開けたら真っ黒で臭い
想い出はいつも美化される。
でも、振り返れば良いことなんかあまりなくて、大半が嫌なことツラいことばかりだった。
くさい物には蓋をするとか言うが、人は自分の都合の悪いことなんか忘れてしまう。
で、結果的に楽しかった嬉しかった記憶を都合良く覚えている。
ツラかった記憶など思い起こしても意味はない。過去に楽しいことがなければ、あとは未来に向かうだけ。
向かった先に何があるか分からない。こぎ出した船が沈没するような人生かもしれない。
自分でオールを持って大海にこぎ出していく、その命が尽きるまで。
カラダは日々しんどくなっても、何もかも嫌になっても。
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