【共作】AIのべりすとくんと書いたヒロピンフェチヒーローの導入

詩子お姉さん4周年記念配信を見ながら自分でもやってみようと以前趣味で書いたヒロピンフェチヒーローの設定noteで作品をつくりました。
AIのべりすとくんとの共作です。とりあえず導入だけ書いた感じ。
軽度のヒロピン要素あり。よろしくお願いいたします。


西暦20XX年、この地球は女帝国アマゾディアに侵略されていた。
「いけ!アマゾディア戦闘員!バディーズXのユイハをぶちのめせ!」
戦闘で瓦礫の山のなった街で銀髪で軍服姿の女幹部が叫ぶ。
その指令に呼応するかのように黒いハイレグレザースーツの戦闘員たちが臨戦態勢に入った。
「来たわねアマゾディア戦闘員!私たちバディーズXが返り討ちにしてあげるわ!いくわよソウジ!」
「あぁ、ユイハ!俺たちバディーズXが迎え撃ってやる!」

これはちょっと変わったヒーローとヒロインと女幹部の物語。
お互いに秘密を抱えあった3人の物語である。

***

『アマゾディア帝国』それは20XX年に突如現れた謎の組織だ。
女帝を名乗り、世界征服のために日夜暗躍している。
そんな女帝国の野望を打ち砕くため結成されたのが俺とユイハが所属する『バディーズX』、地球防衛のために設立されたアカデミーの部署だ。
この世界でヒーローとなった人間は安全管理のためにバディを組む。
「貴方が私と組むソウジね、これからよろしく。」
凛とした顔立ち。無駄のないスレンダーな体型で、いかにもスーパーヒロインと言うべき美貌だった。
『正義のスーパーヒロイン様』、それがユイハの印象。
文句ナシのイイ女って思うだろ?確かにそう思う。これ以上ない上玉だろう。

――――だが、俺はこの女が邪魔だった。

何故なら俺は女幹部や女戦闘員に辱められ、暴力を振るわれたいがためにヒーローになったからである。
ドM?違うな、俺はヒロピンフェチだ。
ギリギリの状況で痛めつけられる。死なない程度の凌辱と暴力を受けるのが趣味なだけだ。
あ、もちろん男は論外。俺は女幹部に全裸磔にされ鞭打ちにされたいだけだから。まぁ、こんなことは誰にも言えないんだけどさ……
「おい、お前ら!いつまで乳繰り合ってるんだ!?」
イラついた様子の女幹部が怒鳴り声をあげた。
どうやら俺たちがなかなか戦いを始めないために焦れているらしい。
「いくわよ!私が先陣切るからソウジは後方支援をして!」
ユイハが超加速を行い、アマゾディアの女幹部に殴りかかる。それを止めにかかろうと戦闘員がユイハに襲い掛かってきた。
(ズルい!!!!!!!!)
俺は心の中で叫ぶ。俺も女戦闘員に羽交い絞めにされたい。めちゃくちゃされたい。
その思考を片隅に抱えながら後方支援の砲撃を行う。近接戦特化のユイハと遠距離戦特化の俺。戦闘形態としては悲しいほどにベストマッチだった。
「ふんっ、小賢しい!!」
しかし、その攻撃はあっさりとかわされる。
流石は女幹部といったところだろうか、中々の戦闘力だ。
「甘いわね、アマゾディア戦闘員。」
ユイハがニヤリと笑うと軟体を活かした超開脚による回し蹴りで攻撃を行う。
戦闘員が薙ぎ払われ、消え去っていく。
「正義は屈したりしないわ、アマゾディア女幹部・ウーラ」
ユイハは女幹部・ウーラに詰め寄る。
「くっ……相変わらずだなバディーズXのユイハ……」
苦虫を嚙み潰したような表情でユイハを睨みつける女幹部ウーラ。
俺は終始蚊帳の外だった。いいぞもっとやれ。
「今日こそ決着をつけるわ!覚悟しなさい!!」
ユイハの拳がウーラの顔を捉えようとした瞬間、ウーラはその手を掴んで逆にユイハを投げ飛ばした。
「きゃあっ!」
勢いよく地面に叩きつけられたユイハの肉体は地面を跳ね転がっていった。
「くぅっ……」
四つん這いになり立ち上がろうとするも力が入らず、地面に這いつくばってしまう。
「惨めだな、まるでネズミのようじゃないか。」
ウーラはユイハの元に行き、ムチの先を突き付ける。「くくく、悔しいか?悔しいだろうなぁ。」
ユイハを見下ろすようにして笑い声をあげる。
「ほら、立てよ。立って戦え。」
「ぐっ……」
必死に立ち上がろうとしても上手く力が入らない。
正直ずるい、俺がそのシチュエーションを味わいたかったのに。
急いでウーラを突き放すために砲撃を仕掛けようとしたその瞬間――――――――!

