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【Juice=Juice Concert Tour 2024 1-LINE 】路しるべの灯


「Juice=Juice Concert Tour 20241-LINE 植村あかり卒業スペシャル」に参加して。
すごいことは何も言えないけど、せめてもの私からの卒業謝辞。

前回。



■公演感想

幸せでした。
最後の時をこんなに楽しく迎えられると思ってなかった。こんなに幸せな気持ちで迎えられると思ってなかった。こんなに満たされた気持ちで終われると思ってなかった。
たくさん泣いたし、行かないでって思ったりもしたし。終わったあとも正直実感はなかったけど、でも漠然と終わったんだな、やりきったんだなって気持ちがあった。
明日からもがんばれそうな、そんな気持ちだった。


OA.女で地球は回ってる (ハロプロ研修生ユニット'23)
冬ハロで大好きになった曲なのでうれし。久々にこの曲踊った。既に私の戦いは始まっている。

M1.私が言う前に抱きしめなきゃね
特殊アレンジで本当に湧いた。やっぱり最後だから、もう聞けなくなるのかあって気持ちが一瞬湧き上がってきて。でもそんな寂しさを吹き飛ばすかのように圧倒的な力を見せつけるJuiceちゃんのおかげで超楽しかった。卒コンだってことを忘れるくらい楽しかった。

M2. Borderline
座間でこれきた時めちゃくちゃ沸いた。
自分の人生選択にあたってすごく助けられた曲。
ラストツアーでたくさん聞けて本当に嬉しかった。

M3. トウキョウ・ブラー
イントロから好きすぎる。MVで聞いた時はええ曲やん〜くらいだったのに生で聴くとイントロの1音目からパチっとはまる感覚がして身体が勝手に動く。16ビート刻むのが最高に楽しい曲だね。ラスサビの音ハメも気持ち良すぎる。
植村さんのラストシングルってこともあって「Graduation」とか「さよなら」とか卒業を連想させる言葉が入ってるのいいね。だからといって卒業ソングなわけじゃなくて、あくまでJuice=Juiceの楽曲なのがまた素晴らしい。粋。
メロディーも歌詞も振りもフォーメーションも全部好きなんだよね〜。
間奏の1列に並ぶところ、あれを見ただけで「ああJuice=Juiceだ」って感情になる。
間奏後の「五つ星手放して一番星を目指す」はあまりにもわた抱きすぎて感情が。
これからも楽しみな曲です。
一番好(ハオ)なのは「鳴ってばかりね君のphone」の植村さんね📞

M4. ロマンスの途中
はあ〜〜〜〜〜〜んここでくるのね〜〜〜〜〜。
振りがもう身体に染み付いてる。寝てても踊れるんじゃないかランキング第一位。
やっぱ楽しいなあ。


M5. 好きって言ってよ
君は変わらんのね???
プラスティック・ラブoutでロマンスが上に上がってきたからセトリどうなるん思ったけどここは変わらなくてある意味発狂。これも気づいたら振りやってた。現場行かなくなったら忘れちゃうのかなあ。やだな。
歌い出しと落ちサビの植村さんまじで好きすぎる。


M6. イジワルしないで抱きしめてよ
いやあああああああやったーーーーーーー!
春ツアーセトリinしてなくて地味に寂しかったやつ。最後、武道館で回収できて本当に嬉しかった。
最後に聞けた喜びがまた溢れてきてちょっと泣きそうになった。
「ねえねえ」しかソロパートなかったもんね。いつからか、すごく大きな存在になってた。

M7. おあいこ
座間で初めて聞いた時絶対つんく♂曲だと思った。(楽曲クレジットは出てたし知らない曲の時点でおあいこ確定だからそれはそうなんだけどね)
曲があまりにもつんく♂すぎる。最高に好き。
勝手におあいこは同窓生みたいなつんく♂ソングだと思ってたから。だからちゃんとつんく♂ソングで本当に嬉しかったよね。
ラストシングルだから実現したことだけど、卒業に忖度してない曲なのが本当にありがたかった。
ラスサビ前の間奏ダンスがめちゃくちゃ好きで、よくわかんないんだけどめちゃくちゃ植村さんを感じるんだよね。春ツの黒衣装も本当に素敵であのフォーメーションとダンスがよく映える。
そこからの落ちサビはやっぱり泣いちゃったな。フォーメーションがずるいじゃん、だって。最後だってさ。ずるいよね、ほんと。
キラキラの明日からも応援していけるように。


