絵を習うということ


こんなこと書いていいのか、迷ったけど、モヤモヤするので、書いて、スッキリすることにします。

実は、私の友人に日本画家がいて、もう10回近くI展に入選しています。その人に、どうしてI展に所属したのか聞いた。
すると、超お金持ちの三親等の親戚が、現在もN展所属の大画家に師事ししていて、その教室が医師、弁護士、会社役員の奥様たちのサロンとなっている。全員、先生の巡回まで絵筆を取ってはならず、お気に入りは、先生がどんどん加筆していく。展覧会に出すのも、ほとんど加筆になることがある。みんな、先生の絵を1千万ぐらいのを平気で買っている。
月に一度は、先生を食事会でもてなす。高級フランス料理とかで。
教室のお茶菓子係も、持ち回りで、高級洋菓子を用意する。

というので、お金がかかるN展が怖くなった、というのです。それで、その友人は、都市部の、少数精鋭の有名絵画教室に入会し、結果を出せた、とのことでした。才能があったからだと思うけど。謙虚。その友人も、お礼代わりに、指導してくれる先生の絵を時々、購入しているそうです。
他の書道を習っている友人も、N展は先生からの引き立てで、入選が決まるといっております。

そもそも、どこかの会に所属しないと画家として陽の目を見ないのだろうか?そういうシステムなのか?
あんな大きな絵を描く場所もないし、保管場所もない。描く体力も、運ぶ体力も絵の具代もない。
友人は、搬入搬出用専用にワゴン車を買って乗っています。
畑仕事に使ってるのかと、最初は思った。

友人によると、最近は、絵が売れなくなっているご時世とのことです。絵で食べていくのは難しい。







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