木摺り下地中塗土仕上げ(セルフビルド可能)
木摺り土壁という構法がある。この構法は、柱や間柱に杉の細材(幅30ミリ、厚さ15ミリ)を9ミリ間隔で打ち付け、そこに土を塗りつける方法だ。この構法は土と漆喰の厚みが30㎜近くあるので壁が音を吸収するなど、とても重厚感のある仕上げとなる。
石膏ボードの代わりに木摺り、なんとも贅沢であるがその様子はとても綺麗だ。細い木を柱に打ち付けていくという作業は、石膏ボードを貼るよりも数倍の手間がかかる。木摺りを打ち付ける際には、パネル化をする方法もある。事前にパネル化することで、現場での