・ツアー回替わりダイジェストVTR
行った公演の感情、行けなかった公演の感情。どちらも味わえた。見せてくれてありがとう。
やっぱり一番刺さったの、悲しきヘブンだなあ。さくらちと植村さんのアカペラで気づいたら涙がこぼれてて、歌い終わった後静かに涙を流す石山咲良さんを見てさらに泣いた記憶。夜公演のときの歌う表情も本当にこみ上げる思いがあって夜も泣いた。特別だった。
ゆめあーりーの愛のダイビングも思い出深い。二度と聞けない最後のデュエット。ちゃんと聴きに行けてよかったわ。


M8. ポツリと
あまりにもゆめりあいのための1曲だった。
インストが流れててポツリと歌うのか!?ってなってた。歌った。
歌う前だか曲中だか忘れたけどどこかのタイミングで照明がライトピンクとミディアムブルーになって流石に心臓止まりそうになった。(白っぽくも見えたから勘違いかもしれないけどあれはライトピンクだったそういうことにしておいて)
個人的に好きな曲でもあるのでよかったね。ハモリの重厚さがとっても好きなんです。それでいてめちゃくちゃキレイ。これこそJuice=Juiceだよなって感じる声。

M9.愛・愛・傘
天才。えばのことひっぱたいて起こした植村さんがあまりにも植村さん。さくらちだけ植村さんから起こしてもらえなくてりんごちゃんから起こしてもらってた。わろた。

M10. 銀色のテレパシー
まーーーーーーじでこの曲の演出が好き。
座るの良。歌ってる時にメンバーカラーが出てきて次のメンバーにバトンパスみたいにどんどんなってくあれ、まじで良。(語彙力)(伝われ)
でも一番良なのは飛び降りる時。あそこまじで好きすぎていつも一緒に飛び降りてる。オタクは何にも座ってないんだけどね。心だけね。
振りコピ楽しいランキング第8位。

M11. FUNKY FLUSHIN'
全力コールゾーン突入。まじで好きな曲。
去年の夏くらいから一生聴いてるけど一生飽きない。これからもずっと歌ってくれていいよ。ひなフェスJuiceビヨプレの大トリ曲だったのは今でも笑うけどね。
振りコピも楽しいしコールも楽しいし推しメンパートも楽しい。全部楽しい。
りんごちゃんのフェイクでまじでこれ。

M12. Juice=Juiceメドレー
・天まで登れ!
跳んだ。天まで登った。魂浄化された。あの世行き。天まで登った結果武道館の天井に突き刺さった。まじでやばすぎるだろ。本当にありがとう。

・五月雨美女がさ乱れる
ガチでありがとう止まらん。周りのオタクみんな湧き出してわろ。古の曲好きすぎるだろオタク。

・伊達じゃないようちの人生は
はあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜まじでー?
これ聴けると思ってなかったよねというか卒コンのセトリを何も考えてなかったからメドレーという選択肢がなかったまじでやばすんぎ。

・CHOICE & CHANCE
ここで消化するカーって感じ。たくさん聴いてきたから悔いはないけどビジョンの演出好きだからフルで見納めしたかった気持ちがなくはない。まあでもツアーちゃんと行っておいてよかっなの気持ち。
立川のゆめちゃんの件があってからラストまじで緊張する。し、上手くいくと今まで以上に本当に嬉しくなる。
悔しくて泣いていたあの日からたった1ヶ月なのに、この1ヶ月でさらに大きくなったよ、ゆめちゃん。本当にびっくりする。あの時泣いてたあの子はもういないんだよ。
今日も渾身のガッツポーズ。まじで最高ありがとう。

・大人の事情
回収できてさすがに爆笑。ありがとう止まらん。笑っちゃったわ。まじで悔いないかもしれん。

・チクタク私の旬
あびゃああああああああ!
まじでこのゾーン楽しすぎてやばい。脳汁ドバドバすぎるし汗もダラダラすぎる。気づいたら楽しくなりすぎてた。レギュ守るマンなので跳んではないけどいつ跳んでもおかしくないくらい爆上がりしてた。

・アレコレしたい!
もーーーーーーーう神!植村あかりさんの好きな曲を最後に聴けて感無量。ラストクラップ、本当にあーりーがとう!

