柔らかいドミノ

人の気持ちがイマイチ良く分からない。

男は岩のように転がっていく。障害物があっても、男は決して避けることはない。

あまり自分のことをズバズバ言われるのは傷ついてしまう、かと言って何も言われないのも気になってしまう。

男が集まるとどうしてもケンカになりやすい、それがカラダの暴力かクチの暴力かは置いといて。

高校のとき、先生に隠れてイジメがあった。自分のクラスも、他のクラスも。

誰も助けてなんかくれない。皆見て見ぬふり。

それどころか、いじめられっ子をあざわらう人すらいた。

環境が人を作るのか、人が環境を作るのか。とにかく人は、何かに当たらずにはいられないサガなのだろう。

いじめられっ子がオトナになって凶悪犯罪を犯したりすることもあるが、負の連鎖は一度ついたら止まらない。

一度堕ちたら堕ちるところまで堕ちていく。

ドミノは最後の一つになればいずれ止まる。人はどうか。

人類が続く限り、やっぱり誰しもドミノ倒しからは逃れられない。

きれいごとばかりではない。ライフはいつか尽きる。

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