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【下書き供養①】テニソニは武道館を「夢がかなう場所」にした

(※今回の投稿は、2022年7月当時に書いたまま保存されていた下書きに加筆・修正したものです。時系列がおかしい部分もございますがご了承ください)

こんにちは!今日もご覧いただき、ありがとうございます。

さあさあ!!行ってまいりました!!TENIPURI SONIC、通称「テニソニ」!!
コロナ禍でテニプリに再燃して早2年。テニフェス(テニプリフェスタというライブイベント)のDVDもいくつか観て、「いいなぁ、行ってみたいなぁ…でもこんな出演者多くてステージ上がギチギチなイベント、しばらく無理だよなぁ」とずっと羨ましく思っていました。昨年立海のベスフェス、20周年イベントといくつか参加はしていたのですが、実はずっと私の中で消化しきれていない想いがひとつありました。

「許斐先生に会いたい!!!!!」

全ての創造主、我々の教祖(笑)である、「テニスの王子様」シリーズ原作者の許斐剛先生。ある意味でどんな声優さんよりも、どんなミュキャスよりも、ずっとずっとお会いしたいのが先生でした。

そんな中である日突然発表された謎のイベント「テニソニ」。要は今まで開催されたテニフェスや先生のソロライブ、テニミュのドリライなどの要素を全て集めたようなスペシャルイベントということでした。当然先生もいらっしゃるということで、かつてない程に楽しみにしていたのでした!


まあ、もう何というか…すごかったね…(笑)「ここはディズニーランドかな?」みたいな。確実に「ヲタクの夢が叶う場所」になっていた。

諸々端折って一番皆さんが(そして自分も)喜んでいたところについて語りますが、やっぱり「2次元×2.5次元×3次元」が交差したあの時間!!

まず許斐先生とまぴリョーマが出てきて「青学テニス部に捧げるヤッホー」を披露。この時点でなぜか泣きそうになった…先生とリョーマが「存在する」(と書いて「いる」と読む)と思って、他の漫画では絶対に有り得ないであろう、生みの親と愛すべきキャラクターの次元を超えた共演にやはり一番感動しました。

まぴリョーマもどんどんクオリティが上がっていって、遠目に見ていた時の立ち姿とか、めんどくさそうに帽子を被り直す仕草とかがもう完全に越前リョーマだった。最初に出てきた頃はまだ赤ちゃんだと思っていたのに…(?)いつの間に越前リョーマになっていたんだまぴ…

先生の「オーイェー、桃!」などの呼びかけに応えて出てくる青学レギュラー陣も続々と登場。手塚とかサクッと気軽に呼び出せるのはこの世で許斐先生だけだよ(笑)この後のテニミュ感想記事でも書くつもりですが、当代青学も1年前よりずっとキャラクターそのものになってきていて嬉しかったです。


そして、これを観にきた!!と思ったテニミュキャストとアニプリ声優のコラボコーナー。まずはまぴリョーマ&らいま金ちゃんによる「50/50」!!! ミュキャスが歌うアニメのキャラソン、まずその時点で最高ですし、東西ルーキーズなのもアツいし、女性声優の曲を原キーで歌ってくれてるまぴとらいまにも感謝だし、そもそも選曲が神がかっている(ベタ褒め)実在するんだね、東西スーパールーキーズって…

続くはアニメのゆうさん&ミュージカルのらいまによる金ちゃんメドレー!! 「ゴンタクレ」ってこんなに泣ける曲だっけ…いざ歌詞を噛み締めて聞くと涙が出る…からの「勝ったモン勝ちや」も泣けました…ドリライ2020が中止になってそのまま卒業になってしまった3rd四天キャストたちですが、らいまが金ちゃんとして出続けてくれていることによってこんなミラクルが起きたよ…ただやはり大声で「ホホホイホホホイホホホイホイ!!」を叫びたかったし、「ドンドンドドドン四天宝寺!!」も届けたかった。

