現在大発生しているカメムシの生態と対策について
皆さんカメムシは知ってるでしょうか?そうあの嫌な臭いを出すアレです。
近頃カメムシがあちらこちらに大量発生しています。嫌ですね。
私も洗濯物にカメムシがついていると発狂してしまいます。
そんなカメムシについて生態や、対策、何故大量発生したのか説明していきたいと思います。
カメムシの生態
カメムシは約8000種類ほどいて世界中に広く分布しています。特に温帯地域、熱帯地域などで多く見られます。
【卵】
メスは植物の葉や茎に卵を産み付けます。
卵から出てきた幼虫は成虫と似たような形をしていて、幾度かの脱皮をして成虫になります。
そして幼虫の食料は植物を食べながら成長していきます。
成虫は春から夏にかけて、活発に活動して交尾を始めます。その後に卵を産み付けてどんどん数を増やしていくのです。
【被害】
大体のカメムシは植物の汁を吸う植物食性です。主に作物や野菜、果樹などの汁を吸うので農作物に多くの被害を与えてしまいます。
中には捕食性のカメムシがいて益虫にもなる種類もいますが農作物に被害が与えてるイメージが強いので、知っている方は少ないかもしれません。
何故大量発生したのか
では大量発生している原因は何なのか。定かではありませんが、気温の上昇によるものと言われています。
2023年の夏は特に暑いと言われていてカメムシは暖かい気候だと活発に動くのです。そのせいで数が増えた可能性もあるとの事です。
さらに、冬はまだ暖かいと言われていたので、カメムシが冬をこして生き残り、数を増やしたとも言われています。
カメムシの対策
根本的な解決には至りませんが対策には様々な方法があります。
【物理的な対策】
隙間などを作らないようにテープなどで塞ぐ。網戸に穴が空いているのであれば、補修をする。光に群がる習性があるので夜は電気を消すなどが対策としてあります。
【捕獲】
捕獲といっても素手で捕まえるのは手がすごい臭いがするのでオススメしません。手袋などをつけて外に放りなげるようにしましょう。
【忌避剤】
カメムシ対策用の忌避剤もあります。市販の忌避剤は持続的に効果があるもの多く、定期的に交換することで効果を発揮できます。
カメムシはミントやレモンの臭いを嫌うと言われています。この臭いがする植物を家の周りに設置するのも効果があるようです。
以上カメムシの生態、対策などを解説してみました。
感想
私も職業柄カメムシのクレームについて悩まされています。
最近マンションの住人から、カメムシ何とかしてほしいなどのクレームは多いです。
その度に現場に行き、処理しますが次の日また大量に発生していてキリがありません。
忌避剤を置いたりしていますが、経費もかかるので、大量には置けません。
根本的な解決が見つからないままですが何とか対策をとっていくしかないと感じています。
とりあえず1番言いたいのがとにかく臭いがきついです。鼻が曲がりそうになるのであの臭いだけは止めてほしいものですね。
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