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【恋と深空/考察】全体的なストーリー

この内容は、ゲーム『恋と深空』のネタバレを含む、個人的な考察をまとめたものです。

現時点 (2024年7月5日) で公開されている内容での考察となっています。メインストーリー新章が更新される前に、記録として残しておきたいため、自分でも納得のいかない荒削りな部分もあります。

この先、新たなストーリーが追加される度に、考察の内容も変わってくるものと思っています。恋と深空というコンテンツを楽しんでいる一個人の記録として、お楽しみいただければ幸いです。

またこの内容は、メインストーリー、伝説、秘話、世界の深層、その他の思念ストーリー、ほぼ全てを脳内に詰め込んで生まれた考察のため、ネタバレ必至です。ネタバレNGな方はその点どうかご注意ください。

考察について。公開された内容に沿って読み解いてはいますが、妄想や、情報の抜け落ち、無理やりな部分も多々あります。私は恋と深空の物語をリスペクトしています。もし内容や表現に至らぬ点があれば、故意によるものではなく、文章を読み解く能力、構成する能力の低さから生じたものだと思っていただけたらと思います🙇‍♀️気づき次第、追記修正していきます。






🛸別時空の地球


【前提:地球=フィロス星】

この考察に、地球 (フィロス星) はふたつ存在します。

ひとつは、セイヤ秘話『流星の降る夜』の内容通り、地球解体後に、名前を変えてフィロス星となった惑星です。セイヤ伝説『指間の流星』の舞台となったフィロス星も、この惑星です。仮にこの惑星を【惑星A00】とします。

もうひとつが、【惑星A01】。惑星A00とは別時空の平行世界に存在する惑星です。メインストーリー時代の地球、そして後にフィロス星と名前を変え、レイ伝説『秘密の塔』ホムラ伝説『金砂の海』の舞台となるのが、この惑星です。

ロールバック隊は、フィロス星時代の【惑星A00】から深空トンネルを抜けて、地球時代の【惑星A01】に墜落。感覚的には過去のようですが、平行世界なので別の場所です。

元々、一本道での考察を目指していたのですが、セイヤ達がロールバックで過去に戻った時点でタイムパラドックスが生じます。それを解決する方法が思いつかなかったため、平行世界設定を取り入れました。

平行世界設定になると、惑星A02、03、04⋯⋯というように、いくつでも別時空を作れますが、私の考察では、時空はこのふたつだけです。ただ例外として、ロールバック隊が他にも時空航行をしていた場合、その分、別時空の地球が出てくるものと思っています。今のところ本筋に関わってくるのは、上記のふたつ、ということです。

そして、重要なのが、主人公はそのふたつの時空において、ひとりだけということ。全ての時空において、一体限りの存在です (一体だけですが、ゲーム上の都合も考慮して、この考察の後半では分岐します)。

その主人公の辿る道をできるだけ簡単にまとめたのが、今回の内容になります。また後日、それぞれ個別の考察詳細を投稿するので、良ければそちらも合わせて読んでいただければと思います。

ちなみに、セイヤストーリーには “何かしらの物語があった” という曖昧な穴埋めが多いです。そしてホムラストーリーに至っては、解明できていない謎が多いため、妄想で塗り固めています。レイストーリーも未だに悩んでいます。つまりこの考察は、それぞれ未完成のパーツをどうにか組み立ててみた、荒が目立つ不完全考察、となっています。自分でも納得いかない部分があるので、今後も完成を目指して行く考察のうちの、第1弾のつもりです。

① 主人公のはじまり


エーテルコアの力を持つ主人公がどの時点で誕生したのか。私の中で有力なのは、秘話『流星の降る夜』よりも前にセイヤと主人公が出会った物語がある、という考えです。ラスト、主人公が死んだ際セイヤは

何度でも、どこにいても⋯⋯俺は必ずあんたを見つける

秘話『流星の降る夜』

と言っています。この時点で主人公が無限の命を転生する生命体であることを知っているような発言。そして実際、主人公を見つけ出しています。

けど彼女は、ずっと昔に俺のそばからいなくなってしまった。だからそれ以来、俺は彼女を探し続けてきたんだ。

伝説『指間の流星』

セイヤは「秘話でいなくなった彼女」と「伝説で見つけた彼女」を同一人物として見ています。秘話の学園に転入してきた時点で、主人公の存在を認知していたし、もしかしたら以前にも主人公を失ったことがあるのかもしれない。