次元が交差する2人の金ちゃんによるパフォーマンス最高でした。お二人とももう「魂」が遠山金太郎だからさ…どっちがどうとかじゃないんだよ…ゆうさんもらいまも金ちゃんのことを大事にしてくれてありがとう…って私はどの立場………

続くは井澤リョーガによる「Orange」!! いやもう大袈裟じゃなく、武道館1万人のうち9500人くらいは井澤勇貴の越前リョーガに恋したでしょ…私もその後しばらく井澤ばっかり追ってしまって…「あれ、私…まさかアイツのこと…///」ってしばらく自分の気持ちに抗いながらペンライト振ってましたもんね。でも私が好きなのは井澤じゃなくてあくまでも「井澤の演じる越前リョーガ」だし!! かっ、勘違いしないでよねっっ///  

終演後の「越前リョーガは俺が伝説にする」みたいな発言も含めて最高でした。もう既にだいぶ伝説です。それはともかく、歌もダンスも上手いし、これマモちゃんの歌のはずだけど井澤のソロ曲だったっけ??と思うレベルに似合っていました。次回のテニソニやテニフェスではマモと一緒に歌おう!!

続くは手塚コーナー。この辺りから某ゲストの存在を思い出して心臓がドッキドキでしたね…(笑)置鮎部長による「油断せずに行こう」よかったな〜置鮎さんが歌うとなんだか優しい歌に聞こえる。改めて歌上手すぎる! そしてけんとの「Never Surrender」も良かった。キーが上がったり下がったりけっこう難しい曲だと思うんだけど、歌いこなしていたのはさすがだよね…この曲とDecideがザ・手塚っていう感じで私は特に好きなキャラソンだったので、けんとの声で聞けて幸せでした。

ここで「例のあの人」が続くか…?と思いきや、出てきたのは怜也!! イントロで皆さんギャーーーーっとなっていた名曲「チャームポイントは泣きボクロ」!!!!! この曲は振り切って歌わないとスベるので(笑)ある意味で歌うのが難しいと思ったのですが、間奏の「かなりキレが、フッ!ハッ!」のあたりの台詞まで完コピしてくれて最高でした。さすがテニプリヲタクりょやべ! 

次の曲もイントロで思わず歓声が漏れまくっていましたが「氷のエンペラー」。と、いうことは…?とソワソワしながら聞いていましたが、1番をりょうやが歌って、2番で登場かとべ様!!!!!!! ウ、ウワァァァァ!!本物だァァァァァ!!!と素人のような反応をしてしまいましたが、そのくらいのレジェンドが登場して現役跡部と共演してくださって最高にテンションが上がった瞬間でした。現役の頃からだいぶ経っているとはいえ、「20年後の跡部景吾」といった風貌でカッコよかったですね。わざわざ髪を外ハネっぽくしてくれてたし(笑)20年後は跡部財閥を継いでるのか、プロテニス選手になっているのか…かとべ様の解釈も聞きたい。

そのまま当時の名曲「俺様の美技にブギウギ」を披露。あの、ピロリーン♬っていうイントロのさわりだけで会場中がギャァァァァァってなるのはすごい。私の心も一瞬で雌猫に早変わり(笑)そしてアニメのキャラソン「俺様の美技に酔いな」まで歌ってくれるサービスっぷり。いまって2005年????

「さて、跡部タイムも終わったし、いよいよ…」という空気の中、満を辞して城田優が登場!! いきなり歌ったのが「夢をつなげ」だったのでまたビックリ!! そんな…覚えてるんか……こんな古い曲を…?と思ったら、当時号泣してしまって歌えなかったリベンジをずっとしたかったんだとその後のMCで話していました。え、意外と可愛いところあるじゃん…

そして再びかとべ様も登場し、「まさか…!?」と会場が固唾を飲む中で始まったのは、関東氷帝戦の名場面でのあの曲「一騎討ち」!!!! リアルに崩れ落ちるヲタクも多数いたとかいないとか(笑)「油断せずに行こう」と「氷のエンペラー」のリミックスで、ただでさえお互いの曲に引っ張られて歌えなくなりそうな難易度MAXの曲なのに、十数年の時を経てグラミュにもガンガン出演するような人気俳優になってしまった2人の歌うその曲は「ここ、帝劇だっけ…?」と思わされるほどのクオリティになっていました。ここはどこ…?2005年…?それか令和の帝国劇場…?どっち…?え、武道館………???

