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国民を愚弄する馬鹿げた委託契約(政府保証)

日本政府保証は、顧客もビジネスもない工場(現物)、2nmGAAプロセスも立ち上げて生産もしてない企業の工場に、日本国民の税金での保証という前代未聞の委託契約案。

国による「委託事業」の縛りがある。
「これまで現物出資の実績はない」。

呆れるばかりです。
NEDOの国プロ(半導体)で、開発し成功した事例はありません。
昨日の第28回デジタル松蔭塾で解説しています。

【ラピダス支援】
~引用~
次世代半導体の量産を目指すラピダスを巡り、政府が関係機関を通じた出資を協議している。国が保有しているラピダスの工場などの設備を対価として、同社の株式を取得する案がある。複雑な支援スキームが浮上する背景には、国による「委託事業」の縛りがある。
「これまで現物出資の実績はない」。

【半導体関係者調査】
ラピダスの現在の仕組みを理解していない方が多いようですが、現在はラピダスは国(NEDO)からの開発委託を請け負っており、現在建設中の工場も年末に搬入する製造設備等も国の資産です。

②先端半導体製造技術の開発(委託)
(d1)高集積最先端ロジック半導体の製造技術開発
(d4) 2nm 世代半導体のチップレット・パッケージ設計・製造技術開発

2027年のからと言われる量産時にはこれらの資産を買い取る必要があるため、増資や公募、銀行からの融資などの資本政策の準備が今から必要なのです。そのためにも試作した2nmノードプロセスのデバイスが実際に動くことを証明する必要があるのです。「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の事業者に対するステージゲート審査の結果に基づく予算増額の承認および採択事業者の決定を行いました(2024年4月2日)

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/post5g/20240402.html


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