MC
石山さくらちの煽りを楽しみに来てたので少し残念。まあ散々煽られて叫び散らかしてきたので言われなくてももう声出せますと。
一緒に円陣組ませてくれたの、本当に涙。
一生の思い出すぎるよ。
We Are Juice=Juice Family !!!!!!!!!!!!

M13. ナイモノラブ
はいはいこれこれこれこれ。
これになりたすぎて禁断症状出そうまじで好き。
全力あーたんコール、毎回クソ楽しくて同時に大の大人がなにを叫んでんだ?って気持ちになるから超好き。これでも立派な社会人なんだけどね。
Bメロのグルーヴ感が最高に好き。縦ノリ止まんない。毎回ここで発動してしまうので周りからやばい目で見られがち。
地味に驚いたのが開演前のMV流れるやつでナイモノラブだけめちゃくちゃ重低音キーなこと。他の曲と続けて流れるからこそ気づける発見だった。


M14.プライド・ブライト
まじでニコニコ止まらん。振りコピ楽しすぎ〜。
これも飽きないし植村パートで無双するのが夢。もう植村パートは存在しないんだけどね。

M15.Fiesta! Fiesta!
前の恐らく春ツセトリを知らんであろうオタクが沸いててニコニコしてた。この曲は常にもうええて〜症候群を発症してしまうので羨ましい。でも今ツアーは楽しめた。植村さん、良い女。

M16. 「ひとりで生きられそう」ってそれってねぇ、褒めているの?
これももうええて〜症候群なんだけど、みふソロパートがあるのでありがとう曲に昇格。全力みふちゃんコールで本当に嬉しい。毎公演ここに魂かけてた。サンキュー。
落ちサビの植村さんももうすっかり板についてたけど初めてここを植村さんが歌った時のあの感情はすごく大切なものだったなあ。今でも忘れてない。

M17.GIRLS BE AMBIRIOUS! 2024
これなんだよな〜。
今ツアーですごく感情になった曲。
春ツ、ラストツアーなんだけど、卒業を意識させるセトリでは全然なくて。それが植村さんらしくて本当に大好きなんだけど、だからこそ無性にガルビで泣きたくなる。
「叶えよう」「まじでっかい夢」「絶対に。」
「掴んでやる」「輝く未来」「この手で」
本当にいい曲だなあ。たくさん聞けてよかった。たくさん歌えてよかった。
春ツアーで1,2を争う思い出曲かもしれない。

立川のえば、乗り越えたね。よかった。

M18.Magic of Love
大号泣。無理。立川のときにもうここでこの曲を聞くこともないんだなって思ったら崩壊した。そっからずっとダメ。それ以降のツアー、卒コン含め毎回MoLで大号泣した。
楽しいなあ、幸せだなあって思ったら泣いてるんだよね。楽しくて幸せだからこほ、もうこれも最後なんだなあ終わっちゃうんだなあっていう寂しさが止まらなくなる。
りあいちゃんのアレンジも本当によくて、春ツでもやってたけどすごく思いを感じるよね。言葉よりもこういう些細なところから強い思いを感じる子。
最後の最後、思いっきり心からの「だいすき」を叫んだ。本当にありがとう。
最後、メンバーから逃げるようにセンステにきたのにみんな追いかけてどこまでもひっつくの、本当にワンちゃん軍団。どんだけ植村さんのこと大好きなの。だから君たちが大好きだ。


アンコール

響き渡る「あーりー」コール。ただ伝えたくて。ありがとうを伝えたくて、あなたの名前を呼んでいたんだ。

M19.Brilliance of memories
分からない。気づいたら泣いていた。
すごく好きな曲。何回も何回も繰り返し聞いていた。聞けるのを楽しみにしていた。
いざその時がきたらやっぱりだめで。センターステージからメインステージへ歩く彼女の後ろ姿を見ながら、「行かないで」とただそう思った。
分からない、なにも覚えていない。
ステージに立つあなたは今までで一番美しくて、キラキラ輝いていて。
「遠くいつかに刻んだWave」が目の前に広がるメロングリーンの海とリンクして涙が止まらなかった。いつか、このメロン色の波を思い出す時が来るのだろうか。この光が誰かの路になるんだろうか。