シンプルに感動の拍手に包まれた会場の中で響き渡るのは、手塚vs跡部戦のBEST GAMES!!のテーマ曲「永遠」。この時が私的にはこの怒涛のメドレーのクライマックスというか、ゾゾゾゾゾっと感動+ある意味の恐怖で鳥肌がすごかった(笑)城田部長とかとべ様の関東氷帝戦…しかも2人が演じたあの試合のイメージソングとはいえ、比較的新しいアニメのキャラソンを…?お二人が今日のためにわざわざ覚えてきてくれて…?と現実に頭が追いつかなくてかなり混乱しました(笑)

本当に皆さん口々に言っていましたが、「これは夢か…?」と。ヲタクが産み出してしまった都合の良い夢とか、死ぬ直前に見える走馬灯なんじゃないかと思うレベルに「ありえない」出来事なんですよね。「奇跡」なんて言葉ですら安っぽいくらいの、もンンンンンンのすごい出来事なんです(笑)


テニソニが決まって、加藤和樹・城田優の両名の出演が確定したときに「一騎討ち歌ってほしい〜」「永遠歌ってほしい〜」といった意見はTwitterでたくさん見かけましたが、そういうヲタクの願望って大抵は叶わないものだと思っていて(笑)偉い人が硬い頭で決める演出、大物になってしまったかつてのミュキャスが、そんなわざわざヲタクの戯言なんか叶えてくれるわけないじゃん〜と思っていたのですが、すっかり忘れてました、「これ、テニプリだった!!!」

だってテニプリだもん。そりゃ何でも叶うわ。だって許斐先生だもん。メール一本で城田優を呼び出せて、歌い終わった2人に「お疲れ〜」って出てくるわ(笑)だってハッピーメディアクリエイターだもん。ヲタクが喜ぶことなら何でもしてくれるわ。

願い事って口にすれば叶うんだな…みたいな基本的な感動がここにはありました(笑)観たかったもの全部見せてくれた。ここ、ディ●ニーランド????(二度目の確認)


言わずもがな、声優さんたちのパフォーマンスも素晴らしかった。リョーマと桜乃のPiece of Mindも生で聞けて嬉しかったな〜〜!応援上映に慣れ過ぎたヲタクたち、すぐさまペンライトをブルーとピンクに変えて、曲の後半では黄色のペンラで十字架を作る(笑)公演後にアップされた純ちゃん、美佳子ちゃん、まぴリョーマの3ショットも最高だった…まぴが大きく見えた(物理的に)

去年の立海ベスフェスの時に「声出せなくて辛い!!」と思いつつ聞いていた「だろい?」や「LASER BEAM」…やっぱり今年もまだ声出しでコールすることは叶わなかったけど、それでも楽しいんだからやっぱり名曲。楽しい思い出をレーザーと共にテイクアウトしましたよ…これ本当意味わからん名言だったけど英佑さんだから謎の説得力があった(笑)

白井さんと楠田さんのコーナーときたらやっぱり激ダサでしょう!!と思っていたら、始まったのがアカペラの「Joy to the World」だったので鳥肌が立ちました。竹内さんのこと、触れずにスルーするのもなんだか違うし、でもせっかくのお祭りでしっとりした空気になるのはきっと竹内さんだって望まれないだろうし…といろいろ考えていたのですが、ちゃんと歌で「忘れないよ」というメッセージを伝えるのがテニプリらしい。六角カラーの赤に一面染まった会場、どこかで見ていてくれたらいいですね。心配しなくてもちゃんと見てそうだな(笑)その後で激ダサ絶頂もしっかり歌ってくださったので、私の情緒がすごいことになりました…by断ち切り隊、キャラも中の人も大好き芸人なので…


