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【宮崎駿監督、引退を撤回】 新作「君たちはどう生きるか」上映開始 好調なスタート 

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ジブリ新作映画『君たちはどう生きるか』 公開4日間で興収21.4億円突破 『千と千尋の神隠し』超えの初動で好スタート

ヤフーニュース

2023/07/18(火) 

映画『君たちはどう生きるか』ポスタービジュアル(C)2023Studio Ghibli

 14日に公開されたスタジオジブリ宮崎駿監督(※崎はたつさき)が手がける10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』の興収情報が18日、東宝より発表され、公開4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破した。

この数字は、東宝によると「2001年公開同監督作品『千と千尋の神隠し』(最終興収316.8億円)の初動4日間の興行収入を超える記録」と説明した。

【画像】激レア!公開された『君たちはどう生きるか』レイアウト原画  

また、2013年7月20日公開の前作『風立ちぬ』との興行収入対比では150%を超える好発進となっている。  

全国441館(通常:384+Dolby Cinema:9+IMAX:48)で順次上映された同作は、公開されるまで物語のあらすじはおろか、予告映像やキャスト情報も一切発表しない異例の宣伝で注目を集めていた。  

これについてスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「映画の内容を事前に一切明かさない」という、これまでのジブリ作品では“異例の宣伝方針”を掲げており、公開されるとキャスト・主題歌情報のみ発表。  

主人公の声優を山時聡真が務め、そのほか菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉(特別出演)、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、大竹しのぶらが出演し、主題歌は米津玄師「地球儀」、音楽は久石譲氏が担当している。  

宮崎監督は、前作『風立ちぬ』の公開(2013年7月20日公開)後に、長編アニメーションからの引退を宣言したが、約7年前より同作を企画し、引退を撤回。「原作・脚本・監督」を宮崎駿が務め、タイトルは、「宮崎駿が少年時代に読み、感動した、吉野源三郎の著書『君たちはどう生きるか』からお借りしたもの」となっている。