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ギバーは利点ばかり。

軽い話です。

最近うちの娘が半年を迎えました。
盛大にお祝いしたく、100均で飾り付けやらを買い揃え、インスタにあがっている"離乳食をつかったケーキを真似たレシピ"とやらを参考にし、1日の半分を離乳食作りに費やしました。
「ハーフバースデーはやらんでしょ!」とか
「そんな大層なことやらんでええやん!」とか
「めんどくさい!」
と嘆いてた私でしたが、娘を出産してからというもの人格が変わったように感じます。
出産をするまで"ハーフバースデーやらない派"だった私に何が起こっているのか…。
でもこれは娘への"愛"なんだとふと気付きました。
自分はいよいよ母親というものになってきたらしい。


私の今年の目標といいますか、座右の銘は
"give&take"です。
柄にもなく英語使っちゃってます。
give(与える側)をギバー、take(与えられる側)をテイカーと呼びます。

ギブアンドテイクの関係性は親子の間では成り立たせたいと思っていましたが、子を持てばそういうことではなく、ギブアンドテイクを超越した関係があるんだと気付きました。
親は子に対して無償の愛を注ぎ、子どもはそれに対して成長や笑顔を返す。見返りを求めずギバーな親心の気持ちが今になれば理解できます。そもそも親子は対等でいるべきという私の考え方が間違っていました。

大人になってから親孝行する機会はたくさん増えましたが、今まで親が私に費やしてくれた愛情、時間、金銭面などを考えてそれ相応のものを返そうと思うと、なかなか厳しいものがあります。
それこそ子どもは永遠にテイカーなんだと思います。


じゃあ友人同士ならギブアンドテイクの関係を築けていたのか。少し前の未熟な私はたぶんテイカーだったと思います。
ギバーの友人がいます。私の誕生日になると、店を予約してサプライズ、そしてプレゼントを必ず用意してくれます。
私はそれに感動します。感謝もします。ですが、それ相応の何かを私はその友人に返したことがあるだろうか。
そう思い返すきっかけとなったのは友人の結婚です。
晴れやかな門出を盛大に心からお祝いしたいと思いました。

ギバーよりもテイカーの方が、やはり魅力的。実際、先ほど出てきた友人はすごく尊敬できます。
そしてビジネスにおいてギバーとテイカーどちらが給与がよくポジションが高いかの研究結果の記事を読むとどうやらギバーの方がよいみたいです。

"周りよりも率先して仕事をこなす"
なるほど。そりゃ信頼も得て地位も確立できる。

でもギバーになろうと思ってなれるものなんでしょうか。
自分にとって大切な人、身近な人であればテイカーであってもギバーになれると思うのですが、見知らぬ人に対して自分を犠牲にして手を差し伸べられるのかというと…果たしてギバーでいれるのか。
きっとそれが皆んなできるんだったら平和なんでしょうけど。

人間みんなお互い様。
人間1人では生きていない。社会に助けられてるし、自然の恩恵を受けて生きてます。
人にも自然にも優しい人間、ギバーでいたいなと思う今日この頃。

ではまた。

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