宇宙アトラクティブ法則第1条によれば、「あなたが無意識に誰かを見るのは、98.8%の確率でその人があなたを見ているから」らしい。だからバレたのは私ではなく、きっと彼の方なのだ。

秘話『流星の降る夜』

主人公とセイヤには、秘話とは別の出会いのストーリーが隠されているはず。そしてそれは、主人公の誕生物語に繋がるのではないか。それがどんなものか、の妄想は、セイヤストーリー考察の方で書きます。

② ロールバック


宣言通り、セイヤは転生した主人公を見つけ、師匠の元へ預けます。そしてセイヤ伝説『指間の流星』ストーリーへ。その物語の後、ちょっと無理やり感はあるのですが、ここにもまた別の物語があった。として進めます。セイヤ達と同じ時期に、主人公はフィロス星から地球へとロールバックします。ただ、女王となった主人公が、フィロス星を離れるという行動が、自分でも想像できないのですが、

──セイヤ、お前は「彼女」を見つけたんだろ?だったらどこか落ち着く場所を決めたらどうだ?
(中略)
もしかしたら、今回は本当に落ち着く場所を決めてもいいかもしれない。できるなら、星が見える場所がいい。

世界の深層『星の来処』

キノアの提案に対して、そう思うセイヤにも違和感。主人公を救うためにロールバックしたセイヤが、フィロス星に主人公を残したまま、帰ることを諦めるような思いを抱くとは、とても思えません。「彼女」とは、「女王である主人公」そのものなのではないか。

エーテルコアも「彼女」も行方知れずのままだ。もしかしたら、崩壊したトンネルの中でとっくに宇宙の塵になってるかもしれない。

秘話『世を過ぎゆく』

隕石も乱流もワームホールの崩壊も、ロールバックⅡ号を引き裂くことはできなかった。

世界の深層『星の来処』

このワームホールの崩壊が、深空トンネルの崩壊だとしたら、セイヤ達が地球へと墜落した時、主人公も同じ深空トンネルの中にいたのではないだろうか。そう考えると、フィロス星に主人公を残したままの物語よりも、その間何かしらの物語があった、という方がまだ辻褄が合うように思います。

そして、セイヤ達の乗ったロールバックⅡ号は、1833年頃の地球に墜落。以降200年以上、主人公の痕跡を探したり、宇宙船の起動装置を修理しながら、進展の少ない日々を過ごします。

一方主人公は、セイヤ達が墜落した時代よりも遥か過去の地球に墜落。その際に一度命が失われ、記憶はリセット。そこで出会ったのが、海神ホムラだった。

🛸火種と地核エネルギー


全体的なストーリー考察の途中ですが、恋と深空の世界に存在する未知の力について、私の考えをまとめてみました。

まずは、ホムラ伝説に出てくる「火種」「海神」、どちらもお互いが共にあり続けるような【ふたつでひとつ】の関係です。

≫ 火種
・何千万年も燃え続けている
・リモリア人の文明の炎、繁栄と衰退の象徴
・最も貴重なもの、海底の太陽

海神が成人して火をともすまで、「火種」は時間と共に弱まっていきます。そして、海神の力を呼び覚まして炎の命を持続させることができるのは、人間からの最も敬虔で純粋な信仰だけ。【ふたつでひとつ】の関係に必要不可欠な力。つまり人間の力によって海神の力は目覚め、海神の力によって火種の力も持続していく。

この3つの力関係に気づいた時、真っ先にセイヤ伝説の舞台であるフィロス星を思い出しました。地核エネルギーは使い果たされ、星の心は空洞に、永遠の命を持つ人々は星のエネルギーとして消費される。力の向きを逆にすると、それぞれが持つ役目は同じようなものになります。

「火種」「地核エネルギー」
「海神」
「フィロス星の心」
「信仰」
「人々の永遠の命」

そしてフィロス星にはあるマークがありました。

星の磁場/タペストリー

下半分の円形がフィロス星の心だとしたら、上半分のひし形は引力錨にもあるように、エネルギー源。それは、「海神の心」と「火種」とに置き換えることもできるかもしれない。【ふたつでひとつ】のマーク。

星の磁場/マークの向き

星の磁場内のマークの向きが180度逆を向いていることとも、関係があるのか⋯⋯?

