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良きメンター

良きメンターとはどういう人か。良きメンターは人に対して無頓着で何者にもなっていいと思っている人で、こうしなければならないといった囚われがない人だと思う。そして、あなたの今の状態を理解し、俯瞰的に捉えた上で気付きを与える人だ。

良きメンターに近い存在にはなかなか出会えない。私が会った良きメンターはこの記事の下部にリンクを貼ったような4人だ。また、これら4人の共通点はこちら。

良きメンターに出会って、私の人生は大きく変わった。私は大学で首席を取るような真面目で努力家な一面を持っているが、このように結果を出したのも、自分を信じられない気持ちから来ていた。何か成果を出さないと自分が存在できないと感じていた。特別となり周囲からの関心を集めたりできる自分になろうとしていた。このように常に罪悪感、劣等感、自意識過剰で心が休まることがなかった。良きメンターはこの意識をほぐした。これまで流されまいと必死に捕まっていた私の囚われを大丈夫だということを気づかせてくれた。

会話などから直接気付きを得ることの他に、メンターと思える人たちのそばにいて、もう一つ大きな気付きがあった。それは囚われをなくしている方が満たされているということだ。良きメンターたちは、みな子供のようであった。無邪気で何事も目をキラキラさせて取り組んだ。楽しんでいた。そして、結果として色々なことができた。スポーツもできれば勉強もできた。文武両道であった。何よりの特徴は、結果を意図的に出している、いわゆる専門分野というものでなくても成果を出していた。つまり、こうするとうまくいく、ああするとうまくいくといったことを考えないエゴがない状態で取り組んだことが、これまでにないものを創造をしていた。そして、その創造が狙っては得られなかったであろう効果を得ていた。

私が出会った良きメンターは皆サラリーマンで、何かの組織に属し、ルールを守っていた。みんなと同じような行動をしながらも、自由にイキイキと生活していた。

みんなといる時は普通であるが、判断力が違う。論理的に考えて戦略を立てて判断することもできるが、こういったことをしない。これまで集めた情報を風呂敷の上に出して、その中から鍵となる要素を見出し、一度忘れた後に、熟成させた後に、リラックスしている状態の時に閃く。

良きメンターは統合的な性格をしている。性格診断をすると全ての個性が当てはまるような、冷静でもあり、エネルギッシュな性格をしている。無個性である。かつ、ワクワクと自分の興味で物事に取り組み、理詰めも得意である。世の中を体系立てて判断できる。過去や未来に執着せず、何者にでもなれ、多くの人が良きメンターとなる人の周りにはいる。

ーーーーーー私が会った良きメンター4人ーーーーーー


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