見出し画像

高校生・高専生向け短期プログラミング集中講座 『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』レポート

こんにちは、e-とぴあ・かがわ広報スタッフです。 2022年夏開催の、高校生・高専生向け短期プログラミング集中講座『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』の様子をレポートします!

『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』とは、起業家・エンジニア養成スクール「G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)」発、中高生のためのプログラミングキャンプです。2日間でプログラミングやオリジナルアプリ開発に必要な技術を学び、3週間の製作期間で作品作りに挑戦します。

HTML、CSS、JavaScriptなどの基礎が学べる他、APIを利用したプログラミング応用や、アントレプレナーシップ(起業家的な精神)を学べる講座もあり、社会人向けのエンジニア講座とも見劣りしない本格的なカリキュラムが魅力です。

一日目はオリエンテーションから始まります。オリエンテーションではg’s campの講座内容の他に、生徒同士が学んだ内容を教え合って学習効果を高める「P2Pラーニング」についての説明も。参加者同士での助け合いが重要ですと強調し、アイスブレイクで参加者同士での自己紹介をしながら、交流を深めていました。

その後は早速HTML、CSS、JavaScriptなどの基礎講座を進めていきます。2日間でゼロからプログラミングの基礎を学び、かんたんなアプリを制作するまでを体験します。ゼロから2日で学ぶのは大変な情報量ですが、講座はテンポよく進み数時間でHTML・CSSのコードを書く段階に進んでいました。

2日間の講義の後は3週間で自主学習しながら自分の作品を作っていきます。情報交換にはslackを使い、オンラインでも参加者同士で助け合いながら作品作りが出来ます。

3週間後の作品発表会では、それぞれ自分の作品をプレゼンテーションしました。発表された9作品から、入賞した作品をご紹介します!

e-とぴあ賞を受賞した「家計簿アプリ」、実用的な物を作りたかったとのコンセプトで、ブラウザ上で動く計算フォームを作成しました。入力したデータを日付け付きで保存・削除も出来るのが魅力。データが上書きされないようにするのに苦労したとコメントしていました。審査員からは実際に欲しいと思えるような親しみやすいコンセプトが評価されていました。

講師賞には「ブラックジャック」アプリが入賞。トランプゲームのブラックジャックが遊べるゲームアプリです。ゲームルール通りに動くことはもちろん。CSSを調節してPCでもスマホでも遊べる様に調整し、読込中やゲーム中の処理など配慮した完成度の高さが評価されました。審査員からは作りたいと思ったものに根気よく向き合い、作りきったことが素晴らしいとコメントしていました。

最優秀賞にはブラウザ上で動くRPG風の「クエストゲーム」が選ばれました。プレイヤーの名前を入力し、モンスターとコマンド形式で戦います。攻撃方法が複数あったり、確率で大ダメージがでたり、回復アイテムも買って使うことが出来ます。審査員からは短期間でゲームの序盤を体験出来るレベルに作り込む根気と技術力、好きなことをやりたいという気持ちが伝わることが高く評価されました。

生徒同士が学んだ内容を教え合って学習効果を高める「P2Pラーニング」を取り入れた『G’s CAMP YOUTH』、発表会前にも参加者同士で教え合う様子が見られました。プログラミング学習をはじめた人の多くが強い挫折を経験すると言われていますが、はじめて学ぶ人同士で励ましあって学習する機会があるのはとても魅力的です。プログラミング学習をはじめたい中高生には是非おすすめしたいプログラミングキャンプでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?