「ひっかかったわねウーラ」

ユイハの周りを光が包む。そして光の粒子が集まり人型を形成していく。
「なにぃっ!?」
光の中から現れたのは変身ヒロイン『ヴァルキリー』の姿であった。
「私の身体はちょっと特殊でね、こういうこともできるのよ!」
ユイハが腕を振り上げるとヴァルキリーが巨大な剣を振り上げた。
「さぁ!バディーズXの『ヴァルキリー』ユイハの力を受けなさい!」
「くっ……ここまでのようだな、撤退するぞ!」
逃走の姿勢を見せるウーラ「させない!」とユイハが叫ぶ。「そう簡単に逃がさないっての!」
「うおぉおおッ!!」
ユイハが放った一撃により、ウーラと戦闘員たちが吹き飛ぶ。
「やったわね、ソウジ」
「あぁ、そうだな」
ヴァルキリーのユイハ、彼女は『ヒロピンブレイカー』だった。
(ちっくしょ~~~~~~~!!!!!!!!)
俺が味わいたいヒロピンシチュエーションを一身に受け、それを全て打ち砕いていく。
味方としては頼もしいが、俺にとっては最も邪魔で羨むべき存在だった。

「ふーん、あれがバディーズXの二人か」
何者かが遠くからユイハとソウジの戦いを見つめていた。
「中々に面白い連中のようじゃないか」
白衣姿の女研究員がニヤリと笑ってウーラの亡骸に目を向ける。
「アマゾディアの4強女幹部が無様だねぇ……」
しかしこの女にはまだ利用価値がある。女研究員は試験管を取り出し、ウーラの粒子を採取した。
「ワタシがキミを、再生させてあげよう。次は上手くやるんだぞ。」女研究員はウーラの身体を優しく撫でる。すると彼女の傷口が徐々に塞がり始めた。
「う、うぅ……」
意識を取り戻したウーラに女研究員が声をかける。
「気分はどうだい?」
「お、お前は……アマゾディア研究員のアンダー!」
ズタボロの軍服から乳房が零れ落ちていたがそんなのを気にする暇はなかった。
「そうか、私は負けたのか……」
ウーラは目を伏せる。
「ウーラ、悔しいか?」
「あぁ……」
ウーラの脳裏にはユイハの姿が刻み込まれていた。
「バディーズXの二人は強敵だったからねぇ……仕方ないさ」
「……二人?」
アンダーの言葉にウーラはきょとんとする。
ウーラの脳裏にはビックリするくらいソウジに対する意識が無かった。
「まぁいい……次こそは必ず奴を葬ってみせる!!」
立ち上がり、闘志を燃やすウーラ。その姿を見たアンダーは満足げに微笑む。
「いいぞ、それでこそ私が見込んだ女だよ。」
ウーラの精神はユイハを討伐するという意識で固まっていた。
「待っていろ、バディーズX」
ウーラは拳を握りしめる。
「さて、実験は成功かな」
女研究員はウーラを放置し、その場を去った。


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