おかげさまで
リビングから聞こえる娘の泣き声
話しかける妻さんの声
駆けつけることが出来ず、もどかしい日々
7日間の隔離生活を終えて
リビングに顔を出す
ソファーの向こう側から覗く娘の驚いた顔
え?良いの?
うん。もう大丈夫だよ。
慌てて駆け寄ってくるから、抱きしめる。
肩に顔を埋めて泣いているのが伝わってくる。
ほのかね。心配でね。寂しかったんだよ。良かった。
ありがとうと言いながら、抱きしめる腕に少し力が入る。
おかげさまで、妻も娘も症状なく健康そのもの。
私も隔離生活を終えて、これといった後遺症のようなものもなく、日常に戻ってまいりました。
ありがとうございます。
noteにいただいたコメントは、順次お返事させていただきます。
昇進試験は、予定の翌週にリスケとなりました。
ほのかのディズニーランドデビューにも、無事間に合いました。
11月末日。
この時期にしては暖かい20℃の予報通り、寒さを感じず。
黄色いドレスを纏った我が娘は、パーク内のすれ違うキャストさんから、
「ごきげんよう、プリンセス」
「パークデビューおめでとうございます!プリンセス!」
と、声をかけてもらうたびに、片手でドレスを少しつまみ上げて、片手を胸に、プリンセス風のご挨拶。
繰り返すたびに、少しずつ様になってくる。
パレードを見て目をキラキラ。ポップコーンをモグモグ。楽しくてしょうがない。
いつの間にか、カチューシャも買ってもらってた。
帰りの車は、夢のなか。
妻さんに、隔離生活を支えてくれた感謝と、今日来られた喜びを伝える。
またディズニー貯金を頑張らなきゃと、もう未来に向いて計画を立てている妻さんが、頼もしい。
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