【蓮ノ空感想文】蓮ノ空の魅力:「生きていること」と「変化すること」
「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の魅力についての感想文です。
2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜を見た結果、蓮ノ空のメッセージをこれでもかと浴び、その熱を伝えたく書いております。
ライブ、本当に最高でした!!!!!
関わった皆様、ありがとうございます!!!!!!!!
1. 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
最初に、蓮ノ空について軽くおさらいさせてください。
①「蓮ノ空とは?」
「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」とは、ラブライブ!シリーズの1作品です。これまでの作品のように、スクールアイドルとして活動する女子高生たちの物語を描きつつ、Vtuverのような配信活動も行っています。
②「蓮ノ空の独自性」
蓮ノ空について語る際、特筆すべきことにリアルタイム性が挙げられます。以下、公式ページより引用。
つまり、、、
キャラクターたちは、私たちと同じように年を取り、
その時間をかけて成長し、
そして、卒業していく。。。
ということです。
蓮ノ空は先日、1周年を迎えたのですが、(㊗🎉🎉🎉)
このタイミングで本当に先輩が卒業しています。(沙知先輩……)
時間経過で卒業していく流れ、やばくないですか??
時間軸に対する不可逆的な変化、諸行無常さが、
蓮ノ空というコンテンツにしかない独自の色を持たせています。
③「蓮ノ空に興味があるんだけど、どこから始めたらいいの?」
音楽に興味がある方:
各種サブスクリプションサービスにて、関連楽曲が配信中です。
キャラ・ストーリーに興味がある方:
公式Youtubeチャンネルにて、アプリのストーリー動画が配信中です。
(動画として公式が用意してくれているの、ありがたすぎる。。)
今、この時間にも進んでいく物語を楽しみましょう。
2. 蓮ノ空が持つ宿命
蓮ノ空は、時間の変化という不可逆な変化を常に持ち合わせています。
春になれば新入生が入学し、
夏になればさらに仲間が加わり、
秋・冬には負けられない大会があり、
次の春には3年生が卒業する。
そして、劇的な別れがあったとしても、彼女たちの日常は続いていく。
「大きな困難があり、そこに向かって登場人物たちが頑張る。」
ここだけ切り出せばよくある物語です。
今の時代、スマホを開けば何かしらそんな作品に出会うことはできます。
ただ、そこからも続いていく日常を描く作品はなかなかありません。
例え辛い現実が襲ってきても、たまらなく嬉しい出来事があっても、
いつしか、それらは過ぎ去っていく。過去になっていく。
時間軸を現実と共有するということは、その宿命を抱えているのです。
これって一見すると、非常に無慈悲で残酷に思えませんか?
どんな出来事の後にも、本人の意思に関係なく常に変化が訪れる。
安らかで穏やかな時は一瞬で過ぎ、人生という荒波に揉まれ続ける。
まるで本当の人生みたいで、どこか救いがないような、、、
と、2ndライブを見るまで、私も心のどこかで思っていました。
(いや、だって、困難に立ち向かって絆を深めた103期のユニット無敵すぎません?そこに変化が来るのめっちゃ怖くなかったですか??!?)
そこに対して、真正面からカウンターパンチを用意してくれるのが、蓮ノ空です。
3. 蓮ノ空のメッセージ
変化に対して、蓮ノ空は表題曲『Dream Believers』で1つの解釈を私たちに与えてくれます。
2ndライブにて、新メンバーである104期生を加えた『Dream Believers』が披露されました。新体制9人での楽曲披露はそこが初であり、これからの変化に対して不安を感じていた私に、心の底からの楽しさとともに、蓮ノ空は「変化」をどう捉えているのかを伝えてくれました。
楽曲で描かれている「楽しいことを追いかけたら、失敗することもあるけれど、それも含めて楽しいじゃん。それがいまを生きるってことだよね。いつかは消えてしまう「いま」だからこそ行くんだ!」というまっすぐな意思。これこそ、蓮ノ空が伝えようとしていたメッセージでした。
「いま」の積み重ねが未来を作るという事実について、それまでも当たり前のように認識はしていました。
ただ、そこに対して「始まりを否定したら輝けない」「変化を受け入れて進んでいくことが新たな楽しさ、ひいては生きることに繋がる」ということをDreamBelieversは突きつけてきました。
人生を振り返って見ると、このメッセージは非常に腑に落ちます。
何か新しいコンテンツに触れるとき。
それこそ、蓮ノ空との出会いは人生における1つの「変化」であり、それを受け入れたからこそ、その先に楽しさが待っていました。
言われれば納得です。その通りです。
ただ、その事実にそれまで気付いていませんでした。
「いま」を積み重ねることの重要性からもう1歩先、
「生きることは変化することだ」という学びを蓮ノ空は与えてくれました。
変化した先の景色を、実際に目の前で見せてくれました。
この体験を与えてくれた蓮ノ空に対して、特大の感謝を。
(兵庫公演も楽しみ~~~~~)