1113話の感想
ワンピース1103話までのネタバレ含。
「世界をつなぐ」。ワンピース、いよいよ始まった。
まずベガパンクの話を最後まで聞け! 考察はその後にしろ! 来週を待て! 今考えても意味ないぞ!
頭の中でアラームが鳴り響いているにも関わらず、考察が止まらない。
ベガパンクの2つの罪。
・パシフィスタの命令権の最高位をボニーにしたこと
・オハラの研究を引き継いだこと
順当に読めばこう。
これはあくまで世界政府から見た罪のことを言っていて、ベガパンクはおそらく↑の2つとも罪と思っていない。
むしろ本当の罪はマザーフレイムを作ってしまったことかも......みたいな葛藤があったりして。
この前置きは、さすがベガパンク。
これからの映像でどれだけとんでもない事実が暴かれたとしても、それで安易に誰かを恨んではいけない! という忠告。
↑魚人島編、憎しみを連鎖させない、というオトヒメたちの戦いは、
↑数百年前、つまりジョイボーイの時代にもあった戦い。
わし的には、復讐の連鎖を断ち切ることがジョイボーイの悲願だと思っているので、
「善悪を論じない」このベガパンクの忠告は絶対に必要なものだった。
そして明かされる、衝撃の事実!
ウォーターセブンでも年々水位が上がっていることは言われていたし、イム様砲の後、少し水位が上がったという話もあった。
ワノ国の大部分はなぜか海底に沈んでいる。
ロングリングアイランドは年に1度だけ島が繋がる。(これは水位上昇とは関係ないか)
ラフテル到達後、コーティングを生業とするようになったレイリーに、鯨の中で生きるクロッカス。
マリージョアに灯台があるというのもたった今知った。
あとはもちろん、ノアの方舟。
ここら辺が回収されると。
わしの考察的にはいずれポールシフトが起きて大災害(まあ大津波)が起きるという予想なので、
世界が沈むことはそこまでの衝撃ではないんだけど、
わし的にはポールシフトを起こすのはジョイボーイ側(ルフィたち)という考察だったから、
どうもベガパンクの話振りを聞くに、それが違いそう。
知られる不自由。これから流される映像のことを知られたくない人がいるということ。
つまり、必死に止めようとしている五老星たち。
てことは、五老星は世界が沈むことを世界に知られたくない。じゃあ
世界を沈めようとしている人=五老星たち
じゃん!
ということで、ルフィ達がポールシフトで大津波を起こすという予想は外れそう。
まあ、最後までベガパンクの話を聞かないことにはわからないのだけど......。
あと、世界が海に沈む=ポールシフト、も正しくないかも。
↑この会話、おそらくマザーフレイムの完成=戦いの終焉、という会話だから、
イム様砲フルマックスパワーが、世界を海に沈める威力なのかも。
ルルシア沈めた時もちょっと水位上がったけど、この比じゃないんだろうな。
じゃあ、世界政府はなんで世界を沈めようとしているの?という話だけど、
一番シンプルに考えると、世界が海に飲み込まれて、レッドラインにいる私たち天竜人たちだけは生き残ってハッピー! ということ?
わし的にはそうではないような気がする...…いや実際天竜人にはそう説明しているのかもしれない、いつか世界を沈めるけどあなた達だけは生き残れますよって。
天竜人たちが常に酸素マスク?みたいなのつけてるのもそのためかもしれない。
でも、ベガパンクがこう言っている。
事実は伝えるけれど、善悪は論じない。
ということは、世界政府がやろうとしてることに対して、ベガパンクもちょっと「一理ある」って思っちゃってない??
世界政府のやろうとしていることは、誰が聞いても「ひどい!」と思う内容だと思ってたけれど、そうではない。イム様にも何かしらの思想があり、正義があるっていうことが示唆されているような。
ベガパンクが善悪の判断に苦しむような思想は、自分たちだけレッドラインで生き残る、というような思想ではないと思う。
イム様、自分含めて人間を根絶やしにすることが青い星のためだと思ってる??
天竜人だけ助かると嘘をついて、20の国を味方につけて今の力を得たけど、その力を使って天竜人含めて全員殺す。
許し合うことで、復讐の連鎖は断ち切れるという信念を持っているジョイボーイに対して、
9007年生きてきたけどどうやったって人間の愚かさは治らないし、争いは終わらないから、もう自分達で終わりにしてしまおうというイム様。
ベガパンクのモデルは、人間の愚かさを誰よりも知っているアインシュタイン......!
なんかそんな感じかも......。
おわり。
以下、好きなコマ。
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