⋯⋯とりあえず、そんな思考が私の脳内にはあります、ということをお伝えして、考察を進めます。


③ 呪われた運命


ホムラ伝説『忘却の海』よりも前の時代に墜落した主人公。命がリセットされたため、7、8歳の幼体として転生。島の神使達に引き取られ、生贄として育てられます。そして『忘却の海』ストーリーへ。物語冒頭、なんの未練もなく海に投げ込まれた主人公と、海神ホムラが出会います。そして、リモリアを第二の故郷と思えるほど、海底での生活にも慣れた頃、物語が動きます。

私達が近づいたその瞬間、「火種」の中心が突然目覚めたかのようにぐらりと揺れた。それと共に、壁に映った影も揺れる。「火種」は数回揺らめいた後、またふっと暗くなった。

伝説『忘却の海』07

海神祭の前日の夜更け、火種は妙な動きを見せます。その翌日、主人公は不吉な夢を見ます。

少年が振り返り、私と向かい合う。 その時、ナイフが私の胸に突き刺さった。温かい血がポタポタと滴り、流砂の渦に呑まれていく。私の胸は切り開かれ、血まみれの心臓が彼の白い指に握られている。滴り落ちる鮮血は、小さな炎の養分となった。 その炎の中心には、不思議な光を放つ水晶がある。

伝説『忘却の海』08

夢の世界で、主人公と少年ホムラは砂丘の中の鯨楽都へと辿り着きます。伝説『金砂の海』と同じ世界のようですが、主人公の心臓が奪い取られるという不穏な夢となっています。さらに、

「生贄」の脱走によって海神が怒り、信者への罰として神殿を焼き払ったというのだ。そして最年長の神使は病に伏し、わずか数日で命を落としたらしい。

伝説『忘却の海』08

陸では奇妙な出来事が起こっていた様子。まるで、主人公を生贄として扱ってきた神使達を狙って罰が下ったような。そんなことを、誰が?まさかホムラはしないだろうと早々に除外。そして考えた末に辿り着いたのが、前日に不審な動きを見せた「火種」でした。

ホムラと主人公が近づいた時、目覚めたかのようにぐらりと揺れる。この時、海神の胸に手を当てた主人公が「海神の心」と共鳴していたとして、海神と【ふたつでひとつ】の関係である火種にもその共鳴の影響があったとしたら。「火種」は主人公の持つ「エーテルコア」の存在を知ったのではないだろうか。そのエネルギーがあれば、自分が弱まることはない。海神であるホムラが深い海の底で眠りにつくのを恐れるように、火種もまた力が失われることを恐れていた。そして強い力を持つ「エーテルコア」を手に入れたいと強く思った。この状況と似たエピソードがありました。レイ伝説『人知れぬ沫雪』の霊蛇のシーン、

華がお前に付き従っているのは、お前の力によるものだろう。そして、あの蛇が暴れ出した原因も同じだ。原因は同じであっても、異なる結果に結びついた。つまり、これはお前のせいではない。

伝説『人知れぬ沫雪』03

これと同じことが、ここでも起こったのではないか。

そして、主人公が見たあの不吉な夢を現実とするために、火種は、海神の書の予言を書き換えた。

あなたに見返りを求めることなくキスを捧げる人を見つけなさい。あなたの心と通じ合う魂を愛しなさい。愛と死は、人生において最も重要なこと。──死の訪れを止められないのなら、勇気を持って愛を与えなさい。

『リモリア・海神の書・第三巻』

伝説『忘却の海』04

リモリア人が真の力を得る方法
海上で荒れ狂う大波と闘う
深い海峡の隙間に潜り、真珠を探す
運命の相手の魂を見つけ、愛し合う
そして彼女が最も純粋な口づけを捧げる時、
自らの手で彼女の心臓をえぐり出す
愛で満たされた純真無垢な心は、
人類からリモリア人へ捧げる最上の信仰である

リモリア遺跡 0065号石板残篇より
『リモリア・海神の書』

伝説『金砂の海』07

「エーテルコア」の力が欲しい「火種」。海神ホムラを使って主人公の心臓を奪おうとする⋯⋯これまた思い当たるものがあります。レイ伝説『秘密の塔』に登場する、アスタの力「蘇生のコア」です。預言者レイを使って、最終的に主人公の持つ「エーテルコア」の力を奪い尽くすはずでした

