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ふりかけ、おうちでも作れるよ

市販のふりかけって買いますか?
私は以前はお弁当のごはんにふりかけたりして使っていました。
のりたま、たらこ、カツオ、ちりめん辺りが主流だったかな。
「おとなの」とか「しっとり」とか書いてあると、お!ちょっと高級?
と思って購入したことも多々あります。
今は買いませんが^^;

さて、食材の色々な組み合わせで、ミネラルが豊富なふりかけをカンタンに作ることができます。調味料は、醤油、みりん、水です。シンプルゆえに調味料の質にはこだわりたいところです。
今回は「アスタキサンチンふりかけ」を作りました。

・オキアミ(ツノナシオキアミ)
・削り節またはかつお節粉末(フードプロセッサーで粉状に)
・煮干し粉末(フードプロセッサーで粉状に)
・ゴマ(有機をおすすめします)
・アーモンド(荒く刻む)
・海苔(細かくしました)
海苔以外を全部フライパンに入れ、醤油とみりんとお好きな分量の水も加えて弱火〜中火で炒ります。最後に海苔を加えておしまい。
※鉄のフライパンで作ると鉄分も溶出してミネラル分が上がります。

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アスタキサンチンはカロテノイドの一種で(※)鮭、オキアミ、エビ、カニ、タコなどの海産物に多く含まれます。

「抗酸化作用」と聞くと、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10などを思い浮かべますが、このアスタキサンチンはこれらの数千倍😳の抗酸化作用があります。ビタミンCやEは自身が酸化されて細胞膜を守り、その後酸化型となって蓄積されることがありますが、アスタキサンチンは酸化されません。

アスタキサンチンを売りにした化粧品がありますが、「超」抗酸化作用で、紫外線による皮膚の老化、加齢によるシワに効果があるからです。アスタキサンチンを売りにした化粧品がありますね。

また、様々な研究で、美肌効果だけでなく、糖尿病患者のHbA1cや空腹時血糖の減少、炎症を促進するTNFαの減少、血圧降下作用、アディポネクチンの分泌、眼精疲労の改善、免疫力向上などに対する効果も確認されています。

推奨摂取量や上限値について
推奨量は特に設定されていませんが、上限値に関しては、サプリから摂るアスタキサンチンで1日18mgくらいを12週間つづけても、網膜などへの影響はみとめられなかったとの論文があります。

オキアミの栄養価 100gあたり
・アスタキサンチン(桜えび 生として)5.8mg
・エネルギー 86kcal
・タンパク質 13.8g
・カルシウム 350mg
・マグネシウム 110mg
です。
完成品が下の写真です!

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さて、市販のふりかけの気になる原材料にマーカーを引きました。やはりどれもアミノ酸等=グルタミン酸ナトリウムは含まれます。/(スラッシュ)より後が添加物ですので、酵母エキスとタンパク加水分解物は「食品」扱いではありますが、合成された旨みです。グルタミン酸ナトリウムは興奮性の脳の神経伝達物質をつくりますので、子供のイライラやキレるの原因になります。
カラメル色素、スクラロースもしれっと使われていますね。

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ちょっと気になったのが、〇乃舎の高級ふりかけです。⤵︎ ︎

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農水省のHPで調べますと、「風味調味料」とは、
“調味料(アミノ酸等)及び風味原料に砂糖類、食塩等(香辛料を除く。)を加え、乾燥し、粉末状、か粒状等にしたものであつて、調理の際風味原料の香り及び味を付与するものをいう”
とありますが、パッケージには「化学調味料無添加」とあります。ナゾです。

(※)カロテノイドは自然界に存在する黄色や赤色の色素で、
・カロテン類(人参、かぼちゃ、トマトなど)
・キサントフィル類(ほうれん草、鮭、オキアミなど)
に分類されます。

#ふりかけ #手作りふりかけ #アスタキサンチン  

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