身体にそこそこ気をつけているわたしが食養をはじめた話4

このタイトルにした理由は、今までやってきたオリジナルで一時的な食の選び方が、実は自分に合ってないなんてこと山ほどあるんじゃないか、と改めて思ったから。3と言う数字は人のサイクルの中できっと1つの目安で「石の上も3年」とか、3の倍数で恋愛関係は気をつけるターニングポイントだとか言うように、身体にとっても3と言う数字はキーポイントで3ヶ月で人の血液は一旦丸ごと変わるんだと言う。

それでわたしたちの食養は10月末で3ヶ月が終わり一旦一区切りになった。

見るからに体調がよくなり「暇だなぁ」と言わなくなった義父も、相変わらず早起きでエネルギッシュな旦那も、3ヶ月目にして生理前、中、後の体調が格段に変わったわたしもいたけど、がんばった通知表をもらいたい気持ちと、今後の食べ方を聞いておきたい気持ちとで、もう一度望診を受けに行くことにした。

期待通りに通知表は優良◎をもらえて(多分)、3人とも目の輝きが変わりましたねと言ってもらえた。何より本人たちが身体や心の変化を感じていたのだから、言われなくともいいのだけどやっぱりすごく、嬉しかった。

「あなた(ご飯作るの)がんばったわね」と言われた時は涙が出そうになったくらい。振り返りの為の望診はわたしにとってすごくいい時間になった。

3ヶ月、目に見えて変化はあったけれど、わたしたちそれぞれに提案された今後の食べ方は実は前回と変わらない。

玄米は心から美味しいと感じるまでは食べるのをやめて分搗き米にしましょう、甘みは穀物の甘み(甘酒や米飴)をとりたい時に少しと季節のフルーツを少しだけとか、油を使いたい時はフライパンに油を数滴落としてからキッチンペーパーで全体に広げるとか、もし魚を食べたい時は魚の倍の量の大根おろしと季節の柑橘を添えることとか、

何十年と食べてきた溜め込んできたものたちを3ヶ月で改善するなんてそんなわけないよね、と言う感じ。でもやっぱり一歩一歩なんだなと改めて思う。3ヶ月の食養をしてよかったかと言われたら全力でYESで、油や甘みに頼らなくなったことで味覚が格段に敏感になった。毎日の食事が前よりもシンプルになって野菜本来の甘みとか、素材の扱い方が変わったと思う。義父は漬物が72年食べられなかったけれど、なんと食べられるようになった。それは、味覚の変化でもあるけれど身体の変化でもあって、3ヶ月の食を変えたことで陽性すぎて必要がなかった漬物を、身体が美味しいと感じるようになったってことかな、と推測してる。72歳にして苦手を克服なんてかっこいいじゃないかと思ってる。

わたしにとって一つ気づきだったのは3ヶ月の間、身体の「食べたい」を無視して甘いものを我慢してたのだけど、それは違ったのだとわかったこと。望診で言ってもらったのは「甘いものがどうしても食べたい時は無理して我慢しないでね。我慢するとキー!!っと感情の部分で排出したくなるから。甘いものがどうしても食べたいのは過去にとってきた動物性の排毒だから、そうゆう時は穀物由来の甘みをちゃんととりなさい」と。それからすぐに甘酒を手作りして冷凍して食べたい時に思い切り食べる、と言うのがわたしのルーティーンになるのだけど笑。


「身体の声をきく」「身体の欲するものを食べる」と言葉で言うのは簡単だけどそこにはいろんなものが絡み合って、全くシンプルでなかったりする。

身体の声が聞こえた時に自分の身体にとってのベストを選べるように知識をつけておくことは、自分の身体とうまく付き合っていくベストな道だなと思う。自分でそれを感覚的に選べるほどわたしたちは自分に向き合えてないし、世の中には選択肢も多すぎる。


友達に「それで結局、あなたはどんな食べ方が一番合うの?」

と聞かれた時に返答にすごく詰まってしまったのだけど、今出た答えはこうゆうこと。ヴィーガンや、マクロビオティックや、断食や、その他色々試してみたけれどそうやって答えられる言葉は持ち合わせていない。36年色んなものを食べてきて、結果今があるだけであって、今、身体や心が欲するものをその場その場で選んでいくだけ。それが、わたしの場合、甘酒であったり自分の育ててる野菜だったりするだけでやっぱり3日後、1年後の自分の身体が何を欲するのかはわからない。できれば望診に行かずに自分の身体が望むものをちゃんとわかる自分になりたいなという気持ち。

答えになってないかな・・





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