お前は結晶体の何倍ものエネルギーを引き出すことができる。「蘇生のコア」に自分のエネルギーを奪い尽くされるまで。
(中略)
これが、私と出会った後のお前の本来の運命だった。

伝説『秘密の塔』09

もしかして「地核エネルギー」だけではなく「蘇生のコア」「火種」も同じ存在なのではないか。もしそうであれば、セイヤ、レイ、ホムラ、この恋と深空の物語を読み解く鍵となるかもしれない。

リモリアは突如暗黒に陥り、火種は長い時間光を失い、海全体が焦燥と不安に包まれた──潮が満ち、逆巻く大波が崖を砕く。落石が絶えず海に落ち、再建された聖堂も崩れてしまう。
その後、海神が一人で神殿を出ると、リモリアにも再び光が戻った。彼が扉から出てきた時、そばにいたはずの信者の姿はなく、「火種」が格納された壁龕は崩壊 していた。灰と火の粉を浴びる彼の手のひらには、赤子の鼓動のように小さく脈打つ炎が握られている。

伝説『忘却の海』09

そして、ここで何があったのか。予言通り、主人公の心臓はえぐり取られ、火種の一部となったのか。それとも海神に助けられ、陸へと戻り生涯を終えたのか。どちらにしても、主人公はエーテルコアの力で再び転生記憶リセット。

『忘却の海』から他にも色々とありつつ、ここでは省略して、メインストーリーへと続きます。この辺りの詳細は、ホムラストーリー考察の方で書けたらと思ってます。


④ メインストーリー


ついに深空トンネルの開いている時代になります。ここはさらっと行きます。座礁した少年ホムラは幼体主人公に助けられ、何か約束を交わす。その後主人公に何かがあって、ガイア研究センターの001号提供者となる。スエ達研究員は主人公の心臓に不明物質を見つけ、エーテルコアと命名。裂空災変時、主人公のエーテルコアの半分が暗点に渡る。月影ハンター姿のセイヤは200年以上探し続けた主人公を発見。スエは避難所にいた主人公 (7歳) を引き取る。恐らくその頃を主人公の誕生日にしたものと思われます。同時か後か、マヒルも引き取ったスエ。レイの両親と古い友人同士だったため、主人公 (8歳) とレイ (12歳) が出会う。その夏、レイのEvolが暴走、主人公を死なせかけます。そして秘話や深層の物語を交えながら、メインストーリーへと進んでいきます。

第9章以降の内容は考察どころか想像もつきません。暗点のシンがどう絡んでくるのか。臨空市に何が起きるのか。マヒルとはいつ再会できるのか。EVERグループの計画も気になるし、杉徳医療も何かやらかしそう。ワンダラーの多発する環玉区帽子島でも何か起きそうだし、動物に異変が見られる極地も心配。天行市も気になるし、深空宇宙機関も関わってきそう。⋯⋯物語の壮大さがやばい。楽しみでいっぱいです。が、メインストーリーの結末は、もしかしたら主人公の【死】で終わるのではないかと考えています。

メインストーリーのクライマックス。エーテルコアを持つ主人公と、それを奪いに来る様々な組織、そして主人公を守ろうとするセイヤ、レイ、ホムラ。それでも【死】を迎えてしまうのは、主人公の運命がアスタによって呪われているから⋯⋯

⑤ 運命の分岐


ここから少し飛ばして、地球時代が終わり、フィロス星時代となります。伝説『秘密の塔』の物語、アスタによってこの世に降臨した、預言者レイのいる時代です。

まず、預言者は全ての時空を見ることができる者として登場しているので、時間的な縛りとは無縁の存在だったのではないかと思います。

本を開き、内容にじっくり目を通していく。
特に、レイが書き込んだメモは注意深く読んだ。

「ジャスミンが、また現れた」

伝説『秘密の塔』05

預言者の記憶に現れるジャスミンは、どこかの時代で死を迎えた主人公──過去のレイが守ることができなかった主人公です。アスタによってレイの記憶の中の主人公は花を咲かせないジャスミンに改ざんされています。そんなジャスミンが、預言者が既に存在している時空にも現れる。全てが過去ならば、新たに現れることはないはずです。

「前世」という表現は正確ではない。預言者は、本当の意味で死ぬことはないからな。

伝説『秘密の塔』06

預言者レイは高次元の存在で、イバラの塔も高次元空間なのかもしれません。

そんな預言者ですが、ジャスミンの花が咲いたことでアスタに改ざんされた記憶を取り戻します。これまで、彼の前世に当たるレイ達が恋した主人公は、いつも運命を変えられ死へ向かっていました。

