note植物部 定期報告
いやあ、春ですね。植物ですね。
推定数名で運営している #note植物部 ですが、はやぶささんの投稿に呼応して、私も書くわよ!
ホヤ
私は今、ホヤにはまっている。
ホヤとは、キョウチクトウ科の熱帯植物で、サクラランとも言われる。ホヤの花は、舞妓さんのかんざしのように半球状に小さな花が密集した形で咲く。そのそれぞれが蝋細工のように繊細で美しいのに惚れたのである。
でも、花を咲かせるのはまあまあ難しいらしいのだけれど。
ところで、私達はよく「花を咲かせる」と言ってしまうけれど、植物にとってみれば、「咲かせられる」なんてたまったもんじゃないよね。どんなに肥料を与えても日光を調整しても、植物は自分の料簡で咲くかどうか決めるのだ。
こちらは花座付きだからという理由でメル狩りした、ホヤ プビカリクス ロイヤルハワイアンパープル。ホヤは花座というものを形成し、そこで花を咲かせる。
ビカクシダ
さて、ビカクシダに移るよ。これは胞子培養から育ったビカクシダ・リドレイ。
このリドレイの兄弟は、たっくさん生まれた。私はまあまあなみどりのゆびの持ち主であるが、胞子培養的ビギナーズラックもあったと思う。その兄弟株はメルの風に乗ってあちこちに運ばれていったし、はやぶささんの元にも降り立ったのである。
うちの子は、今胞子葉ターン。めちゃくちゃかわちいね!!
こちらはアルシコルネ・マダガスカル。うちにはアルシコルネ・アフリカもいるのだが、マダガスカルの方は胞子葉が細く、高く立ち上がるのが優美な一方、貯水葉はあまり見栄えがしないのだけれど……。
今回生えてきた貯水葉、アルシコルネ・アフリカほどではない(第一色が違う)けど、つやつやだわ!
実生ズ その他
懲りずに実生もやっている。グラキリスがいい感じで売れた冬越しできたので二匹目のどじょうを狙ってまた種を撒いちゃったし。
あとはエバーフレッシュの実生がやっと葉を展開しはじめた。
エバーフレッシュはマメ科なので、就眠運動をする。昼間は葉が開き、夜は葉が閉じる。天気の悪い日も葉は閉じている。ちょっとペットっぽい愛らしさがある。
あと、我が家で一番名前が長いであろう、フレデリック・アフターダーク・SVO・ブラックパールの新芽が出てきた。結局今年は花を咲かせてくれなかったので、このバルブにばっちばちに太ってもらって、来年は花を拝みたい。
ちなみに、トップ画像はアフターダークの仲間のタケノコ蘭、クロウェシア・レベッカノーゼンミッカビの花である。可愛いだろぉ……? ただ、スパイシーで得も言われぬ香りだという前評判だったのだけれど、私にはどうしても、永◎園の松茸のお吸い物の香りに思えてしまったのはここだけの話。
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