オンラインサロン

最近になって、ずっと気になっていたオンラインサロンに初めて登録した。メンバー限定の動画に、ライブ配信でのコメント参加。わあ、私のコメント読んでくれた!という感激で、久しぶりにワクワクしている。

高校生の時に、少女小説家の氷室冴子さんの大ファンだった。誰かと作品の感想を語り合いたい、でも周りに同志がいない。そんな時、月間コバルトの投書欄に、東京近郊に住む仲間で、氷室さんのファンサークルを作りませんか、という呼びかけがあった。代表の所に氷室さんの作品の感想やイメージイラストを送ると、それを新聞のようにして発行してくれるという。即応募した。同い年の高校生の女の子が代表になった。ほとんどが高校生というファンクラブに、氷室先生も珍しがってくれ、一度はファンクラブのお茶会に来てくださった。憧れの先生が、目の前で喋ってる!本当に同じ空間で息してる!この時の体験は、遠い憧れの存在を仰ぎ見て、私とは住む世界が違う、と諦めるのではなく、一歩踏み出して近づいてみれば、この人だって同じ人間なんだ、私も挑戦してみたい!という心に繋がって、私は大学4年間、文芸専修という小説を書くコースで学ぶことになった。

今、その時の気持ちを思い出している。とにかく思い切ってオンラインサロンに入った事で、前から気になっていたnoteも始めてみる気になった。メンバーには同年輩の女性が多いようだ。良い刺激を受けながら、一歩、また一歩と新しい世界に踏み込んでみたい。

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