最近(2024年夏)Claude3.5 Sonnetさんが優秀すぎて怖い件
初めて生成AIに課金した。最初はChatGPTさんに遊んでもらっていたのだけれど、Copilotもそうだけれど、どうも、しっくり来ないというか、AIを活用する未来というのは、まだまだこれからだな、と感じていた。ミスやエラーが多すぎて。
ところが、Claude3.5 Sonnetが、スゴイと聞いて。
試していたら、
もうドはまり。課金までしちゃった。
例えば、「キュビズム」って結局何なんと思って、ちょっと気まぐれにClaudeに聞いてみた。「リアリズム」との違いは何だろうと思いついて、質問してみたら、こんな答えが一瞬(数秒)で返ってくる。
では、右側にまとめてくれたものを、そのままコピペしてみる。
キュビズムとリアリズムの比較
1. 現実の捉え方
リアリズム:
現実をありのままに、客観的に描写することを目指す
一つの固定された視点から対象を観察し表現
キュビズム:
現実を分析し、再構築することを目指す
複数の視点から同時に対象を捉え、表現
2. 表現技法
リアリズム:
正確な遠近法、陰影、色彩を用いて立体感や質感を表現
写実的、精密な描写を重視
キュビズム:
対象を幾何学的形態に還元
平面性を強調し、従来の遠近法を無視
コラージュなど、新しい技法を導入
3. 時間と空間の扱い
リアリズム:
特定の瞬間を切り取って表現
三次元的な空間を二次元平面上に再現しようとする
キュビズム:
時間の経過や動きを一つの画面に表現しようとする
空間を分解し、再構成する
4. 芸術家の役割
リアリズム:
現実を正確に観察し、忠実に再現する「目撃者」的役割
キュビズム:
現実を分析し、新たな視点で再構築する「創造者」的役割
5. 鑑賞者への要求
リアリズム:
作品を見て、描かれた対象や場面を直接的に理解することを期待
キュビズム:
鑑賞者に積極的な解釈と想像力を要求
複数の視点を統合し、作品の意味を構築することを期待
6. 哲学的背景
リアリズム:
客観的現実の存在を前提とする
芸術は現実を正確に反映すべきという考え
キュビズム:
現実は主観的で多面的であるという考え
芸術は現実を再解釈し、新たな視点を提供すべきという考え
7. 歴史的コンテキスト
リアリズム:
19世紀中頃に主流となり、写真技術の発展と並行
キュビズム:
20世紀初頭に登場し、科学や哲学の新しい考え方に影響を受ける
これを、ほんのわずかな、10秒も経っていないんじゃないかな、すごいスピードでまとめてくれる。すごっ!怖っ!恐怖まで感じてしまう「なめ猫」・「ビーバップハイスクール」世代の国文科卒。
更には、
なんて解説まで。
これがどこまで正しいのかを今のところ私は判断できない。アートは門外漢だから。しかし「考える材料」にはなる。実際のところはどうなのか、もっと両者の違いについて、キュビズムとは何かについて、益々知りたいと思えてくる。
参考までにCopilot(無料版)だと、時間をかけながらゆっくりと、こんな答えが返ってくる。
それなりに、それなりなんだけれど、無料版だし、まあ、こんなものか。
それに比べて・・・Claude先生の日本語の表現力は全然違う。
これから、Claude3.5 Sonnet先生への課金は、しばらく続くだろう。
Claude先生に、何ができるのか、まだ私自身ちゃんとわかっていないまま使っているところがあるので、いろいろ試してみたい。
またこれから、Claude先生がどう進化していくのかも、追いかけていきたい。
いつの間にかClaude「先生」って呼んでしまっている。
最初、何が痺れたかというと、日本語の表現力である。
もちろん、間違えることもあるし、いい加減な答えが返ってくることもあるのだけれど、
でも「わたしの思考の壁打ち相手」として、こんなに優秀な存在はこれまで無かったので、思わず記事にしてしまった。
これからも追いかける。
ド素人の私が、AIをどう使いこなしていくのか。まだまだこれから。
沖縄返還の年に生まれたじじぃが、Claude先生と一緒に何を生み出すのか。
どうか続きをご期待下さい。具体的にどんなお役に立てるかはわかりませんが、活用のヒントにでもなれば幸いです<(_ _)>
おまけ
ちょっと前に、ChatGPTに聞いてみた「本居宣長」。今はもっとまともな答えが返ってくると信じたいが最近さわっていない。