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施設停電

年に1度の施設停電の日である。正式名称がわからないので調べてみた。「法令停電」と言っている人がウェブにいるが、総務省とかウィキペディアが検索上位にでてこないので、多分違うんだろう。「無停電年次点検」ていうのもあったが、結局よくわからなかった。花咲ビルからのお知らせには「電気設備法定点検」と書いてあった。

ビル内のすべての電源が切れるため、ビル内への立ち入りができなくなる。がんばって入っても、エレベータも動かないし、電子管理されている執務室への入退室もできなくなる。

個人的に毎年ワクワクするイベントの1つで)、停電前日と復電後は楽しみすぎて社内アナウンスを多めに流してしまうほどである。「きみたち、冷蔵庫にものいれとくとダメになっちゃうよー」とか「コンセント抜かないと滞留電源で壊れるかもよー(ってビルの人が言ってた)」という感じだ。

ちなみに冷蔵庫は真夏でもない限り一日くらい電源が落ちても大丈夫なことは実証済みであるが、そんなことは知らんぷりだ。ワクワクの押しつけである。

さて、やっと本題。

去年から社内機器の削減・業務用PCのノート化、システムのクラウド化とをコツコツと進めていて、たまたま先週プリンタサーバも廃止したため、出社して確認する必要がある機器は、電話とルータくらいになった。実際は、電話なんて何日か使えなくても大丈夫そうだし、ルータは予備があるので、「機器が故障しても業務継続できる状況」にだいぶ近づいたようである。さすがにONUあたりが壊れてネットが使えなくなるとしんどいが。みんなでテザリングとポケットWifiで業務する休み明け・・・想像するだけでも恐ろしい・・・。

ちなみに、大企業の停電対応は、電源OFFもONも全自動で、誰も出社しないのが常識という情報をゲットして、目からウロコ状態になった。無知というのは恐ろしいものである。

という、中年3人チームで復電対応した3連休の中日であった。

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