長い運命の中で、彼はその少女と何度も出会い、恋に落ち、そして彼女が何度も運命を変えられ、死へ向かうのを見てきた。なぜなら、神の道具には愛する気持ちを抱くことなど許されないからだ。

伝説『秘密の塔』08

そして、本来ならば、蘇生のコアにエネルギーを奪い尽くされ死ぬ運命だった主人公を救います。

アスタの力は、運命を呪うことに使えるが⋯⋯
神の決定を覆すことにも使える。

伝説『秘密の塔』09

伝説『忘却の海』の時代に、火種は主人公の持つエーテルコアを手に入れるため運命を呪い、主人公を死へと導いた。火種=アスタ。そのアスタによって呪われた運命──【死】へ向かう運命を歩んできた主人公。生きることへの執着はどの時代の主人公よりも強いものでした。

全知全能の最高神アスタ様、私は何も感じない石になんてなりたくありません。行きたい所もやりたい事も、まだたくさんあるんです。どうか、私を生かしてください⋯⋯

伝説『秘密の塔』03

そんな主人公の【死】の運命を、「蘇生のコア」によって覆したのが、記憶を取り戻した預言者レイです。

次の瞬間、「蘇生のコア」から塔全体を照らすほどの強い光が放たれた。レイの手の中に白い光が現れる。それは透明な球体に凝結し、コアを包み込んだ。
(中略)
球体に包まれた「蘇生のコア」は、色とりどりの光が流れる水晶玉のように見えた。その水晶玉が、私の心臓の辺りに入り込む。莫大なエネルギーが私の体内へ流れ込み、全身を駆け巡る。

伝説『秘密の塔』09

この瞬間、それまで【死】の運命を歩んできた主人公の物語は、【二度と失わない】運命の物語へと書き換えられました。

その静謐の中へ
失われた時間は永遠に葬られた

恋と深空テーマ曲
「Love and Deepspace」

そして、高次元空間であるイバラの塔と共に預言者レイは氷の中に閉ざされます。

ここから主人公の物語は、【死】の運命が始まって以降それぞれの時間軸へと分岐します。【死】ではなく【二度と失わない】運命へと上書きされた物語。メインストーリーとは別にある、心の約束や思念ストーリー、些細な日常ストーリーが展開される世界軸。伝説『来たる夜明け』や『人知れぬ沫雪』へと続く世界軸です。


⑥ それぞれの物語へ


分岐といっても、時間が戻ったのではなく、過去が書き換えられたイメージです。そしてこの分岐はゲーム上の都合として考察に取り入れた設定です。時系列や不穏なメインストーリー関係なく、彼らとのしあわせな時間を楽しみ続けることができます。そんな、それぞれの世界軸について思っていることを簡単に書き置いておきます。

【セイヤ × 主人公】
セイヤの未来については一切情報がありません。ここはセイヤ周辺の考察を頼りに、妄想で進めるしかないので、自由度高めです。伝説『来たる夜明け』もこの世界軸にあり、その後どちらも死ぬことなく続いて欲しい (願望)。そして、故郷の星を救うための何かを見つけて、キノア達と共にフィロス星に帰航。星は救われ、その新たな仕組みによって人々は永世ではなくなる。セイヤは生まれてからこれまで、その身体ひとつ、その記憶ひとつで生きてきた存在。物語の途中で死なせるわけにはいかない。それでも死ぬような気がしてしまうのは、テーマ曲のせいかな⋯。

【レイ × 主人公】
分岐して最初に、伝説『人知れぬ沫雪』が始まります。上書き前の【死】の運命では、主人公は「変数」として摘み取られていたであろう物語です。レイの星4思念の白衣下の服が、メインストーリーと違うのは、運命が変わった司命レイの要素が強く残っているのかもしれない。ただ、公式動画の「私と出会うな」と言ってるのは、この黒服の方のレイ先生です。この辺りの詳細はレイストーリー考察の方でまとめたい。そしてレイ先生といえば、秘話『まだ見ぬ黎明』。【死】の世界軸ではこのレイの元にも主人公がいたものと思ってます。しかし、【二度と失わない】世界軸となったため、主人公の転生回数が変わり、ここに現れることはなくなった。その代わりのジャスミンです。

