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急に長期出張が入ったときに短時間でチェックすべき5つの項目

  • 突然1週間以上の長期出張を命じられた

  • 長期出張は想定していなかったので家を空ける準備ができていない

  • 家を長期間空ける際に最低限チェックしておく項目を知りたい

突然の長期出張を命じられて出発まで日がなく、出発前に何をしておくべきかわからなくなった経験はありませんか?

2~3日家を空ける程度の出張であれば多少準備が整っていなかったとしても何とかなるものですが、2週間から1ヶ月もの長期間となると、帰ってきた時に取り返しのつかない事態になっているかもしれません。

今回は仕事で急に長期間家を空けなければならないことが頻繁にあった経験から、出張前に短時間でチェックしておくべきポイントについてまとめました。

★長期出張まで時間がない時にチェックすべきポイント

  • 電気、水道、ガスの確認

  • ごみの確認

  • ストックしてある食料品の確認

  • ポスティング対策

  • 着替えなどは最悪現地調達もできると割り切る


長期出張前に確認すべき5つのポイント


ガス、水道、電気の順で確認をする

急な出張の時は各公共料金の窓口に問い合わせている時間はありませんので、ご家庭でできる最低限の停止処理をしておきます。

基本料金はとられてしまいますが、そのままにしておくよりは経費を抑えることができます。

ガス


ガスの元栓を閉めておきましょう。

ガス給湯器などの機器は可能であれば電源を落しておくとなお良いですが、基本的には元栓を閉めておけば十分です。

ガスは出張当日にお湯を沸かしたり、ガスコンロを使う予定がないのであれば前日にでも停止が可能なライフラインです。

「もう使わないな」と判断したらその時に止めてしまえば当日の確認事項が減ります。

水道


住居によりますが、アパートであれば水道の元栓がない場合がありますので特別な処理は必要ありません。もちろん、個別に元栓がある住居であれば閉めておきましょう。

ただし、『帰ってきたら水が垂れていた』ということがないように、蛇口が閉まっていることだけは確認しておきましょう。

私は水道の確認をおろそかにした結果、1ヶ月の出張から帰ってきたら風呂場の蛇口がわずかに空いていたために結構な水道代を請求されたことがあります。

普段はしっかり閉めている人でも、慌ただしい出発前はいつもより操作がいい加減になることが多いので改めて確認しましょう。

電気


ブレーカーを落としておけば十分です。

電気は出発のギリギリまで使うことがほとんどですので最後に停止処理をします。

出張当日の朝に実施することになりますが、出発の準備に手間をとられていると稼働中の電化製品がある状態で落としかねません。

故障の原因になりますので、電化製品は必ずそれぞれの主電源を落としてからブレーカーを落とすようにしましょう。

ただし、冷蔵庫を動かしたまま家を空けなければならない場合は冷蔵庫のある部屋のブレーカーは落とさないように気を付けましょう。

そのためにも、事前にブレーカーのスイッチがどの部屋に対応しているのか調べておきましょう。お名前シールを貼っておくとわかりやすくて便利ですよ。

ごみ出しをしておく

ごみは必ず出しておくようにしましょう。

ごみを出しておかないとどうなるか:1週間程度の出張のときですが、ごみの日の前日出発でしたのでごみ出しができず、結局そのままにして出張に行きました。 出張から帰ってきて、ごみを出そうとしたところ大量のコバエが湧いていました。 即ごみ袋を縛ることで部屋への拡散は防ぎましたが、やはり何匹かは逃げられました。その後の根絶に大層苦労したのを覚えております。

出典:私の体験談

1週間の放置でこれですから、1ヶ月となるとどうなっていたか・・・想像したくもありません。

もし、ごみの日の前日などでごみを出せずに出張しなければならない時は以下の方法をおすすめします。

  • 近所の人に依頼する→関係が良好であればこの方法がおすすめです。

  • 冷凍庫に入れておく→電気代はかかってしまいますが、虫が湧くよりマシです。

ストックしてある食料品を確認する

常温でストックできる食料品に関しては基本そのままでも問題ありません。
密閉できる容器やチャック付きの袋などでしっかり封をしておけば虫に食われることもありませんが、賞味期限だけはチェックしておきましょう。

