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【野球の構造】同じ得点圏でも生還率が50%も違う話

得点圏は本当にチャンスなの?

野球で言う得点圏は、本当に得点圏ですか?

じつはノーアウト2塁のとき、ライト前ヒットで2塁ランナーが生還できる確率は、たったの35%なんです。

こんにちは。野球好きのshibakawaです!

Slugger特別編集『プロ野球オール写真選手名鑑2021』、楽天ページの製作に参加しました。

この番組は野球専門メディアに寄稿歴もある私が、イーグルスを始めとしたプロ野球の話題をあれこれ語るチャンネルになってます。

さっそく本題にいきましょう。今回のテーマは得点圏、です。

ランナーが2塁に進むと、みなさん、スコアリングポジションというイメージになりますよね。応援席からもチャンステーマが流れてきます。

でも本当にチャンスなんだろうか?という話です。

ヒット1本で2塁ランナーが生還する確率

得点圏と聞くと、外野にシングルヒット1本出たら、2塁走者はほぼ必ずホームに帰ってくる。そういうイメージが強いリスナーさん、多いと思います。

でもね。これ、僕が毎日コツコツ、眠い目をこすりこすり集計した結果なんですが、今年のパリーグは61%でした。

たぶん、ほとんどの野球好きのイメージは80%ぐらいなんじゃないですか。それが61%。じつに微妙な数字ですよね。

今年ぼくはパリーグの数字しか追っていませんが、ここ何年か色々調べてきて『60%前後』という数字は、おそらくNPBの平均値と思われます。メジャーでもちょっと古いデータですが、2012年2013年は59%だったとSlugger14年7月号で紹介されてました。

しかし61%はあくまでも平均値であって、状況で数字は大きく変動するんですよね。

たとえば、アウトカウント。0アウトでは41%、1アウトでは51%、2アウトでは・・・

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