【建設DXへの近道】3次元施工用データを作成せず3次元施工ができる新工法「クイックスマートコンストラクション」を大解剖!
こんにちは、スマコンタイムズ編集部です!
政府は建設現場において「i-Construction(アイ・コンストラクション)」を推進しており、2025年度までに建設現場の生産性2割向上を目標に掲げています。この方針を踏まえて、いま多くの建設現場ではICT化に向けた取り組みが行われています。
しかし、初期投資コストや就業労働人口の減少など、様々な事情ですべてのICT化にすぐ対応できないという会社様もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちEARTHBRAIN(アースブレーン)が提供するQuick Smart Constructionは、3次元施工用データの作成をせずにICT施工が行える「高さ情報が付加された平面図を利用したICT工法(新工法)」として注目されています。
今回の記事では、我々のサービス価値を多くの方にご理解いただくために作成した動画をご紹介させてください。動画内では、導入いただいたお客様の生の声もお聞きいただくことができます。
現場で生まれた新工法「クイックスマートコンストラクション」
お客様の感想
クイックスマートコンストラクションを利用して、今まで時間がかかった、難しかった作業ができるようになったというお声や、作業の効率化や初心者でも簡単にできるというお声を頂戴しました。
さらに細かい感想については、上記動画をぜひご覧ください。
クイックスマートコンストラクションをご紹介
ここからはクイックスマートコンストラクションについて、さらに解説していきます。
まずは、そもそも「Smart Construction」とは何なのか。
以前こちらの記事でも詳しくご紹介したので、よろしければ参考にご覧ください。
Smart Constructionとは
Smart Constructionは、2015年にコマツが提唱した建設現場における施工プロセス全体のあらゆるデータをICT(情報通信技術)で有機的につなぐことで、測量から検査まで現場のすべてを「見える化」し、安全で生産性の高いスマートな「未来の現場」を創造していくソリューションです。
コマツは、他の業界からは遅れていると言われているICT化への動きを促進していくことで、建設業界に「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を作る」ことを目指しているのです。
クイックスマートコンストラクションとは
それでは、クイックスマートコンストラクションとは何のことを指すのでしょうか。クイックスマートコンストラクションは、建設現場で働く皆様から生まれたスマートコンストラクションならではの新工法です。
冒頭でお伝えしたように、クイックスマートコンストラクションは、3次元施行用データの作成をせず3次元施工ができる、「高さ情報が付加された平面図を利用したICT建機による工法」です。
従来は、丁張り等の補助員を伴う土工作業で対応していた部分を、ICT建機のモニターによって代替することができます。ICT建機のモニターで設計平面図を表示することで、丁張り・トンボの設置は不要になり、人員削減・生産性向上・工程短縮を実現することが可能になりました。
掘削の目印をつけるために行っていた白線引きの作業や掘削した箇所をレベルで確認するために何度も建機から降りていた時間をなくすなど、クイックスマートコンストラクションによって様々な現場の効率化を行なうことができるのです。適用可能な公共工事は、バックホウによる土工事全般や営繕工事、河川維持などになります。
クイックスマートコンストラクションの導入事例
現在、クイックスマートコンストラクションを導入する会社様は年々増えています。コマツカスタマーサポート様のホームページでも導入事例が多数紹介されています。
まとめ
クイックスマートコンストラクションは、3次元施行用データの作成をせず3次元施工ができる、「高さ情報が付加された平面図を利用したICT建機による工法」です。
建設現場のICT化がまだ進んでいない、興味があるけど導入できていないという会社様が一番手軽にICT化を実現する手段としておすすめのサービスです。クイックスマートコンストラクションは、比較的容易に人員削減・生産性向上・工程短縮を実現します。
「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を作る」ことを目指す私たちEARTHBRAINのSmart Constructionの詳しい製品情報は、弊社ホームページまたは担当営業までお問い合わせください。