ミュキャスが頑張ってテニパラの早口言葉覚えてるのも愛おしく思えたなぁ…普段踊らないアーティスターズのおじさまたちもテニプリサマー踊ってくれたり…あ、そういえばテニプリサマー前に「新曲だけどみんな踊れるよね〜?」という空気感になったとき、軽く踊って見せてくれる井澤リョーガがめっちゃ親切でよかったな………

あとは「ディスタンス」!!!! みんな大好き新テニミュの名曲も歌ってくれましたよね!!! 予想してなさすぎて「あれ、このイントロ、なんかディスタンスに似てるなぁ…」と脳が追いつかないほどのバグを起こしました(笑)新テニミュの曲だから4thのキャストが歌ってるのも貴重だし、声優陣やアーティスト陣にも「今は離れているけれど 心の中でハグしてる」と歌われてこんなに刺さるとは思わなかった! きっと城田優も心の中でハグしてくれてたはず!!!!(そうか?) 新テニミュの劇場だと手拍子しか出来なかったけど、武道館だから一緒に思いっきり踊れたのも良かった!


結局この日は楽し過ぎて、終演後に打ち上げをしていた友達と「なんかこのまま帰りたくなくない〜!?!?」とアドレナリンドボドボのままカラオケオールになだれ込みました(笑)…が、翌日寝不足による体調不良でもう大変なことになり、「アラサーはもうオール出来ないんや…」と学びました(笑)レボライの時はちゃんとホテル取ろうね☺️ 数時間寝て回復してカッスカスの声で推しとの生電話に臨んだのも良い思い出…でも本当に楽しかったな〜!!

本当にある意味宗教チックなジャンルだと思うんですよ、テニプリって。初めて「テニプリっていいな」の豪華声優陣によるコーラスを聞いたときに、若干恐怖と狂気を感じたのを今でも思い出す(笑)でも声優陣やミュキャスたちが許斐先生ワッショイするのはまだ分かるんですね、彼らは「テニプリによって収入を得ている人たち」なので。でも我々ヲタクは何なら「テニプリにお金を払っている」側なのに、こんなに楽しくて幸せで原作者を跪き崇めて奉っている(笑)

そういえば、テニソニについて父(テニプリ読んでた)に話したとき、「許斐先生が何か喋ったりしたの?」と聞かれ、ん?そりゃ当然じゃない…?と思ったのですが、「漫画家」の先生だからライブイベントに出たらちょっとトークぐらいするんだろうな、という感覚だったのかもしれません。だからちゃんと「喋るどころか歌って踊ってラップしてたし、何なら曲も作ってるよ」と返しておきました(笑)

小学生の頃に出会ったテニプリに、アラサーの今も生かされていることに本当に感謝した一日でした。大千秋楽の小野健斗じゃないけど、「許斐先生、大好き〜〜〜〜!!👋👋」を連呼しまくりました。

新テニの連載もついにW杯決勝だし、そろそろ連載も終わるんだろうな…と思っていたら「描き続けるよ」みたいな歌詞の新曲を出してくださって、連載はともかく先生はこのテニプリというジャンルを終わらせるつもりは全くなさそうなので、そういう意味でもホッとしたイベントでした。頭を空っぽにして楽しかった〜!とだけ言えるイベント、最高に幸せでした。ありがとうございました。これからも応援し続けます!


それでは皆さんもご唱和ください………

「テニプリっていいな!!!」


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↑ここまでが2022年から封印されていた下書き(笑)

投稿しようとして忘れてたんですかね。
2024年現在、まだ円盤化されてないよ!青学11代目は卒業しちゃったよ!

でも本当に楽しい祭りだったな。忘れた頃に円盤出していただいてもいいですし、また似たような祭りを開催していただけると非常に喜びます。

2年経っても思ってますよ、「テニプリっていいな!」

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