エヴァンゲリオンは終わったのだから。

エヴァンゲリオンに出会い、この映画を観るまで、数日の方もいれば、25年間という方もいるであろう。
その間に何があったかは、人それぞれである。
ただ、恐らくこの劇場版を観た人の誰もが、
どこがで誰かと、エヴァンゲリオンというものに出会い、時には誰かと映画を観に行って、時にはカラオケで残酷な天使のテーゼを歌い、時には謎を考察したりしたのであろう。

この世の中には、エヴァンゲリオンが生まれる前にも後にも数多くのアニメがある。しかし、いまだかつてこれほど考察がなされたアニメがあったであろうか。
言い方を変えれば、これほど多くの人が「心の中で終わらせていなかった作品」があるのであろうか。

シン・エヴァンゲリオン劇場版は、「終わらせてくれた」作品であり、それ以上でもそれ以下でもないほど、素晴らしいものである。

もちろん考察しようと思えばし足りないくらいにはされている。ただそれは、その他数多の作品にある「想像や妄想」と何ら変わりはない。

映像美とか物語構成とかアニメとして、映画としての出来というのは、よくわからない。
ただ、多くの人の感想を観ると、「エヴァの呪縛」にとらわれていた人を解放し、その結末は「私たちにエヴァンゲリオンの答え合わせ」をさせてくれた。

それによって、多くの人が、「私のエヴァンゲリオン」に、さようなら、ができた。

それはもしかしたら庵野監督自身もそうなのかもしれないが、それは私たちが推し量るべきところではない。

私は、わたしのエヴァンゲリオンにさようなら、をしたのだ。

だから、前を向こう。

コロナ禍でしんどい。仕事も忙しい。やりたいこともできない。
でも、前を向こう。

私の座右の銘は、「ペイ・フォワード(Pay Forward)」である。

前へ送れ。

昨年4月にマーダーミステリーをつくった。いつしか私OneEaterのアカウント@eater_oneは「マーダーミステリーをつくる人」のアカウントになった。

比べてしまうのも大変おこがましいのであるが、自分が何かの作品で受けた影響というものは、前へ送っていきたいと思う。

それが、マーダーミステリーをつくることなのか、どうかは、わからないけれども。


さようなら、私のエヴァンゲリオン。

またいつかどこかで、会えるかもしれないことを楽しみにして。

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