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マニキュアを塗る時間

夜、マニキュアを。
一部剥がれてしまった指だけ除光液で落とし、
その指に再度同じ色で塗る。

「あ、この時間どうしよう」
と思う。

行き当たりばったり「今やろうっと」と考えて行動にした為、
マニキュアを乾かす時間に何をするか決めてなかった。

あぁ、どうしよう。

そう思っていたら、目の前に文庫本を見つけた。
先日から読み始めたエッセイ。
「なんて良いところに!」
と思い、早速手にしてそろりそろりと栞を持ち上げる。
ここでブックカバーに半渇きのマニキュアが着いたらたまらない。
丁寧にいくのだ。
・・・うまく行った。
読み始める。
かなりライトなエッセイだから、
5分で3篇位読めてしまう。

一端、栞をはさみつつ本を閉じた。
二度塗りしようと再びマニキュアを手に取り
大分乾いてきたであろう爪に再度塗る。

塗り終わり、再度本を読もうか、と思いつつ携帯を見て、
「そうだ、この様子をnoteに書いてみよう」
そう思って今これを書いている。

書き終わる頃、大分乾いているだろう。
まだ完璧とはいえないだろうけど、
そこにトップコートをつけて。
だから少し丁寧に作業しよう。

今度はちゃんと準備してから
マニキュアを塗ろう。

この待ってる時間、
他の人は何してるのかなぁ。
どんな準備をして臨むのかなぁ。
お茶を飲んだりするんだろうか。
テレビ観たりするんだろうか。

「今日はこの色にしよう」
という選ぶ時間の少しの楽しさ。
私は「この色にして来い」と指定されるような
職場に居た事が無いので、
色を選ぶ時はすごく楽しい。

いくつか持っている色は結構同じ系統だけど
数本だけ「この色、私の場合はいつ使う?」
って色も持っている。
それは自宅で殆ど人に会わない時とかに使う。
それもまた楽しい。

波があって、マニキュアしたい時と
全然気にせず色を付けない期間もある。
今は色を付けて居たい時。
もっと色んな色を付けたい気分。
今度外出する時にLOFT辺りで物色しよう。
必要最低限に近い位の外出頻度だから
外出した際に、一気に色んなものを購入する。
その購入予定リストに入れておこう。

そろそろ書き終わる。
トップコートを塗ろう。
速乾性あるものなので、少し動いても平気かな。
さてさて。

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