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2024立夏 おうし座の季節(4/20~5/19)

こんにちは。
セラピストの光翠です。

4月19日、穀雨から始まったおうし座。
そのど真ん中、5月5日に立夏を迎えます。

サビアンシンボルもすべてが美しい言葉で表現されるおうし座。
この彩り鮮やかな季節を見ていきましょう。


不動宮の中盤に季節の節目を迎えます。
夏の始まりはおうし座です。

確かな決意をもって物事を始める不動宮。
感覚器が発達し鋭敏なおうし座が
「じっくりと熱していく」決意を示します。

そう簡単に季節は逆戻りさせない、
地球が反対周りを始めない限り変わらない、変えない。
安心して農事も進められます。

牡羊座で生まれた命に形を与え、
肉体で外界と隔てるおうし座。
物質が変わるのに時間がかかるように
この世を渡る身体をゆっくりと育みます。

快と不快、ご機嫌と不機嫌。
二番目のサインは分かつ性質。
境界線を自分なりに築き上げていきます。

何でもよくないのです。
美醜を認識する感性。

自然と不自然、美味しいとマズイ、
健全に養っていくために必要なジャッジメント。
強さでもありますね。

街角グルメをおうし座に聞くのは参考になりますが、
好みが合う方にしましょう。
そう、あくまで自分目線での良し悪しなのです。

五月の満月といえば、鞍馬山でのウエサク祭。
全ての命の目覚めと平安を祈り、月に清水を供える。

ヒマラヤでも同時に祭りが行われています。
釈迦の誕生、悟り、入滅、がインド暦で第二月、
第一満月の夜であったことから祝われているそうです。

10年以上前に参加しましたが、
今でも不思議な体験だったと感じています。

夜通し火を囲みお経を聞いて過ごす時間は
変性意識に入っても気が付かないかもしれません。

人類の目覚めのために
今年はどんなことが起こるでしょう。

満月のチャートを読んでみましょう。

2024年5月23日22時52分、射手座の3度で満月を迎えます。
サビアンシンボルは、
「チェスをする二人の男」
混乱を制御し、法則を見つけ定義付けると言われています。
計画性をもって挑戦し、失敗しては立て直していく柔軟さ。
目覚め、と構えずにゲーム感覚で過ごしましょう。


月は10ハウス。
私たちのベクトルは政府や選挙など、行政の動きとなります。
今までの政を議員任せにせず、市民レベル検証し
主体的に関わっていくことが必要となりそう。
仕組みを知り、社会性を意識していくこと、
共に生きている中で役割を見つけて行くこと、
その先に、何かしら目覚めの兆しを掴まえることになるでしょう。

太陽は金星、木星、天王星とともに4ハウス。
お国の意向としてはこの日本国土をどうしていくか、
本腰を入れて改革していくようですね。
土地の扱い、環境や北方領土、日本人としてどうあるべきか
国単位で方向性を見出す必要に迫られるでしょう。
いや、遅いくらいの取り組み。
ぜひとも行動に起こしてほしいものです。

円安で観光やインバウンド受益は好調。
安全で便利で清潔で安くてお人よしの観光地として
日本は他に追随を許さなくなります。
それで笑顔になる人が国内外問わず増える、
という楽観論は木星的ですね。

冥王星がASCに寄り添っている。
私たち主権者の破壊と再生。

全てを手に入れるために
全てを理解するために
今までのモノを全部置いていく覚悟、
突きつけられているようです。

満月のオポジションを調停しており
起こることへの抵抗は少ないかもしれません。


二十四節気「穀雨(こくう)」

・葭始生(あしはじめてしょうず)4月20日頃
水辺の葭が芽吹き始める頃。葭は夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。晩春の季語にある「葦牙(あしかび)」は新芽が鋭く出ている様を表します。起源は古事記にあり、国土の豊かさの象徴だったとか。
葦分船(あしわけふね、物事に差しさわりが多いことのたとえ)、は
船を進める時に葦に妨げられる情景が浮かびますね。

・霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日頃
霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。霜は作物の大敵とされています。玉苗、田に植えられるほど成長した苗を言います。玉は魂。どれほど苗を慈しんできたか伝わりますね。早苗、若苗、などとも言います。

・牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日頃
牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。宵の春、ほのかに浮かぶ大輪の花。二十日草(はつかぐさ)とも言われています。蕾七日、咲いて七日、散って七日。いつ眺めても魅了されます。
そして、このころは春分から数えて88日(5/2ころ)。
夏も近づく、茶摘みもそろそろ、といった頃ではないでしょうか。

二十四節気「立夏(りっか)」

・蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月5日頃
蛙が鳴き始める頃。蛙楽(あがく)、という言葉が生まれるほど軽やかでユーモラスな声です。水田の中をスイスイ泳ぎ、活発に活動を始めます。「かわず」は蛙の歌語・雅語。今朝の夏をふと感じられそうな時間が増えていきます。

・蚯蚓出(みみずいずる)5月10日頃
みみずが地上に出てくる頃。畑土をほぐしてくれるみみずは、動き始めるのが少し遅めです。雨が降ると地中に空気がなくなり出てきます。ゆっくりと春雨にあぶりだされる様子が想像できます。
みみずは夏の季語ですが、みみず鳴く、は秋の季語です。鳴くことはないのですが風情がありますね。

・竹笋生(たけのこしょうず)5月15日頃
たけのこが出てくる頃。たけのこは成長が早く、一晩でひと節伸びると言われています。淡竹(はちく)、この頃にでてくる竹を差します。


この頃、日影草の代表格でほころび始めるのが葵。
道路沿いに立葵が咲いていたり、身近で出会っています。
日影草、という言葉もこの時期のものですね。

恋し鳥、とはホトトギスのこと。
この時期から鳴き始めます。
初めての声は忍び音、というそうです。
何を乞い忍んでいるのでしょう・・。

ホトトギスが鳴いたら、大豆を植えるサインでもありました。
畑準備をしながら彼らの恋を想いましょう。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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