植物を描くことの意義
植物の形態は生命力が静止したもの
というと、多少語弊があるかもしれないですが、形態の背後には、何らかの動きがあり、それが止まったものが形なのです。
ゲーテ・シュタイナー的自然観察の中では、現象として現れている形や振る舞いをまず、しっかりと見ていきますが、その背後には何か力が働いていると捉えてみていく必要があります。
これは、ただ見るだけでは不充分なのです。
植物観察をし、手を動かして描いていくことで、実感をもって、そこに働く力を感じることができます。これは、絵が上手いとか下手ということとは何の関係もありません。
植物を観察し、そこからさまざまなことを学んでいくことは、思いのほか深い意義があると感じています。
なので、今年は、植物美術部の取り組みを進めていきたいと考え中です。オンラインでは難しいので、現地で、になるかなと思います。
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