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カッコ良さにこだわるデザイントーク。

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見た目のカッコ良さにこだわる、プロダクトデザイン等に関する言いたい放題。
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#ランチア

雑誌は新型車の批判はしないものだと思ってた…が!

・僕は仕事でnoteを書いてるワケじゃないから、本音が言える。 ・同時に、読んでくれる方が不快になるような悪口は書かないでおこうと思っている。 ・一方で、未来につなげる意図を持った前向きな批判ならば書いて然るべきだし、そこまで封印してしまったら、逆に世の中が不健康になると思っている。 ・クルマが大好きだが、自動車作りに携わる人間ではない。 と、最低限の前置きを置いたうえで本題に入りますが、 僕には、トヨタの新型スープラは、全くカッコいいと思えない。どころか、仮にお値

空力編その2。オートモビルカウンシル2023。

先日訪問したオートモビルカウンシル2023の空力/ボディワーク編その2です。 いやー、眼福、眼福。 それでは、またー!

GRヤリスはホントエライ、エライのだけれど…

トヨタのGRヤリスはスゴい。エライ。 何がスゴいって、まずスペック。 1,618ccの直列3気筒ターボが生み出すのは272馬力と370N・mの怒涛のパワー。車重は1,250kgと軽め。 この数字がどれだけスゴいかって、ポルシェ・ケイマンに肉薄してるワケです。 つまり、 ケイマンは300馬力、380N・m。さらに!ポルシェは車重1,360kgほどあるから、パワーウェイト・レシオで比べたら、同じ4.6となり、性能はケイマンとほぼ同じなワケです。すげー! しかもヤリスは四輪駆動

【プチカスタム】フェラーリF1やワークスランチアが採用してたミラーが今も買える!?

いやー、ワタクシこれ奇跡的だと思うんですが、70年代のフェラーリや、イタリアン・レーシングマシンが純正採用していたバックミラー、 ビタローニの「F1 カリフォルニアン」が、なんと今でも買えるんです、新品で! 70年代の純正採用車は、例えばこれ。↓そしてこれ、ランチアのバリッバリのラリーカー。↓ 極め付けはこれですよ。↓フェラーリ312T。ニキ・ラウダもドライブしたF1。「F1 カリフォルニアン」の名前は伊達じゃない!! ここで、話は現代に戻ります。この、何にでも似合う

マツダ推しでもあったオートモビルカウンシルに行ってきた!

さてさて今回のオートモビルカウンシルは、マツダ推しでもありました。日本車で初めてルマンを制した名車マツダ787Bで、トドメを刺されたのでありました。 とにかく名車にこんなに近寄って、あー、こういう風に空気が通るのか、なんて見方ができるっていうのは、車好きにとってはたまりません。↓ 次はRX-7。 ルマンに出たこのRX-7の超ロングテール、実は、内側にそのままFCのテールが入ってるやん!↓ とかね。近寄って見ることで発見する。 往年のラリーカーもたくさん。 いやー満

ザガート推しのオートモビルカウンシルに行ってきた!

いやー前回は往年のラリーカー推しと言っておりましたが、今回のオートモビルカウンシルは、イタリアのカロッツェリア・ ザガート推し でもあったんです。 カロッツェリアってのは、ざっくりいうとメーカーの依頼を受けて、クルマのボディのデザインと制作を専門にやる工房みたいなもので、ボディ専門だけに、エース・デザイナーを揃えて、すごく良いデザインしてくるわけです。 ではそのザガートのデザイン、見てみましょう。 アバルト750GTザガート! 展示されてるクルマが買えるってのもこ

WRC推しのオートモビルカウンシルに行ってきた!

今年4/9〜11まで幕張メッセで開催される、オートモビルカウンシル2021。行ってきました! なんといっても今年は、ワタクシ大好きな、 70〜80年代WRCラリー推し でしたので、無理してでも行きました! 早速お目当てのど真ん中のスペースへ! 出たー!! ラリー界で2番目に美しい(主観)、 ランチア 037ラリー! アクロポリスラリー4位入賞車そのものとのこと。 後ろもド迫力。そして、 ボクのバイクに付いてるビタローニ・カリフォルニアン・ミラーがしっかり付

スグにわかった! ココが旧車へのオマージュ。

昨年11月にデビューしたばかりのアウディの新型車、A1スポーツバック。街で見かけて、フロントを一瞥しただけで、 往年の名車のオマージュだっ!ってわかる部分がありました。 ↑この、ボンネットの、ライトとライトの間にある3本の細ーいスリット、これです。 一発でわかりましたよ、アウディさん!これですよね。↓ アウディ・スポーツ・クワトロ。83年。 カッコいいー! ラリー界でも活躍。↑ でね、今回のA1でもビミョーに再現してくれてるんですが、 もっとメリハリを出して再

ストライプの鬼 – II。

仕事の虫。サーキットの狼。そして、ストライプの鬼(笑)。 ということで(何が?)、前回はヨーロッパの市販車のおっしゃれなストライプをご紹介したこの企画、続きを行ってみたいと思います。 3. 豪快さを体現するアメ車の極太ストライプ。の鬼!アメ車のストライプの特徴は、 ゴツい!こと。ほーら。↓ (ACコブラ '65? 7リッター❗️ V8) 極太でしょ。ワタクシ、アメ車には詳しくありませんが、この太さが、大排気量V8・OHVの、あの独特の、 ドルドルドルッって音と、驚

マルチェロ・ガンディーニ。

マルチェロ・ガンディーニっていう、 カーデザインの天才がいます。今回ご紹介するのは、そのガンディーニがデザインした、 ランチア・ストラトス・ゼロ。名前にはランチア・ストラトスと付いてますが、その後完成したストラトスはこれですので、↓ これもめちゃくちゃカッコイイですが、 ストラトス・ゼロがベース車だとは言えないでしょう。 全然、違うクルマです。どっから見ても独創的。 どうやって乗るの?と思いますよね、ドアがないので。なんとこうやって乗ります↓。 戦闘機と並べて撮り

ザ・流線型。 〜ランチア・LC1

突然ですが皆さん、最近のF1やル・マンのクルマ、カッコ良いと思いますか? 私の答えを言うのはやめときます。 でもね、 レースを見たい!と思う動機の1つは、 カッコ良いいから!だと思うのですがね。 そこで!私がカッコいいと思うレーシングカー、またまたミニカーで紹介していきます。 第1弾はこちら。はい、ドーン💥! ランチア・LC1です。フロントのライトとライトの間、ここに風を通して、途中のウイングでダウンフォースを発生させて…って、風の流れが目に見えるようなデザインだわ

「クセがすごい」by千鳥 〜ビタローニ・ストラトス。

こんにちは。突然ですが最近のヘルメットは、シュッとしてカッコ良いのと、空力パーツやなんかが沢山付いててコテコテのやつと、両方ありますよね。皆さんどちらがお好みでしょうか。 私は断然、シュッとしたやつです。特に、ちょっと昔のヘルメットはデザインもシンプルだし、カラーリングも凝りすぎてなくて良い。昔のF1ドライバーのカラーリングなんか、単純な幾何学模様みたいなので、子供が絵に書けるようなデザインが多かった。セナ、プロスト、ピケ、マンセル、アレジ、中嶋とか…思い浮かぶ人の活躍した