MVはまだ見れていない。見たら本当に終わってしまう気がして。

花火とともに見たあの景色を私は一生忘れられないんだろうなあ。

卒業の手紙
一番最初に思ったのは「なんであそこにいるんだろう」。
分かっている。今日は植村あかりさんの卒業コンサートで、彼女は今日卒業する人だということを。頭では分かっているんだ。でも、どうしても心がそれを分かろうとしてくれなくて、なんであそこにいるんだろう、なんで一人でいるんだろう、なんで見たこともないドレスを着ているんだろう、なんでスピーチをしているんだろうって、たくさんのなんでが溢れて、不思議で、追いつかなくて、追いつけなくて。
でも、一つ一つ、噛みしめるように、大切にしながら選んだ言葉を紡ぐ彼女を見て、その言葉を受け取るたびに、少しずつ「卒業」の意味が理解できてきて。
とびきりの笑顔で、「あーりーがとう」とだけ書かれた紙を広げた彼女を見た時に、言葉を全部受けきった時に、そっか、この人卒業するんだってようやく分かったんだ。
ようやく、卒業がそこにあるって分かろうとした。


M20.続いていくSTORY
からのこれでもうダメ。イントロから涙が止まらない。
卒業が発表された2023年の8月16日。今でもよく覚えている。植村さんのことを考えていた日だった。いつか来る、植村さんの卒業とその後のことを考えていた日だった。
卒業するとしたらいつなんだろう、卒業したらどんな道を歩くんだろう。
そんなことを、続いていくSTORYを聞きながら考えていた日だった。
その日の夜に、想像していた「いつか」が現実になった。「来年の春」という期限に変わった。
泣きながら出先から帰った、あの日の夜を思い出す。そんな曲だった。

「ありがとう、また明日。何気ないこの瞬間、背中を押してくれるよ。ずっと一緒だよ。」 

植村あかりのストーリーは続いていく。Juice=Juiceのストーリーも続いていく。私のストーリーだって続いてく。その先の、続いていくストーリーが、またいつかどこかで交わればいいなと思う。またどこかで、繋がればいいなと、そう思う。

M21.Wonderful World
ダメに決まってるだろ。アンコール衣装も含め、全てが特別すぎる。
正直、横アリがよかったという思いはあった。できるだけ大きく、できるだけ盛大に見送ってあげたいという気持ちだった。悔しくなかったといえば嘘になる。満員にできなかったことも、横アリでやれなかったことも。
でも、日本武道館だからこそ、大きな意味があるってことも分かっていた。
Juice=Juiceにとって、この日本武道館は切っても切り離せない、大事な場所だから。
「もしもあなたと出会わなかったら今ごろ私何してるかな?」
聞くたびに、この歌詞に想いを馳せる。
もしもあなたと出会わなかったら。
そんなの、考えたくもない。
あなたがいたから、あなたに出逢えたから、今があって今の私がある。
それは特別で当たり前なんかじゃない、とっても奇跡みたいなこと。
そう、思わせてくれる曲。
あなたたちと一緒に歌ったこのメロディーを私は一生忘れないよ。耳に、目に、焼き付けたあの全てを私は忘れない。

MC
多くは言わない。ただ、みんな強くなったなあってそう思ったよ。もっとみんな泣くと思ってた。もっとみんな、ダメになると思ってた。ごめん。甘く見てた。
いつだってみんなを笑顔で送り出してきた植村さんだから、最後は笑顔で見送りたい。
そう思ってたのは私だけじゃなかったみたい。メンバーもみんな、同じ気持ちだったみたい。
私はたくさんたくさん泣いて、それでもちゃんと笑顔でいってらっしゃいが言えれば及第点。そう思っていたけれどメンバーはその何倍も強かった。
最後まで涙一つ見せず零さず、笑顔で送り出したその姿は本当にかっこよくて逞しくて大きくて。
いつの間にこんなに大きくなったんだってびっくりするくらい、頼もしい姿だった。

そんな中でとてもとても響いて刺さったのがりあいの話だった。

「ライブの楽しさがわからなくなった」
「わからなくなっちゃったかぁ」

そんなやりとりに込められた大きな想い。
ずっと刺さって抜けない。 

私にはJuiceしかないからってりあいちゃんは言ってたけど、でもきっと他の選択だってできたはずで、その中でJuiceを選んで繋いでいくことを選んでくれた今が、私はすごく特別だと思うよ。
この先のJuiceを託したいと一番思うのは私の中ではりあいで、本当に大切に大切に紡いでくれる子なんだからさ。今までの色んな姿から、この子に託したいって私は本気で思ってる。託すならこの子が良いって私は思ってる。
りあいだって迷う時はあってそこを助けてくれた植村さんへの想いは本当にたくさんあるんだろうなって感じる言葉だった。言葉で多く語るタイプの子じゃないけど、でも言葉の節々から植村さんへの気持ちはすごく伝わってきて、見てればわかるんだよ。だから本当にもう、こっちも言葉にできない思いになっちゃって。
あの日の彼女の涙を私は絶対に忘れられない。

