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滋賀♡瀬田から石山寺までのんびり散歩
5年前になりますが、長女が第二子を出産したので、
滋賀県大津市の瀬田に手伝いに
行きました。
1週間ぐらいでしょうか。
長女が住んでいる家に泊まり込みで。
上の子は、まだ1歳半だったので、目が離せないし、
生まれたばかりの子は、当然ながら夜泣きもすごかったので、
娘を少しでも休ませようと、上の子連れて公園行ったり、買い物に行ったり料理を作ったりの毎日を過ごしました。
久しぶりでもあり、1歳半の子の相手をするのは思っていたよりも大変で、
自分の体力もだいぶ落ちてきたのだとつくづく感じてしまいました。
そんな時、5分ほど歩いたところに日本三大名橋のひとつである
『瀬田の唐橋』があることを発見しまして、いい事を思いついたんです。
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「そうだ!毎朝散歩しよう!」と。
早朝、皆が起きる前なら10分いや15分ぐらい大丈夫だろうと思い、
それから毎日の朝の散歩が始まりました。
そぉっと起きて、皆を起こさないように顔も洗わず、
しずかに、しずかに、玄関を開けて出て行きます。
まるで、家出少女か空き巣にでもなったかのようでした。
外に出るとまだ暗く、歩いている人もほとんどいない川沿いの道を
瀬田の唐橋まで歩き、時には、もう少し先の宿泊施設があるところまで歩き、
自販機で缶コーヒーを買って、川沿いのベンチに座り、
コーヒーを飲みながら日の出を見るという朝のルーティン。
大学のボート部なのか朝早くから練習していました。
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10月の朝のひんやりとした空気、瀬田川を往来するボートを照らしながら昇る朝日の美しさ、缶コーヒーのほろ苦さが、私の五感にエネルギーをチャージしてくレました。
この朝のルーティンのおかげで、毎日を乗り切ることが出来たように思います。
長女宅での生活も明日で終わりとなる日に、夫も来ることになり、
長女の伴侶も仕事が休みだったので、夫とふたりで『石山寺』を訪れる事にしました。
長女宅からのんびり歩いて30分。
初めて訪れた石山寺の敷地はとても広く、どこか幻想的な雰囲気がありました。
紫式部が源氏物語を書いた場所だそうです。
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もう一度訪れたいと思う場所は、そうそうないのですが、
私にとって石山寺は、何度でも行きたいと思えるところです。
紫式部が主人公の大河ドラマ『光る君へ』では、
石山寺もたびたび登場しています。
次に石山寺を訪れるときは紫式部の生き方と合わせて
見れるのではないかと、楽しみでたまりません。
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