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四球削減で持ち味消滅も?! ソフトバンク斉藤和巳コーチのサバイバル3カ条に思うこと
ソフトバンク投手陣の強さってどこにある?!
プロ野球・春季キャンプ真っ盛りの今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
野球好きの僕たちのスマホを覗けば、ネットニュースやSNSには各球団キャンプのニュースがワイワイと賑わっている、そんな状況かと思います。
そんな昨今、とくに気になった他球団ニュースがありました。
すみません。今日は楽天の話ではなくて、今回は最強ライバル、若鷹軍団に関する報道について少し触れてみたいと思います。
そのニュースとは、10年ぶりに現場復帰した斉藤和巳投手コーチが投手陣にサバイバル三カ条を示した、というもの。
詳しくは下記記事をご参照いただくこととして、その中の1つ、《四球削減》の目標について言及してみたいと思います。
(1)「ベース板の上で勝負せよ」 最大の課題は四球禍だ。昨季チームが与えた474四球は12球団ワースト。パ・リーグで最少だったオリックスは375個で、ほぼ100個の差があった。
「勝負をしていない四球はもちろん、勝負にいった四球も去年はあったはずなので」。一概に四球=悪と定義づけることはなかったが「一人一人の意識が少しでも違うステージにいけば、去年より変化できるんじゃないか」と攻める姿勢を強く持つことを求めた。
大枠として四球削減を掲げること自体は、僕も賛成なんです。異論あるはずもない。
たとえば、よくSNSで見かける朝の挨拶、「今日も一日有意義に過ごしましょう!虹マーク」というメッセージに対し、大っぴらに異を唱える人はいないですよね。それと同じ心境かもしれません。
とくに昨年のソフトバンクはオリックスと全くの同率ながら、直接対決で負け越して優勝を逃した経緯がある。奪三振数ではソフトバンク1176、オリックス1175とほぼ同数だったのに、防御率では3.07、2.84と差をつけられてしまった。その結果、3年連続リーグ1位を堅持したチーム防御率も3位へ転落しました。
だもんだから、新任の斉藤投手コーチがV逸は投手陣の低迷と結論づけ、その主たる原因に12球団最多でオリックス投手陣と約100個の差をつけられたフォアボールに求めることは、容易に想像がつきますし妥当な判断とも思えます。
ただし、僕の中にはこんな思いもあるんです。
むやみやたらに四球削減してしまえば、ホークス投手陣が持つ本来の力が逆に損なわれる。
そんなシナリオも考えられるのでは?ということなんです。
上記の記事にもあるように、斉藤コーチも「四球=悪」と決めつけてはいないようですので、そのあたり上手く舵取りされるのかなと思いますが、どうして四球削減すれば若鷹軍団投手陣の特徴が失せてしまいかねないと僕が思うのか?そのことをざっくり説明していきたいと思います。
まずは、下記表をご覧ください。
...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2023』でどうぞ。
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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。あなたの野球観戦の「良き伴走者」を目指して。月10回以上を所収。ただいま新規読者さん募集中!
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