M22.Goal~明日はあっちだよ〜
耐えられないよ。耐えられるわけない。
元々大好きな曲だったけど、Juice現場で一番想いを重ねてきてさらに大好きになった曲。
今までのたくさんの思い出が一番蘇ってくる曲は私にとってはこれだった。
忘れられない、たくさんのかけがえのない思い出。
その全部が、Juice=Juiceの植村あかりとしての本当の最後を彩ってくれた。
これ以上ない最後だった。本当に忘れられない。


■「=」という存在

私にとっての植村あかりさん。
それは好きを繋いでくれる存在だ。
Juice=Juiceと私を繋いでくれる、そんな存在だった。

今のJuice=Juiceが本当に大好きだ。植村あかりさんの作った、今のJuice=Juiceが本当に大好き。

オリメン時代のことなんて私は知らない。私が現場に行くようになったときには、もうオリメンは植村さんしかいなかった。それくらい私は遅い人間だった。
私の知るJuice=Juiceは、あなたが全てだった。あなたと共に過ごした時間だった。

後悔はしていない。
植村さんが言っていた。
「人って、必要な時に巡り合わせてもらえる」
私にとって必要な時は、きっとこのタイミングだった。間違ってなかった。そう思う。

私はJuice=Juiceの中で何を残せるかなと、2年前にリーダーになるタイミングで考えたときに、真ん中にいるイコールのような、これからをつなげていく存在になれたらいいなと思い、ここまでやってきました。

卒業スピーチより

涙が止まらなかった。

今、私がこの場所にいるのは植村さんのおかげ。
Juice=Juiceのことをこんなに好きになれたのは植村さんがいたからだった。

私は運命ってあんまり信じてない。
運命の出会い、必然の出会い、そうる思えるのは今は世界で一人しかいない。それは植村さんじゃない。
植村さんと出会えたのは偶然だと思ってる。何かを間違えていたら出会えてなかった、きっとそうなんだろう。
でもね、その偶然があったから今この瞬間がある。その偶然が、今日のこの武道館という場所まで連れてきてくれた。
人生って不思議だなあ。
こんなに大きな巡り合わせがあるだなんて。偶然から始まった好きが、こんなにも大きくなって今に繋がるなんて。偶然から始まった日々が、新しい特別な好きをくれるなんて。

私を繋いでくれてありがとう。
私とJuice=Juiceを繋いでくれてありがとう。
あなたがくれた好きを、私はこれからも大切にしていきまい。


■1=LINE

このツアーを、きっとこの先の人生で忘れることは一生ない。そう思う時間でした。
23公演中の8公演。たったこれだけしか行けなかった。でも悔いはない。
行けるところは行ったし、行きたいところは行った。自分の中で、できるだけのことはした。
やりきったって言える。

元々ハロプロ現場を主としていないから、毎ツアー行っても2公演くらいだった。
凱旋公演だって、いつか行きたいとは思っていても、それを行動に移したことはなかった。
だけど最後だから。ここで行かなきゃ一生後悔するから。泣いても笑っても、次はないから。
行くしかないと思った。やれるだけのことはやろうと思った。

植村さんにとって、多くのことが最後になっていくこのツアー。私にとっては、最後よりも最初になることがたくさんだった。
誰かの卒業を直接見届けることも、凱旋公演に参加することも、ひなフェスも、ハロコンも、色んな初めてを経験した。その中には最初で最後のものもあったかもしれない。
本当に本当に貴重な経験をしたツアーだった。一生忘れることのできないツアーだった。