【ホムラ × 主人公】
ホムラも、セイヤ、レイと同じような世界軸で進むと考えていたのですが、この投稿をまとめている途中でまた新たな発見をしてしまったため、組み立て直さないとな⋯と思ってます。個別に投稿する方で説明できたらいいな⋯。伝説『金砂の海』へと続く物語と、伝説後の物語です。そしてこれらは、預言者レイよりもあとの物語となります。


🛸まとめ


まとめという名の言い訳コーナーです。
最後の方、曖昧に終わらせてしまいました。やはり、色々と荒削りなまま組み立てた流れだったので、自分でも納得できず。うまく説明する能力も足りず。何度も繰り返して申し訳ないのですが、とりあえずメインストーリー更新前までに記録として残しておきたくて仕上げました。

個別のストーリー考察と共に、第2弾の方も着手して行きます。ですが、先にそれぞれの考察をまとめ上げたいです。

でもですね、今月のメインストーリー更新で、伝説『来たる夜明け』のリヘイとか登場したら速攻でこの考察を更新して第2弾を投稿します。この考察をまとめてる時に、十日を共にのセイヤ思念ストーリー『暴走信号』を聞いた時「うぇっ??」てなりました。メインストーリーも秘話も絡めてきた!?うぇっ??って。そっかそう来るか、と別の新たな考察も立て始めました。そんなことになりそうな予感もあって色んな意味でほんと楽しみです。

あと、全体をまとめてると、どうしても感情が平坦になってしまうのですが、個別ストーリーをまとめてると、1人に気持ちが集中するので文章が感情的になりがち。後で読み返して何も入ってこないので、考察どうのよりも、文章術を先に勉強した方がいいかもしれないと思いはじめています。いつものことですが、長々と言い訳ばかりで⋯🙇‍♀️ここまで読んでくださり、ありがとうございました🍀



なぜ、このような考察に至ったのか。物語を読み解く過程で辿り着いたわけではなく、自分の気持ちの都合も関係しています。というのも、メインストーリーと、些細な日常ストーリーにあるようなラブラブした雰囲気を、どうしても同じ世界に重ねられず。自分が乙女ゲーム初心者だから⋯というのもあるかもしれませんが、今回のキス思念ストーリーも含め、主人公めっちゃ浮気してるじゃん!となってしまう気持ちをどうにかオールOKにする物語を探して探して⋯辿り着いたのがこの設定でした。浮気じゃないからね!っていう執念。そして、主人公を一体だけ、としたのも同じ理由です。フィロス星に女王主人公を残して来ると、セイヤと結ばれるのは、メインストーリー主人公か女王主人公か、どちらか1人だけになるじゃん!選ぶなんて酷すぎる!と、なったためです。箱推し過ぎて誰も逃せませんでした。他の乙女ゲームはどんな仕組みなんだろうか。

ここのとこ、多忙さと、私生活のあれこれと、恋と深空の考察をメインストーリー更新前までに仕上げたくて少し無理をしたのか、脳みそがポップコーンのように弾けています。そんな状態で、さっき夜ごはんとしてチャーハンを作ったら、とても塩辛くなっていました。仕方ないので、チャーハンをふりかけのように白ご飯にかけて食べたのですが、ちょっと、そんな脳みそを休ませるため、それぞれの考察ストーリー投稿はのんびりめに行きます🙇‍♀️といっても下書きは作ってあるのでどうにかなると思ってる。が、辻褄合わないところをつつき出すと、新たな発見があったりして、前後左右上下ひっくり返ることもあるので、その時は時間がかかります🙇‍♀️




🍬おまけ


≫ 謎の女性

メインストーリー第8章、蟻の巣で狩猟日開催の合図と共に、主人公が取っ組み合いをしている中、無表情の女性がいるのがずっと気になっていました。

明るさ調整しています。

そして何度目かのメインストーリー復習中、

カメラワークに追いつけずの構図。

月影ハンターポスター (?) の隣に、女性発見。

カメラワークに追いつけずの構図2。

どうやら、会社の機密情報を盗んでN109区に潜伏している様子。この時点で蟻の巣にいるということは、主人公を狙ってる敵か?その手は?何か持ってるの?Evol?この無表情さが少し不気味ですが、メインストーリーが更新されたら登場しそうな感じですね。ほんと楽しみ。そして、明日の配信も楽しみ🐱🐱🐱🐱



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