ただし、冷蔵庫・冷凍庫についてはできれば空にしておきましょう。

ブレーカーを落として出発したいという関係もありますが、いくら食料保存に適した家電とはいえ1ヶ月以上生鮮食品をキープできるほど万能ではありません。冷凍庫にしても「冷凍焼け」で味が格段に落ちます。

また、ごみを冷凍保存して出発する作戦を取るのであれば空にしておいたほうがいいと思います。

冷蔵庫を空にしてしまうには醤油漬けや砂糖漬けなど、保存食として加工してしまう方法がありますが出発直前に都合よく材料があるとは限りません。

そんなときは「カレー」がおすすめです。余った食材や調味料をまるごと処理できます。

カレールーであればコンビニでも売っていますので、普段の生活でも処理に困った食材を消費するには最適です。

ただ、どうしても冷蔵庫を空にできずに出発しなければならないこともしばしばあります。その場合はつけっぱなしで出かけることになります。
そうなると電気代が気になるところですが、以下の計算式を見てください。

一人暮らし用の冷蔵庫(消費電力 約200W)を想定して: 200 × 30 / 12 = 500円 ※年間消費電力×1kWhあたりの電力量料金単価=年間電気代(目安) 上記の式は年間の金額ですので1ヶ月の代金に調整しています。

引用:冷蔵庫の電気代 -マイナビニュース

電力会社や冷蔵庫の型にもよりますが、約500円が1ヶ月の冷蔵庫稼働料金です。

このコストをどう見るかですが、私はそこまで気になる値段ではないと思っています。

結論として、冷蔵庫を空にできる余裕があればカレーなどでまとめて消費し、余裕がなければ冷蔵庫だけをつけっぱなしにして出かけるということになります。

食材を放置しておくのは個人的に嫌なので、冷蔵庫は空にするようにしていました。

ポスティング対策をしておく

1ヶ月以上部屋を空けておくと大量のチラシが郵便受けに溜まってしまいます。

チラシの滞留は不在の証明になるだけでなく、大量のチラシで郵便受けが開いてしまい、個人情報を盗まれる危険性があります。

また、本当に必要な郵便物の紛失にもつながってしまいますので、郵便受けにはチラシ不要の張り紙をしておきましょう。

集合住宅であれば管理人に連絡しておくことで対応してくれますが、出張前夜の連絡では通じない場合もありますので張り紙で対処しておくのが無難です。

郵便受けが屋外にある場合は雨ざらしになって張り紙が剥がれてしまいますので、耐水性のお名前シールでポスティング対策をしましょう。

持ち物に関しては最悪現地調達ができると割り切る

家のこと以外にも、出張先に何を持っていくべきか悩みますよね。

ただ、持ち物が決まり切っているならともかく、出張の期間によって持ち物が変わることもあるかと思います。

スマホや財布など代用が効かないものについては普段から持ち歩いているので問題はないのですが、着替えやトラベルセットなどはつい忘れがちになります。

そんなときは最悪現地調達できるから大丈夫と割り切ったほうがいいです。

本当に持っていくべきものが定まっていれば、意外と困らないものですので。

まとめ


★準備期間のない長期出張でやっておくべき最低限の対応

  • 電気、ガス、水道は可能な限り止めましょう

  • ごみは出しておきましょう。無理なら冷凍保存をするか近所の方に頼みましょう

  • 個人情報を守る意味でも、ポスティング対策をしておきましょう

  • スマホやパソコン、財布以外は現地調達もできるのでほどほどに

あらかじめ期間が指定されていれば十分に準備した上で長期出張に臨めますが、残念ながら会社はそこまで考えてくれません。

自分の身を守るためにも、家を空ける時には普段から準備しておきましょう。

以上です。


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