エンブレムにこだわってくれ。
スローなネギにしてくれ。(byあだち充)じゃなかった、
エンブレムにこだわってくれ。
っていう話です。
最近、所さんがランブレッタ(イタリアのスクーターです)なんかのエンブレムにこだわっていて、見てて楽しい。
エンブレムとか、ステッカーとか、好きなんです。
さて、クルマの鼻先やお尻などに付いているエンブレム。
それは一つの"顔"であるはずなのに、なんだかこだわりがないと思うのは、ボクだけか。
つまり、ほとんど全部、こういうタイプなのだ。↓
お分かりでしょうか。
"こういうタイプ"っていうのは意匠の話でなく、材質というか、仕上げというか、質感というかの話。
プラスチックにクロームメッキ。
っていうのかなあ、これ。
奮発して外車買っても、おなじく、コレです↓。
革張りシートにグレードアップしても、エンジン出力が100馬力上がっても、値段が倍になっても、エンブレムはこれ。
もう少しこだわってもいいのでは?
この会社にしかできない超絶技術を持つ、世界シェア100%メーカーの仕業か?ってくらい、このタイプばかりだ。萎える。
いやね、"所有欲を満たす"って言葉がありますけど、頑張って買ったクルマなんだから、外装の目立つ部分についてるエンブレムにも、こだわって欲しい。
そこへ持ってきて、こだわっているメーカーももちろんある。例えばこことか。↓
ここ。↓
ここもそうだ↓。
七宝焼きかな? 美しい。
しかしメーカーのエンブレムは良いんだけど、後ろに回って、モデル名のバッジを見ると、こんなだったりする。↓
やっぱりかー。
悪いとも思わないけど、良くはない。
じゃ、どうしろというのか。
色んな材質があっていいと思うんです。所有者がウレシくなるような。昔のクルマにヒントがあると思います。
ウッドとかガラスとかホーローなんかを一部に取り入れるとか、↓
↑ルネ・ラリックのカーマスコット。コレがクルマの一番前に付いてたんですよ!?
あるいはプラであっても、質感にこだわるとか。↓
↑いすゞ117クーペのフロントエンブレム。
センス良いなら単にステッカーでも。↓
↑フォード・RS200。
フェンダー部分にエンブレムっていうのも、イイと思うんです。↓
↑アルファロメオ・ティーポ33/2ストラダーレ。
せめて、アルミやステンレスなどの金属の無垢材(これなら表面が、ポリッシュ仕上げとかヘアライン仕上げとか、バリエーションができる)。
バイクのカワサキは、新しいH2というモデルに、いつものカワサキマーク(フライングkというらしい)↓でなく、
川崎重工業のマークを付けましたね。↓
こちらは"川"の字を意匠化した伝統のあるマークで、リバーマークというらしい。川崎重工の技術を注ぎ込んだ、量産バイク初のスーパーチャージャー搭載機なので、このマークなんですって。
作り手の思いが伝わって来ます。
目立ちすぎてもダメなんで、難しいと思いますが、メーカーさんには是非、ご一考頂ければと思います。
それでは、またー!
サポートいただけるなら、グンとやる気出します。