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出ました。日産ZのGT500レースカー。でも少し提案を…

いやー出ましたねー、日産ZのGT500仕様。

(写真は全て日産ホームページより)
(このフェンダー、迫力はあるんだけど…)
(リアはなんだか、車高が高い感があるなあ…)

デザイン的には、GT-Rと比べて、ルーフがリアに向けてなだらかに落ちていくZの方が、シルエットが美しい。

GT-Rって、車高が高く見えるんです。ヘッドライトが縦長だし、サイドから見るとフロントフェンダーの線が乱高下した感じと、リアのホイールハウスから上、前、後ろのスペースが分厚くて、腰高感があるからかと。↓

一方、Zはフロントフェンダーの後ろに若干、分厚い感がありますが、リアフェンダー周りはスッキリ。
あと、2シーターだから、ルーフがスーッとリアに落ちてくるところもカッコ良い!

ただねー。
GTカーのデザインには、

少し苦言を呈したい。

それはですね。
まず、フェンダーのデザイン
今のGTカーは大体、元のクルマにガチャーンとアーチ型のオーバフェンダーの着いたスカートを履かせた感じで、↓

(TOYOTA GAZOO Racing HPより)


Zもその感じ。
市販車の面影が、あまり感じられない。これ、元がスッキリデザインのZは、特にもったいない。
現代のレースは空力が勝負に直結するから、この辺をカッコよく作れというのは難しいかもしれないけど、以前のGTは結構、その辺意識していたような。↓

(少なくともアーチ型フェンダースカートをガッチャーンではない造形。2006年のNSX。鈴鹿サーキットHPより。)

もう一つの苦言は、プレス発表時のカラーが、なぜ、真っ黒なのかってこと。
スポンサーとの関係とか、大人の事情があるのかもしれないけど、レースの華やかな世界の話なのに、

ちょっと味気ない。

せっかくのデビューなんだから、スペシャルカラーリングでサービスして欲しい!
例えばこちら。↓

このクルマ、シーズンに入ると赤に変わるので、白はプレス発表時だけのスペシャルカラーでレアなのです。

Zは市販車のデビューイベントでは鮮烈なイエローだったので、イエローをアレンジしたカラーでも良かったかも。

日産がルマンに挑戦するって発表したときのGT Rのカラーリングも、華があって良かった。

95年のルマン出走のプレス発表時のGT Rのカラーリング。


レースの世界ですから、是非これからも、夢のある演出をお願いします!

それでは、またー。

サポートいただけるなら、グンとやる気出します。