没頭する人
寝食を忘れて何かに打ち込む人がいる。集中しだすと、何時間でもそれに打ち込む。寝ることも食べることも忘れる。
これは学生の頃だとよしとされることもある。長時間集中することを強要する場合もある。しかし、没頭することが生み出すのは破壊である。だんだんと自分が壊れていく。疲れる、やる気がなくなる、無気力になる。
没頭することは、不安だからその状態になる。何かできることを強要される。現実から逃避するために打ち込む。それによって多くのノウハウを得たとしても、満たされることはない。
好きなことをすれば集中する。没頭はしない。寝食を忘れるということをしない。好きなことは疲れたことに自然と気がつく。まだ体力はあるし、集中もできるが、一旦休むか、となる。
好きなことをすることは、より満たされることに繋がる。それは人と争わない。比較したりしない。自分がいいと思ったままに取り組む。無理をしない。すると、不安であったはずだが、不安がなくなっている。ユニークなものを生み出し、生活に困らなくなる。より満たされるようになる。
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