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カラマツの花と樹木暦

毎日探しているけど、カラマツの枝が高いところにしかなくなってしまい、見つけられないカラマツの花。

今朝は、折れた枝に白いものを発見。朝露いっぱいの花を見つけました。折れているから色を付ける勢いがないのか、本来のカラマツの花は赤い縁取りがあるのですが、うっすらの縁取りで全体亭に弱々しく白い感じ。

しかし、水滴を纏って美しかったので思わず撮影しました。

2022年4月21日撮影

上向きが雌花で下向きが雄花。

これは何年か前のモノ

落葉する針葉樹であるカラマツ。すっとまっすぐ伸びる姿はこちらも背筋が伸びるようで、エネルギーが天と地をつなぎまっすぐに整う感じがします。

冬になると葉を落とすけれど、ヤナギと違って死んだような感じはしない。アンテナのように宇宙から何かをうけとっているように見える。

春には葉よりも先に花が開き、葉をつつむ芽鱗が黄金色になったかと思うと、ほどなくやわらかな緑の針葉が噴出してきます。そして、林全体が新緑に包まれる。

春の新緑、夏の緑、秋の黄金の紅葉、冬の凛とした姿。カラマツの近くに住むものにとっては、カラマツが時間の経過を示す樹木暦になっている感じがします。

みなさまは、自分にとっての暦となる木、お持ちでしょうか?

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