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まずは「おなら」から始めよう

おならは何でできているの?

口から入った空気の8割くらいは血液→肺→息として体外へ出ます。(息組)
残りの2割ほどがおならとして肛門から出ていきます。(肛門組)
この肛門組の空気に何が加わるかによって臭さが決定します。

じゃあ、肛門組の空気に何が加わるの?

腸内細菌が食べ物をエサに、発酵を行って出すガスが加わります。
その腸内細菌ですが、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7が理想の割合ですが、
・肉食過多でタンパク質や脂質ばかりだったり、
・西洋型の食事ばかりだったり、
・糖質制限のし過ぎで食物繊維不足になっていたり、
・食品添加物や人工甘味料、砂糖の過剰摂取など
が原因で悪玉菌優勢となり、硫化水素(腐った卵臭)やアンモニア(尿のようなニオイ)やインドール、スカトールなどが作られ、臭いニオイが発生します。
悪玉菌優勢の環境では、乳製品や小麦製品、発酵食品の過剰な摂取も臭いニオイのもとを発生させます。
整った腸内環境で食物繊維をエサに作られるガスは、水素ガスやメタンガスなどの無臭のガスです。

それから、食べる速さや噛む回数も関係します。早食いは空気を多く吸い込むのでガスが多く発生します。よく噛んで唾液と混ぜ合わせることでも糖質の消化を助け、未消化の食べ物を大腸に送ることを防ぎます。

ちなみに私はお菓子の食べ過ぎで、おならの匂いがキツくなります。
添加物、悪い植物油脂(パーム油とか)、リン酸塩などが入り、悪玉菌を活気づかせるんでしょうねー。

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SIBO(小腸内細菌以上増殖症)やIBS(過敏性腸症候群)も臭いおならや、腹部膨満、下痢や便秘の原因となります。
しょっちゅうお腹にガスが溜まる人やおならの匂いがキツい人は、小麦製品や乳製品、ニンニク、玉ねぎや、いわゆる「腸活」に良いとされる発酵食品を控えてみるのも有効な手段です。低FODMAP食と呼ばれる食事ですね。

次回(かその次か)は、それを作って投稿しますねー。

#おなら #腸内環境 #悪玉菌

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