このツアーを自分なりの全力で駆け抜けてきたからこそ、見えた景色が武道館にはあった。

あの日見た景色を一生忘れない。
あの日一緒に歌った歌を一生忘れない。
あの日見たあの顔を一生忘れない。
全部全部、忘れない。

■これからの未来

Juice=Juiceはこれからも続いていく。
たくさんのメンバーが繋いできたJuice=Juiceというバトンは、次の世代に渡された。

Juice=Juiceを作ってきた彼女たちの背中を一番近くでずっと見てきた、あの子へ。
Juice=Juiceという歴史に名前を連ねることを選んでくれたあの子へ。
いつでもひたむきで真っすぐで、誰よりも植村さんのことが大好きなあの子へ。
Juice=Juiceという歴史をとてもとても大切に思い繋いでいってくれるあの子へ。
音楽と向き合い、音楽を愛し、音楽を楽しむあの子へ。
みんなから愛される笑顔とあざとさをもつあの子へ。
実は人見知りで、でも自分に対してストイックな強さをもつあの子へ。
自由で表情豊かで、その心の奥には真っ直ぐな情熱をもつあの子へ。
大人と子どもの狭間で揺れながらどんどん成長するあの子へ。
以前よりもずっと大きく強くなったあの子へ。

君たちなら大丈夫だという強い想い。
これからのJuice=Juiceを彼女たちに託したいという想い。

植村リーダーと過ごす最後のツアーを経て、彼女たちは一回りも二回りも大きくなった。

きっと私がJuice現場に行く頻度は前より少なくなるだろう。事実、植村さんがいない今のJuice=Juiceを受け止められるのかという不安はまだ大きいから。
でも、会うのが楽しみだという気持ちもある。
夏コンは後藤花ちゃんを追いかけて通う予定なので、嫌でもJuice=Juiceと帯同することになる。
単独ではないから、きっと感じることは違うんだろう。それでも植村あかりのいないJuice=Juiceに会うという点は何も変わらない。それが怖くもあって、でも楽しみでもある。きっと彼女たちなら大丈夫だと、そう思うから。

これからのJuice=Juiceはどうなっていくのだろうか。その瞬間を一緒に見ていきたいという想いは、やっぱりある。
でも、やっぱり今の私にはできないなと思う。
正直、Juice現場に行くの、やめてもいいかなって思ってた。そこに植村さんがいないという事実を受け止めるのが怖かったから。
でも、植村あかりさんが繋いでくれたJuice=Juiceっていう好きを私はまだ失いたくなくて、まだまだ先へ繋いでいきたくて。だから、私なりの形でいいから、繋いでいこうって今はそう思う。

そう思わせてくれた植村さんへの恩返し。私が返せる「ありがとう」は、今はたぶんこれだから。Juice=Juiceを繋いでいきたい。そんな恩返し。


■終わりに

卒コンが終わって数日。
前後が仕事で忙しすぎて、迎える準備もできないまま当日を迎え、息つく暇もないまま日常に戻っている。
絶対に自分の感情を残したい。残さなきゃいけない。
そう思ってこのnoteを書き始めたけど正直怖くもあった。noteを書く=整理するでもあるので、終わりを実感してしまいそうで。
卒コンが終わってからずっとふわふわした気持ちでいる。終わったんだやりきったんだ、そんな気持ちはあるのに、本当に卒業したんだろうかという気持ちがちっとも拭えない。
何が終わったのか、まだ分かりきれていない。
だけど、更新されることのないブログに。何度開いても新しく出てくることのない名前に。少しずつ、あの日が現実だったことを。卒業が現実だったことを実感してきている。そうはいってもほんの少しで、やっぱり本当に卒業したの?っていう気持ちはまだまだある。
きっとこれからの日々の中で、突然寂しさを感じる瞬間や泣きたくなる瞬間はいっぱいあると思う。
でも今心から思うのは、この人と出会えてよかったって気持ちと今日までたくさんありがとうの気持ち。
例え泣きたくなるくらい寂しくなる日がきても、それでもまた前を向いて歩き出せる。そんな予感がしてるんだ。
明日からもまた頑張れそう。そんな予感がしているよ。
きっとこれも、植村さんからもらったものなんだと思う。

いつだってみんなを笑顔で送り出してくれた植村さんだから、あんなにも温かい時間になった。
たくさんの愛で包んでくれた植村さんだから、あんなにも愛に溢れた時間になった。

最後、ちゃんと笑顔で送り出せたよ。あーりーがとうってたくさん伝えられたよ。約束、果たせたよ。

本当にたくさんたくさんありがとう。

キラキラの明日からも応援していけるように。植村あかりという光が、これから先も輝いていけるように。その光があなたの路になりますように。

ずっと大好きです。 あーりーがとう!

門出を祝して。🥂